Local-Liner ~静サツ雑記帳

静岡運転所札幌派出所=静サツへようこそ。
札幌圏の鉄道を軸に、気ままに書き連ねていく日記です。

珠栄地方開発記録 その3[Simutrans]

2015年11月19日 | Simutrans

 現在プレイ中のマップ「珠栄地方」の紹介です。
 3回目となる今回は、山北に新幹線が開通したことに伴う大規模開発の様子をお伝えします。

 事業内容は次の通りです。

1. 山北新幹線(守口~山北)の開業
2. 北珠エリアの都市開発
3. 京極貨物線の開業と貨物駅の整備
4. 大館線の開業に伴う開発
5. 新産業の稼動
6. 英金線複線化(丸亀~富士)




 マップ内における位置はこのようになっています。
 それでは、1から順に見ていきましょう。


1. 山北新幹線(守口~山北)の開業




 長年の悲願であった山北新幹線が開業しました。車両はE2系を使用し、既存の新幹線(全列車200系で運転)よりも高速の275km/h運転を開始しました。



 既存の新幹線(東京~丸亀)を含めた路線図がこちらです。全列車が東京発着で運転されます。
 これにより、長らく特急街道であった京北本線(東京~守口~河鹿~山北)から、東京~山北直通の昼行特急は全廃。需要の関係で、新幹線が停車するにもかかわらず特急が通過していた倶知安の逆転現象も解消されました。
 この区間に残る特急は、寝台特急「あかつき」(東京~山北)と特急「かがやき」(守口~山北)のみとなりました。

 なお、守口~香山の香山新幹線(図の灰色線)は赤字が大きく廃止されましたが、香山地区が成長したことから跡地を利用して新規路線(図の黒点線)として計画中です。



 長柄~山北は大半がトンネルです。この一帯は人口が少ないため、新幹線が都市開発の嚆矢になると見込まれています。



 終点の山北は2面4線で開業。急ピッチで建設を進めたため、暫定ホームでの開業です。在来線を含む橋上駅舎への改築は面倒くさくて放置されています。


2. 北珠エリアの都市開発


 新幹線の開業に伴い、珠栄北部=北珠(ほくじゅ)エリアの山北と香山では都市交通の建設が進められました。

◇山北地区



 山北には新たに地下鉄東西線が開通。車両は名鉄4000系。



 山北駅前のバスターミナルに発着する北珠自動車も路線を増強しました。



 山北駅と並ぶターミナル、電鉄山北駅。マップ西端の鳩ヶ谷までを結ぶ北杜電気鉄道のターミナルです。ここから丸亀まで直通急行が設定されています。



 地下にある山北中央バスターミナル(石松屋前)。バス路線は山北駅前とここを主な始発点としています。



 電鉄山北から空港方面に向かう新交通「Y-MAT」も開業。Y-MATは「Yamakita Medium-capacity Automation Transit」の略です。当初予定されていた「山北中量軌道」という名前は、古臭いため却下されました。
 日暮里舎人ライナー300形を使用しています。



 山北周辺の路線図。私鉄がメインです。Y-MATの谷母~山北国際空港は、空港改良工事のため建設を中断しています。

◇香山地区



 一方の香山では、地下鉄(菊香高速鉄道)が開業。中心部を縦断した後、外港である菊陽までを結びます。車両は営団丸ノ内線300形です。ここにきて旧型かよ……



 地下鉄の一部は菊陽西部の未開拓地へ。当然赤字ですが、新興住宅地として発展なるか?



 香山の交通のメインは路面電車の香山電気軌道です。香山駅から市街地を半周して今山駅までを結びます。車両は名鉄モ510・モ520形です。



 市街地の南にある香山南駅からは、大手私鉄の嶺南鉄道が香山市営地下鉄・香山電気軌道と接続。丸亀の紺屋町(こうやまち)駅までを結びます。



 香山には北海線(山北~香山)、京香本線(東京~香山)の他、河北線(河鹿~浜熊)、逢通線(守口~浜熊)の列車も乗り入れます。逢通線以外はいまだ非電化単線で、キハ10系・キハ20系・キハ58系といった雑多な国鉄気動車が、これまた雑多な編成を組んで走っています。さながら見本市のようです。



 最北の町・天草に向かう天草鉄道。Simutransの性質上、マップ端の路線は混雑しやすい(系統が少なく客が集中するため)傾向がありますが、平行して都市間バスを走らせた結果、レールバスが走るど田舎ローカル鉄道に。



