君を謳う
2014年01月18日 | 詩

あの日、君と飛んだ空
たくさんの山を渡り
大きな川を越えて
ふたりたどり着いた蒼い湖

仲間と逸れ二人不安もあった
飛び疲れて翼を休めているうち
この湖が好きになっていた
そして君のことを好きになってた
その日がいつかはもう覚えていないけど
“その日”から君と僕の百年の恋が始まったんだ

ピンク色の風が吹く春 水面が煌く暑い夏
木々が頬と葉を紅く染める秋 蒼く染まる白い冬
君と一緒に過ごした季節とたくさんの笑顔と涙
君とふたり見てきた風景と感じたココロ
君が暑い時は僕の翼で風を送って
君が寒い時はふたり温めあって
君の空が晴れの日も
君の空が雨の日も
僕は必ず傍に居ると決めたんだ
空は高く風は謳う 水は蒼く君が笑う
嬉しさも悲しさも 切なさも涙だって
全て君が僕にくれた世界
君が僕に“生きていこうよ♪”と言ってくれた世界

僕の瞳にはいつも君が居てくれる
僕のココロの中はいつも君で溢れているんだ
あの日一緒にココに留まる事を決めてくれた君に
お互いの瞳に映るふたりのココロと心の全てをこめて
~白鳥さんの歌~