しのぶログ

高円寺阿波踊り『しのぶ連』の連中が日々の祭りを綴るブログ

阿波踊りニュース!

2006年05月26日 | 日記
6月に開幕するサッカーW杯を前に、国際交流の一環として
ドイツで阿波おどりを披露するイベントで、浴衣などに「卍」の柄を使わない衣裳を新調した。
ナチス・ドイツのかぎ十字に似ているためで、
おどりを披露する徳島県阿波踊り協会は「連想による余計な摩擦を避けたい」と配慮した。

 フランクフルト市など6カ所で阿波おどりの披露を予定しているのは、
徳島県阿波踊り協会所属の17連。
同県の木村正裕副知事を団長に、踊り手やお囃子(はやし)計30人を選抜。
22日から1週間、W杯観戦を目的に各国から集まる観光客に「阿波おどり」の魅力をPRする。

 ところが「ネオ・ナチ」の動きが懸念される今回のW杯で問題として浮上したのが、衣裳にあしらわれた「卍」マークだった。

 「卍」は江戸時代の徳島藩主・蜂須賀家の家紋で、
同協会所属の17連のうち、半数近くの連の浴衣や帯などにあしらわれている。
「卍」はナチスのシンボルマーク「かぎ十字」を裏返した形であることから、
外国で「阿波おどりはナチスと関係があるのか」と尋ねられ、
説明したこともあったという。

 「卍」が大きく入った浴衣の蜂須賀連の岡本忠連長は「卍はナチスより歴史が長く、いわれがあるもの。
しかし、楽しい踊りを披露する時なので配慮した方がいい」と、
衣装の新調に理解を示した。

 徳島とドイツは第1次大戦中に板東捕虜収容所(鳴門市)でドイツ兵捕虜が人道的に扱われ、住民と交流した縁がある。
その模様を描いた映画「バルトの楽園」が6月に公開予定。
W杯と映画公開を機に交流を図ろうと、ドイツでの阿波おどりが計画された。


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