第3回へ戻る
【TIME:2015/8/24 9:50】
静サツ選手、無事に第2チェックポイントの森駅に到着しました。
早速窓口で入場券を購入するようです。おっと、無事に買えたようですね。
次の札幌方面の普通列車は10時17分発の長万部行き。さっき乗ってきた列車ですね。
この821Dは森駅で実に30分ほど停車します。
駅の外に出ました。
正面の駅前広場には時計台があります。
さて、森といえばかかせないのが「いかめし」。森駅の名物駅弁であり、駅でも打っているのですが、駅前の柴田商店でも販売しています。
静サツ選手、空腹に耐え切れず「いかめし」の購入に踏み切りました。丁度できたてを頂いたようです。
ホームに戻り、10時11分。大沼から砂原線回りでやってきた5881Dがやってきました。
821Dが森で30分の長停車をするのは、この5881Dからの接続を受けるためです。
5881Dからは15人ほどが下車。そのうち半分が821Dへと流れていきました。
到着したキハ40-1807は、駅員の手によってサボが差し替えられます。
[函館本線 821D 函館8:18→長万部11:33](再乗車)
《森 10:17発》
10時17分、ホームにいたいかめしの立ち売りに見送られるようにして、821Dは長万部へと向かいます。
こちらが伝統のいかめし。ちなみに製造業者は「阿部商店」で、「柴田商店」で販売と言う形となっています。わけわかめですね。
甘辛い醤油ダレに漬け込んだイカの中に、もち米をつめた一品。うるち米ではなくもち米と言うのがポイントです。
これは、戦中の食糧難の時代に生まれたことに起因します。当時イカが大量に取れたため、なんとか食料(主食)にならないかと、腹持ちを良くするためにもち米を詰めて炊き上げたのが由来です。
2個で650円と少々お高いですが、確かに腹持ちはいい一品ですね。
森から長万部までは海沿いを走ります。
桂川駅。元信号場→仮乗降場で、2両分しかないホームが千鳥配置になっています。
石谷駅は開業時から存在する数少ない駅の一つ。中線の線路ははがされています。
落部駅は中線が残る数少ない駅。
森―長万部はほとんどが複線化されていますが、その第1号・石谷―野田生の複線化は戦時中に実施されています。当時の函館本線は北海道の生命線とも言え、本州から北海道にやってくる人や資材はほぼ全て鉄道が担っていました。
おっと、ここで静サツ選手が動きました。列車は間もなく八雲に着こうとしています。
お休みムード漂う車内。
《八雲 10:56着》
静サツ選手。八雲駅で下車しました。
821Dはノータイムで発車。
ちなみに、821Dは途中で特急に抜かれることがありません。函館~長万部は特急で1時間程度なので、藤城線・砂原線含めてどこかで追い抜きがあるのが普通なのですが、この時間は特急の本数が少ないこともあり先着してしまいます。
さて、八雲駅の改札を抜けます。
ここでも北斗星の入場券が売られています。
静サツ選手、ここで駅のポスターが発売駅によって違うということに気付き、他の駅も撮っていればよかったと嘆いています。
到着後3分で目的を済ませてしまいましたが、次の普通列車は14時9分までありません。つまり丸々3時間なにもないわけですね。
とりあえずお金だけは近くの郵便局で下ろした静サツ選手。どう時間をつぶそうか考えています。
おっと、これはご飯タイムだ!
