小さな、でもとても長い間続けている自宅アトリエから、暮らしの中でみつけた“花”を写真とともにつづっていきたいと思います。
この季節に毎年文旦を
いただきます。
黄色に豊かに色づいた文旦。
優しく冬のリビングで
香ります。
今年は寒さが厳しいですね。
いつもはしないで過ごす
手袋ですが、この手袋と
着れるだけの厚着をして
出掛けています。
時々弁松のお弁当、なかでも
カジキが懐かしくなります。
浜町の藤間御宗家に踊りの
お稽古に通っていた頃
お正月の舞初めには必ず
弁松のお弁当と手ぬぐい。
暁星の制服のまま婆やさんと
いらしていた幸四郎、吉右衛門
さんご兄弟。
御宗家のとなりに可愛らしく
座っていらした勘九郎坊や。
勘三郎さんが亡くなってしまい
儚くその頃を思い出しています。
散歩道、元気よく咲いて
いたのでパチリ!