来るとき二人
往くとき一人
なかなかケージから出ない君
なんにでも臆病でいつも後を付いて
慣れるととことんわがままで
でもマイペース
鹿児島から北海道まで
間違いなく君たちは 僕に逢うために産まれてきて
間違いなく生まれてすぐ日本で一番旅をしてきたね
アスファルトを歩くのが嫌い
怖がりなのに好奇心旺盛だから
立ち止まって恐る恐る匂いを嗅いで
進んでは止まって、あ!あそこ気になる!って
いつも振り返って名残惜しそうにして
ゆっくり時間のかかる散歩だったね
君の好きだった砂利道
なんにも無い砂利道の農道
最後は8日
奇しくもルーちゃんと同じ日
うちの家系は人は7日でワンコは8日かな
一番我慢して戦ったのも
いつも怒られるのにお風呂の残り湯を舐めちゃうことも
飼い主に似て暑がりなところも
風に吹かれて飛んでくる枯れ葉にビビっちゃうことだって
全部 内緒の内緒の内緒だね^^
LAYLA
アラビア語で「夜」って意味なんだよ
黒の差し毛がたくさんあって
ドイツ純血種なのにレッドではなかったね
灰銀色がメッシュで入って
トリマーさんに「また色変わりましたねー!」
って良く言われてたね^^
いつだって別れは突然で
「普通は最後は目は閉じれないんですが、レイラちゃんは閉じてくれました」
最後まで強かったね
きっと眠れていなかったから
ちょっとだけ長い眠りについて
最後はなにもかも夜に包み込んで優しく持っていったね
イリスと最後のお話しはできたかな?
イリスは相変わらず飼い主にベッタリで
君が帰って来ないから独り占めしているよ
でも、きっと気付いていると想うんだ
いつも譲って膝に乗って来なかった君
でも寝っ転がると真っ先に乗っかってくる君
おやつ貰えるから頑張って覚えたたくさんのコマンドも
飼い主の行動を見て先回りしちゃうことも
伏せしながら尻尾ぶんぶん振っちゃうことも
全部 秘密のヒミツのひみつだね^^
君が虹の橋へ向かう場所
とことこと君を助手席へ乗せ走る砂利道
歩くより楽ちんだね
純白に包まれて眠る君には
ゆりかごみたいだったかな
いつも以上にZARDが聴きたくなるのは何でだろうね
―息もできないくらい ねぇ君に夢中だよ―
―息もできないくらい ねぇ君が好きだよ―
やっぱり今までより眠れないし、寝ても浅いんだけどさ
なぜか見る夢が優しくなったんだよ
最後の最後まで世話がかかる飼い主だね
間違いなく君は世界で一番綺麗で可愛い美人さんでした
もうこんな美人さんは現れないよ
でもさ、いつかまた君と同じくらい美人さんが僕の前に現れて
一緒に暮らすことになった時は
「飼い主はまだわたしのことわかってないなぁ。
わたしの次くらいに可愛いけどさ、許してあげるよ。
モテる飼い主も大好きだよ」って笑っててね
僕は世界で一番 君を甘やかして
誰より幸せに過ごしてくれたと想ってるよ
最後の日
庭で一輪のみ赤黒の薔薇が咲いていて
それを君に携えて
少しだけ早かったけど
年取らないらしいから
ちょっとだけ待っててね^^
愛しいレイラへ
往くとき一人
なかなかケージから出ない君
なんにでも臆病でいつも後を付いて
慣れるととことんわがままで
でもマイペース
鹿児島から北海道まで
間違いなく君たちは 僕に逢うために産まれてきて
間違いなく生まれてすぐ日本で一番旅をしてきたね
アスファルトを歩くのが嫌い
怖がりなのに好奇心旺盛だから
立ち止まって恐る恐る匂いを嗅いで
進んでは止まって、あ!あそこ気になる!って
いつも振り返って名残惜しそうにして
ゆっくり時間のかかる散歩だったね
君の好きだった砂利道
なんにも無い砂利道の農道
最後は8日
奇しくもルーちゃんと同じ日
うちの家系は人は7日でワンコは8日かな
一番我慢して戦ったのも
いつも怒られるのにお風呂の残り湯を舐めちゃうことも
飼い主に似て暑がりなところも
風に吹かれて飛んでくる枯れ葉にビビっちゃうことだって
全部 内緒の内緒の内緒だね^^
LAYLA
アラビア語で「夜」って意味なんだよ
黒の差し毛がたくさんあって
ドイツ純血種なのにレッドではなかったね
灰銀色がメッシュで入って
トリマーさんに「また色変わりましたねー!」
って良く言われてたね^^
いつだって別れは突然で
僕らはそれに気付けなくて
永遠じゃない 君との時間
「普通は最後は目は閉じれないんですが、レイラちゃんは閉じてくれました」
最後まで強かったね
きっと眠れていなかったから
ちょっとだけ長い眠りについて
最後はなにもかも夜に包み込んで優しく持っていったね
イリスと最後のお話しはできたかな?
イリスは相変わらず飼い主にベッタリで
君が帰って来ないから独り占めしているよ
でも、きっと気付いていると想うんだ
いつも譲って膝に乗って来なかった君
でも寝っ転がると真っ先に乗っかってくる君
おやつ貰えるから頑張って覚えたたくさんのコマンドも
飼い主の行動を見て先回りしちゃうことも
伏せしながら尻尾ぶんぶん振っちゃうことも
全部 秘密のヒミツのひみつだね^^
君が虹の橋へ向かう場所
とことこと君を助手席へ乗せ走る砂利道
歩くより楽ちんだね
純白に包まれて眠る君には
ゆりかごみたいだったかな
いつも以上にZARDが聴きたくなるのは何でだろうね
―息もできないくらい ねぇ君に夢中だよ―
―息もできないくらい ねぇ君が好きだよ―
やっぱり今までより眠れないし、寝ても浅いんだけどさ
なぜか見る夢が優しくなったんだよ
最後の最後まで世話がかかる飼い主だね
間違いなく君は世界で一番綺麗で可愛い美人さんでした
もうこんな美人さんは現れないよ
でもさ、いつかまた君と同じくらい美人さんが僕の前に現れて
一緒に暮らすことになった時は
「飼い主はまだわたしのことわかってないなぁ。
わたしの次くらいに可愛いけどさ、許してあげるよ。
モテる飼い主も大好きだよ」って笑っててね
僕は世界で一番 君を甘やかして
誰より幸せに過ごしてくれたと想ってるよ
最後の日
庭で一輪のみ赤黒の薔薇が咲いていて
それを君に携えて
少しだけ早かったけど
年取らないらしいから
ちょっとだけ待っててね^^
愛しいレイラへ