入ったのは駅前のそば屋「伊勢屋」。開店すぐの入店です。
静サツ選手が注文したのは「八雲ホワイトカレー」。白いカレーを海に、ご飯を山に見立てたカレーです。
その周りには八雲で取れた品が並びますが、実はちょっと秘密があります。
この町の名前は『二海郡八雲町』。そう、ここは全国で唯一日本海と太平洋の両方に面する町なのです。八雲町は太平洋側の町だったのですが、2006年に山を挟んで日本海側の熊石町と合併しました。
それを反映して、八雲ホワイトカレーには、日本海代表のたこのてんぷらと、太平洋代表のホタテのフライがつけあわせとしてついてきます。両脇にいるのは山の代表・ナスとカボチャです。
この伊勢屋はホワイトカレーの発祥といわれています。そば屋なのに…… 伊勢屋は10食限定なので売り切れにはご注意を。
ところで静サツ選手、腹持ちのいいいかめしを1時間前に食べているにもかかわらず大盛りを頼んでいましたが、食べきれるのでしょうか……
~~~~~しばらくお待ちください~~~~~~
【TIME:2015/8/24 11:50】
大盛りのご飯と、それをはるかに上回る量のルーにやや苦戦したものの、なんとか食べ終えた静サツ選手。時間は12時を回ろうとするところです。満腹状態の静サツ選手ですが、それでもまだ2時間ほど時間が空いています。
店を出た静サツ選手、ここで駅ではなく南に向かって歩き出しました。なんでも、この先に日帰り温泉があり、しかも500円で入れるそうです。
タオルとか面倒なのではと思いきや、静サツ選手バスタオルに着替えまで準備しています。そこまで周到ならバスも早くとってけよ。
歩き出しておよそ10分。国道の交点でヒッチハイクしようとする二人組みと遭遇(プライバシー保護のため加工しています)。
カメラを向けたらピースしてきました。いや、撮るつもりは毛頭なかったんですが。
静サツ選手、線路も越えて進みます。
歩き始めておよそ25分。右手に農産物の直売所を発見。しかし日曜12時~15時って短すぎません?
つり具、つり餌、つ……つり船? 駐車場にあったヨットのことですか?
【TIME:2015/8/24 12:30】
歩くこと40分。八雲駅からは3.8km歩きましたが、ようやく目的の温泉にたどり着いたようです。
この「温泉ホテル 八雲遊楽亭」、ホテルと名のつくとおり結構立派で、なんと式場まで用意されています。営業しているかはさておき……
しかしこの看板ではピンクなホテルみたいですね。
温泉に入る人は脇にある「温泉入口」から入ります。このホテル、温泉が別棟になっているのです。
入浴券を買って入ります。
フロント。といっても常駐する従業員は居らず、かわりに入浴券入れが置いてあります。
お風呂は(当たり前ですが)写真がありません。ただ、静サツ選手によると、「40分歩いた甲斐はあった」とのことです。
なお、徒歩で40分と書きましたが、『荷物をリュック1つにまとめて、健康な20代前半の男が早足で歩いて』40分なので、実際に40分で来れる人間はそういないと思います。
1日4本しかないバスを使えば10分でくることができますので、そちらをお勧めします。
ということで、続きは次回へ。
第5回へ続
【TIME:2015/8/24 9:50】
静サツ選手、無事に第2チェックポイントの森駅に到着しました。
早速窓口で入場券を購入するようです。おっと、無事に買えたようですね。
次の札幌方面の普通列車は10時17分発の長万部行き。さっき乗ってきた列車ですね。
この821Dは森駅で実に30分ほど停車します。
駅の外に出ました。
正面の駅前広場には時計台があります。
さて、森といえばかかせないのが「いかめし」。森駅の名物駅弁であり、駅でも打っているのですが、駅前の柴田商店でも販売しています。
静サツ選手、空腹に耐え切れず「いかめし」の購入に踏み切りました。丁度できたてを頂いたようです。
ホームに戻り、10時11分。大沼から砂原線回りでやってきた5881Dがやってきました。
821Dが森で30分の長停車をするのは、この5881Dからの接続を受けるためです。
5881Dからは15人ほどが下車。そのうち半分が821Dへと流れていきました。
到着したキハ40-1807は、駅員の手によってサボが差し替えられます。
[函館本線 821D 函館8:18→長万部11:33](再乗車)
《森 10:17発》
10時17分、ホームにいたいかめしの立ち売りに見送られるようにして、821Dは長万部へと向かいます。
こちらが伝統のいかめし。ちなみに製造業者は「阿部商店」で、「柴田商店」で販売と言う形となっています。わけわかめですね。
甘辛い醤油ダレに漬け込んだイカの中に、もち米をつめた一品。うるち米ではなくもち米と言うのがポイントです。
これは、戦中の食糧難の時代に生まれたことに起因します。当時イカが大量に取れたため、なんとか食料(主食)にならないかと、腹持ちを良くするためにもち米を詰めて炊き上げたのが由来です。
2個で650円と少々お高いですが、確かに腹持ちはいい一品ですね。
森から長万部までは海沿いを走ります。
桂川駅。元信号場→仮乗降場で、2両分しかないホームが千鳥配置になっています。
石谷駅は開業時から存在する数少ない駅の一つ。中線の線路ははがされています。
落部駅は中線が残る数少ない駅。
森―長万部はほとんどが複線化されていますが、その第1号・石谷―野田生の複線化は戦時中に実施されています。当時の函館本線は北海道の生命線とも言え、本州から北海道にやってくる人や資材はほぼ全て鉄道が担っていました。
おっと、ここで静サツ選手が動きました。列車は間もなく八雲に着こうとしています。
お休みムード漂う車内。
《八雲 10:56着》
静サツ選手。八雲駅で下車しました。
821Dはノータイムで発車。
ちなみに、821Dは途中で特急に抜かれることがありません。函館~長万部は特急で1時間程度なので、藤城線・砂原線含めてどこかで追い抜きがあるのが普通なのですが、この時間は特急の本数が少ないこともあり先着してしまいます。
さて、八雲駅の改札を抜けます。
ここでも北斗星の入場券が売られています。
静サツ選手、ここで駅のポスターが発売駅によって違うということに気付き、他の駅も撮っていればよかったと嘆いています。
到着後3分で目的を済ませてしまいましたが、次の普通列車は14時9分までありません。つまり丸々3時間なにもないわけですね。
とりあえずお金だけは近くの郵便局で下ろした静サツ選手。どう時間をつぶそうか考えています。
おっと、これはご飯タイムだ!
