吹く風ネット

高校教師

 プライムビデオに、映画版の『青春とはなんだ』があった。主演は石原裕次郎になっている。原作が石原慎太郎だからそうなったのだろう。これは知らなかった。
 ぼくが知っている『青春とはなんだ』は、テレビ版の夏木陽介主演で、一連の学園ドラマの走りになったやつだ。
 日テレ系は、その後『これが青春だ!』や『飛び出せ!青春』などに続いていくわけだ。

 ぼくが高校の頃、その日テレ系とは、ひと味違った学園ものがあった。
 それは、加山雄三が主演した『高校教師』というドラマで、『青春とはなんだ』などの爽やか路線とは、まったく意を異にしていた。
 主題歌を歌っていたのが、夏木マリだったというのも、その当時の学園ものとは異質のものだったというのが伺えるだろう

『高校教師』は東京12チャンネルでやっていたものだった。そのせいか、当時、同じ12チャンネルでやっていた『プレイガール』の姉妹版と言われていた。
『プレイガール』と言えば、沢たまき主演で、お色気とアクションを売り物にしたドラマである。その『高校教師』も、姉妹版らしく、お色気とアクションを売りにしていた。

 出演者も、「これが高校生?」と思わせるような、色っぽい人が多く出ていたような記憶がある。高校生らしいと言えば、ぼくと同い年であるチャコちゃん(四方晴美)くらいだったろうか。

 このドラマは、ぼくたちの間で、けっこう人気のあった。理由は、毎回その色っぽい人たちが、アクション中に、スカートの中を見せてくれたからだ。そのため、ぼくたちはワクワクしながら見ていたものである。
 
 このドラマの最終回は、そのお色気路線とは違って、「こんな終わり方はないだろう」と思わせる、ショッキングなものだった。

 もう一度見たいドラマの一つだが、現在どこも配信をやってないようだ。

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