真正会 本部・事務部 スタッフブログ

National Culture Day

11月3日は「文化の日」でした。この国民の祝日は「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」として定められています。
「平和への意思を基盤とする文化を発展・拡大させよう」って日ということで、日本の文化に触れに行ってきました。

今回触れてきた文化は、日本人なら誰もが知っている「金魚」
「金魚」って、立派な日本の文化なんですよ~。
金魚の歴史は前回のブログで簡単に触れましたが、室町時代末期に中国からやってきた金魚は、日本で独自の文化を育んできました。日本には身の回りに金魚に関するものが結構多く存在し、その代表的なものが、夏の風物詩でありお祭りには欠かせない「金魚すくい」がありますよね。ちなにみ、金魚すくいは外国にはありません(外国に金魚すくいがあったら、動物虐待と言われるかもしれませんね・・・)。

行ってきたのは、埼玉県加須市にある「埼玉県水産流通センター」で行われた「さいたま養殖魚まつり」

ここでは、毎年4月第1日曜日と11月3日(文化の日)に、県内で生産されている金魚、錦鯉、改良メダカに加えホンモロコの雑魚煮、ナマズの天ぷらなどの即売会が開催されます。
特に11月3日は、観賞魚の品評会も開催され全国から愛好家が集います。

当日は天気にも恵まれ、開場の午前9時には大勢の人で会場はごった返していました。圏央道が開通したこともあるのでしょうか、来場者の車を見ると、東京、神奈川、千葉、茨城、栃木、山梨と関東近県からたくさん来ていました。

さて、‟文化に触れる〟なんてちょっと格好つけてみましたが、一番の目的は「金魚の即売会」です

この即売会には、主に埼玉県内の養魚場が参加し、普段入手できないような高価で高品質な金魚が比較的安価で手に入るのです。

ここは3尾500円~1,000円クラス

ここは1尾5,000~6,000円クラス

ここは1尾10,000円~20,000円クラス

ここは1尾30,000円クラス

このクラスが欲しかったですが・・・到底手が出るわけありません
どれを見てみも「うゎ~、高い・・・」と思うかもしれませんが、金魚愛好家に言わせるとこの品質の魚体なら全然お買い得なようですよ。

さて、自分は渋~い感じの金魚が欲しかったので、「荻野養魚場」の銀鱗三色和金(当歳)2尾と更紗和金(当歳)2尾を購入。

けっこういい買い物ができましたよ~

それから品評会で賞を受賞していたのが、こちらの「平賀養魚場」の更紗和金。

ちなみに受賞した金魚も購入できるんですよ~・・・とてもとても手は出せませんが(写真右上を見て)

ということで、今回のブログも金魚ネタになってしまいましたが、金魚は、人が育てていかないといなくなってしまう存在と言われています。
生きる芸術品とも言える金魚は、その美しさの代わりに、自然界で生きるにはとても不便な体をしている弱者になってしまっています。もし、人が金魚を育てることをやめてしまうと、現在存在するほとんどの品種が失われてしまうそうです
と同時に、今金魚が存在するのは、日本人が金魚を守り続けた膨大な時間があるからなのです。
日本文化のひとつとしても、大切にしていきたいものです 
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