小さな、でもとても長い間続けている自宅アトリエから、暮らしの中でみつけた“花”を写真とともにつづっていきたいと思います。
NFDのフラワーデザイナーになってから30年。
そんなに経つてしまったのかしら。
レッスンを始めたころは、ベアーグラス
を輸入している業者さんは一人だけ。
バスケット、木の実をスプレーで染めて
いました。
リボンはプリント地をカットして作りました。
やはり、ずいぶん昔の話しになってしまいました。
レッスンに来てくださる生徒さんに感謝!
レッスンを支えてくださっている先生方
に感謝!
いたらない私ですが、今しばらく
おつき合いください。
はかなけれどもくれないの
はなをたのみてまくたねや
三好達治
トルコキキヨウ レースフラワー 良部
デルフィニウム アリユウム デフエンバキア
ドットラッピングペーパー グラシン紙
白いラフィア
光の五月から水の六月。
農作業を皆やり尽くすと
云う解釈もあるそう。
五月女 紫陽花 桜桃忌 蛍
大学の入学祝いに、叔父から
贈られたのが太宰治全集。
叔父は哲学をやっておりますが、
凡庸な姪は、いまだその真意は
不明のまま、、、。
山下眞喜さんから今年も
作品展のお知らせをいただきました。
踊りたくなるような心浮き立つスカートを
創りつづける今村洋子さん。
バリのアトリエで竹の命で染める
白い布を創りつづけた秦泉寺由子さん。
美濃の工房で陶の可能性を
追い続ける山下眞喜さん。
三人展です。
代官山、自由が丘、表参道のショップが
どんどん丸ノ内や銀座に移ってしまい
寂しく思っていました。
麻布にこんな素敵なギャラリーが。
山下さんを囲んでお茶会も。
うおがし銘茶、松屋の方、茶の葉
のコーディネートをされている方。
お菓子はHIGASIYA 杜若。
夢のような時間でした!
久しぶりのギロッポン。
ギャラリーMITATEの行き帰り
ぐるぐるしました。
この辺りは、30年ほど前は
通りを少し入る、鬱蒼とした茂み
池が残っていたところ、
中沢新一さんの、アースダイバーを
読んでいて、勿論飛ばし読みですが、
東京の町歩きが楽しくなりました。
山下眞喜さんの器。
お土産にいただいた花立て。
五月雨に濡れる紫陽花ももうすぐ。