中国地方、マダー? ……って明日あたりですかね。
この頃思うのですが、私日本の歴史小説って苦手かも(´・ω・`)。
実は私、広義で中程度な歴女(自己申告)で、それ関係のwikiとか読み始めると、リンクを辿り続けていくらでも時間が潰せたりします。あとこれははっきり言えますが「系図フェチ」。見るのも書くのも、必要があれば覚えるのもどんと来いです
こういう↓話題はめっちゃ好き。
エリザベス女王、在位期間が史上2番目 フランスのルイ14世に次ぐ
最初ニュースで「在位期間が2番目になった」とだけ見て、最長が誰なのかすぐには思い浮かばなかったのですが、名前を聞いて納得です。ルイ14世は即位時が未成年どころか幼児で、そのあと当時にしては長命だったので、次に即位したのが曾孫なんですよね……(この話は始めると長いので止めておきます💦)。
どちらかというと世界史、特にヨーロッパ関連がストライクゾーンですが、日本の古代史も好きですね。聖徳太子あたりから聖武帝くらいまで、以前はそらで系図が描けたんですが……今はどうでしょ?
ただこれが小説となると話は別。いざ興味ある時代や人物を描いた歴史小説を読むとちょくちょく違和感というか、しっくりこなさを感じるんです。
最近『新九郎、奔る!』(ゆうきまさみ、小学館)にハマっているので、この時代の小説を読んでみようかなと、全5巻くらいだった北条早雲ものの、とある小説に手を付けてみたのですが、1巻で挫折しました……(´;ω;`)。
でもまあ、気を取り直して。wikiをまた彷徨っているうちに見つけた、永井路子『姫の戦国』(永井路子歴史小説全集十二、中央公論社)に挑みました。北川殿(※新九郎=北条早雲の姉)や息子の今川氏輝が登場しますが、その氏輝の正室、寿桂尼が主人公の物語です。
以下ネタバレというか、史実で明らかなこととは別に作品の内容にも触れますので未読の方はご注意下さい。
ちょっと慌てていたので、かなりの速度で読んでいったせいもあったのかと思いますが、なにか物足りない感がありました。歴史的な事柄や、風俗慣習などはもちろんきっちり描かれているのですが、それにプラスされたドラマ成分が少ない気がして。
高校のときの日本史の先生が「(生徒に授業が)面白くないと言われるけど、歴史を教えているのであって『歴史物語』を教えているわけじゃない」とぼやいてらしたことを思い出します。そうそう、その『物語』の部分の面白さに期待してるんですよね。
漫画やドラマだと視覚的なものやそのメディア特有の表現手法があるので、いろいろ補える要素が多く、その分、歴史小説のハードルは元から高いのかもしれません。でも↑のヒロイン、悠姫=寿桂尼は公家の深窓の姫君にしてはちょっと俗っぽくて、あまり細かな心理が描かれていなかったように感じました。
う〜〜ん。
昔、『額田女王』(井上靖)を読んだときにはあまりこんな苦手意識はなかったんですが……変に突っ込む癖がついちゃったのかな。
橘三千代(歴史小説) - 潮路のとはずがたり雑記 **shioji's notes (←以前はこんなのも読んでたり)
……。
機会があったら、山岡荘八あたり挑戦してみようかなと思ってます。昔々、『徳川家康』の一部をパラ読みしたら面白かった記憶があるんで。
※作家の方の敬称は省略しております。
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