 香山周辺の路線図。こちらは国鉄線と市電がメインです。


3. 京極貨物線の開業と貨物駅の整備


 5で触れる貨物列車の運転に伴い、東京郊外に武蔵野線チックな貨物線を建設しました。



 京北本線から分岐して、トンネルに西に向かいます。



 マンションが乱立する大和地区の地下を貫きます。当初は高架の予定でしたが、マンションや他の線路との関係から地下になりました。



 トンネルを出た先にあるのが東京貨物ターミナルです。高台にトラックターミナルをもちます。



 東京貨物ターミナルからは、東京市街地を大きく迂回します。130km/h対応の高規格線です。
 その代わり、ルート上にあった建物にはことごとく立ち退いてもらいました。Simutransでの立ち退きは「撤去ツール」一発です。簡単ですね。



 東京本線の榮北(えいほく)駅手前で合流します。直通運転も可能ですが、今のところ予定はありません。



 途中にもう一箇所貨物駅を作りました。ここは旧東京空港があった場所です。停車する貨物列車は現在0です。

4. 大館線の開業に伴う開発




 マップ南西部に、山をトンネルで貫く国鉄大館線が開業しました。後で触れる新産業のための高規格貨物線です。



 路線は 葉山貨物ターミナル(葉山FT)から分岐します。葉山FT~大館が本線、製粉場に向かう上大館信号場~荒川貨物ターミナルが支線です。



 現在は荒川FT→葉山FTの貨物列車のみの運転です。大館駅は一応旅客に対応していますが、旅客列車は計画段階です。


5. 新産業の稼動


 この期に及んで新産業を稼動させました。

 珠栄地区の貨物は石炭産業(炭鉱→石炭発電所)だけでした。かつては製鉄産業(炭鉱・鉄鉱山→製鉄所)と自動車産業(鉄+石炭)も行っていて、初期はこれが利益源でしたが、鉄道網の発展で貨物列車が邪魔になり廃止されていました。

今回、山北新幹線開業で京北本線の線路が空いたため、貨物を走らせることになりました。



 一つ目に稼動したのは林業です。
 輿ノ海(こしのうみ)北岸の勝山・倶知安で伐採した木材は、トラックで運ばれます。



 出荷された木材は河北にある製材所で板材に加工されます。



 京北本線の遠耶(とおや)駅から貨物列車で運びます。
 1つは新設された京極貨物線を通り東京貨物ターミナルへ。1つは輿海西線を通って廿日市へと送られます。そこからトラックでそれぞれの街にある木工店(板材を消費)に運びます。



 写真は廿日市の木工店。



 車両は貨物がEF64形、トラックはボルボです。



 2つ目は小麦粉産業。穀物畑から製粉場を経て、ハンバーガーショップへと運びます。最終消費地の規模が産業規模に対して小さいのはSimutransの仕様です。なんせ、たかがハンバーガー屋一軒に、貨物列車2本とトラック5台を必要とするので……自動車産業を廃止した理由の一つです。



 運ばれた穀物は製粉場で小麦粉に加工されます。



 2063年現在では2店舗(葉山・牧之原)が稼動。このうち、牧之原へは旅客列車の運行を妨げないために、葉山からEF65の高速コンテナ列車で運転しています。
 尚、ハンバーガーのもう一つの原料である肉はいつまでたっても出荷されない模様(Simutransの産業は、消費のみの場合どれか一つでも製品が運ばれれば稼動します)


6. 英金線複線化(丸亀~富士)




 丸亀~二丈を結ぶキハ183系の特急「おおぞら」の運転に伴い、丸亀~富士の複線化が行われました。
 キハ183系は中空知鉄道氏のキハ183系を使用。大京鉄工氏の国鉄色はスペックが低く採用見送り。



 丸亀~喜多方では複雑な線路付け替え工事を行っています。

 以上が今回の大規模事業となります。
 いずれも輸送力増強ための事業でしたが、その影で新たな輸送力増強施策も行いました。空路の整備です。



 東京海上には東京国際空港が誕生。Ebi氏の「大型航空機向け滑走路セット」を本格的に使用した空港です。地下鉄2路線と高速道路も整備し、東京の新たな玄関として機能しています。
 ちなみに、これだけの大きさにもかかわらず、乗り場はたった11しかありません。景観系アドオンのデメリットです。



 同じく香山には新香山空港を建設。市街地に近く手狭だった空港を移転しました。こちらも乗り場は6つしかありません。



 海上ならぬ湖上にあった守口空港は内陸に移転し、新たに御浜(みはま)空港となりました。スペースが取れないため、pak128.Britainの発着場を使用して省スペース化しましたが、意外と相性抜群です。
 なお、初代空港は内陸にあったので、これが3代目だったりします。


 ということで、今回はここまで。
 次回こそ路線紹介ができるといいなあ……



追記:路線図はExcel(一部は+GIMP)で作りました。すごいなExcel。


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