入ったのは駅前のそば屋「伊勢屋」。開店すぐの入店です。
静サツ選手が注文したのは「八雲ホワイトカレー」。白いカレーを海に、ご飯を山に見立てたカレーです。
その周りには八雲で取れた品が並びますが、実はちょっと秘密があります。
この町の名前は『二海郡八雲町』。そう、ここは全国で唯一日本海と太平洋の両方に面する町なのです。八雲町は太平洋側の町だったのですが、2006年に山を挟んで日本海側の熊石町と合併しました。
それを反映して、八雲ホワイトカレーには、日本海代表のたこのてんぷらと、太平洋代表のホタテのフライがつけあわせとしてついてきます。両脇にいるのは山の代表・ナスとカボチャです。
この伊勢屋はホワイトカレーの発祥といわれています。そば屋なのに…… 伊勢屋は10食限定なので売り切れにはご注意を。
ところで静サツ選手、腹持ちのいいいかめしを1時間前に食べているにもかかわらず大盛りを頼んでいましたが、食べきれるのでしょうか……
~~~~~しばらくお待ちください~~~~~~
【TIME:2015/8/24 11:50】
大盛りのご飯と、それをはるかに上回る量のルーにやや苦戦したものの、なんとか食べ終えた静サツ選手。時間は12時を回ろうとするところです。満腹状態の静サツ選手ですが、それでもまだ2時間ほど時間が空いています。
店を出た静サツ選手、ここで駅ではなく南に向かって歩き出しました。なんでも、この先に日帰り温泉があり、しかも500円で入れるそうです。
タオルとか面倒なのではと思いきや、静サツ選手バスタオルに着替えまで準備しています。そこまで周到ならバスも早くとってけよ。
歩き出しておよそ10分。国道の交点でヒッチハイクしようとする二人組みと遭遇(プライバシー保護のため加工しています)。
カメラを向けたらピースしてきました。いや、撮るつもりは毛頭なかったんですが。
静サツ選手、線路も越えて進みます。
歩き始めておよそ25分。右手に農産物の直売所を発見。しかし日曜12時~15時って短すぎません?
つり具、つり餌、つ……つり船? 駐車場にあったヨットのことですか?
【TIME:2015/8/24 12:30】
歩くこと40分。八雲駅からは3.8km歩きましたが、ようやく目的の温泉にたどり着いたようです。
この「温泉ホテル 八雲遊楽亭」、ホテルと名のつくとおり結構立派で、なんと式場まで用意されています。営業しているかはさておき……
しかしこの看板ではピンクなホテルみたいですね。
温泉に入る人は脇にある「温泉入口」から入ります。このホテル、温泉が別棟になっているのです。
入浴券を買って入ります。
フロント。といっても常駐する従業員は居らず、かわりに入浴券入れが置いてあります。
お風呂は(当たり前ですが)写真がありません。ただ、静サツ選手によると、「40分歩いた甲斐はあった」とのことです。
なお、徒歩で40分と書きましたが、『荷物をリュック1つにまとめて、健康な20代前半の男が早足で歩いて』40分なので、実際に40分で来れる人間はそういないと思います。
1日4本しかないバスを使えば10分でくることができますので、そちらをお勧めします。
ということで、続きは次回へ。
第5回へ続
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