あるホームページを見ていたら、「少年」「少年ブック」「ぼくら」「冒険王」「少年画報」という名前が、目に飛び込んできた。これを見てピンとくる人は、60台半ばを超えている人だろう。
知らない人のために言っておけば、これらはぼくが小学生の頃に読んでいた、月刊誌(漫画)の名前です。
これらの月刊誌は、今の月刊誌と違って、豪華な付録がついていた。予告には、
「来月号は豪華10大付録付き」などとなっていた。たとえば、日光写真なんかはいつもどこかが付けていたものだ。
その他いろいろな付録があったが、ぼくが一番嬉しかったのは別冊本だった。本誌の連載マンガが、別の内容で1冊の本になっていたのだ。(たまに「別冊に続く」と、本編の続きになっている場合もあった)
そういう別冊本を持っていたら、今かなりの価値があるのだろう。そう思うと、今となっては、あの時捨てた「ビッグX」が惜しい。