Local-Liner ~静サツ雑記帳

静岡運転所札幌派出所=静サツへようこそ。
札幌圏の鉄道を軸に、気ままに書き連ねていく日記です。

2013夏帰省 後半戦まとめ

2013年10月22日 | 鉄道 ‐ 旅行(まとめ)
 このページは、2013夏帰省・前半戦のまとめページです。

 基本的に10回以上のシリーズには、目次をかねたまとめページをこうして作成していますが、今回の帰省記は、当人の予想をはるかに超え、全32回もの壮大なものとなってしまいました。写真も全部で1595枚(アップローダーでアップした枚数。使ってない写真や重複含む)にも達します。そのため、北海道→静岡を前半戦、静岡→北海道を後半戦とし、まとめページもそれぞれで作成することにしました。

 また、今回の帰省記の特徴として、各回に英語のサブタイトルをつけさせていただきました。シリーズ名の『2013夏帰省』だけだとなんとなく目立たないなと思ってつけ始めたサブタイトルですが、書けば書くほど自分の英語力の低下に嘆かされる羽目に……orz 大学に入ったころはではちゃんと英語を使えてたと思うんですが、いまやサブタイトルを書くためだけに和英辞書を調べなければいけないほどにまで落ちてしまいました。書きたいことが書けないって本当に辛いです。

 サブタイトルのほとんどは日本語タイトルとは全く違うことを書いているので、各回ごとに自分なりの邦訳を載せておきます。もしも「ん? この英語でこの意味? なんか違わない?」という箇所があれば、遠慮なくコメント欄等で申しつけください。今更ながら答えをさらすのが不安……

 以上、テンプレでした。


[後半戦]

◎旅程まとめ

 各回初めで紹介していた「前回までのルート」では、途中省略しているところもありましたが、ここでは全部列挙することとします。

1日目・8月24日(土) 静岡→沼津→新橋→赤羽→戸田公園→大宮→高崎→水上→越後湯沢→石打
2日目・8月25日(日) 石打→長岡→青海川→長岡→新潟→新発田→新津→新潟→府屋→新潟→村上→新潟
3日目・8月26日(月) 新潟→直江津→新潟→秋田→鷹ノ巣→青森→(車中泊)
4日目・8月27日(火) (3日目青森から)→札幌

 前半に比べれば後半戦はシンプルな行程でした。


◎各回紹介

[第0回 introduction リンク]

 前半戦でも紹介したページですが、今回の帰省の旅程表(計画書)と行程表(実際の乗車記録)へのリンクをはってあるため再掲載。これらは車庫から直接ご覧になることもできます。

第1回 「おら戸田さ行くだ」 リンク

  


~1日目:静岡→沼津→新橋→赤羽→戸田公園→大宮→高崎

 紹介するものがなかったため、初回から高崎にまで達しています。
 当初は高崎線から吾妻線に乗って、終点の大前まで往復する予定で早起きしたのですが、戸田ボートに誘われたため大前はあきらめることになりました。八ッ場ダム建設で水没する川原湯温泉駅(木造駅舎)と樽沢トンネル(日本一短いトンネル)は近いうちに行っておきたいです。
 サブタイトルは「Gain by early rising.」。邦題は「早起きで得たもの」。得たものは、戸田ボートを除くと、埼京線205系ぐらい……?


第2回 「上越の最難関」 リンク

  


~1日目:高崎→水上→越後湯沢→石打

 1日目後半。上越国境を越え、石打へ。本編でも書いたとおり、この日は花火大会で新潟や長岡の宿が取れず、石打になってしまいました。ただ、新潟は時間的にぎりぎりだったかもしれないと思うと、悪くない選択だったと思います。宿もよかったですしね。
 サブタイトルは「Hard to pass through the tunnel.」。邦題は「トンネルを抜けるのは辛かった」。無論、上越国境のことです。なにせ、あの川端康成も待ちきれなくて土合信号場(当時。現在の土合駅)から物語を書いてしまったほどですから……え、違うの?

第3回 「海に近い駅……?」 リンク

  

~2日目:石打→長岡→青海川

 長岡で折り返して日本一近い駅と評される青海川駅へ。確かに距離的には近いですが、崖の上にあるので、隣の鯨波のほうが近そうに感じたり……
 サブタイトルは「Out of ocean's blue.」。邦題は「まさかの海」。"Out of the blue(突然に)"+"ocean"の合成のつもり。ここの"blue"は空のこと。日本語の「青天の霹靂」にあたります。まあ、普通に考えればそのまま新潟方面に北上するのがスジですしね……

第4回 「越後大横断」リンク

  

~2日目:青海川→長岡→新潟→新発田→新津

 タイトルどおりの回。115系、E127系、キハ110と、新潟の代表車両を乗り継いで新潟県を西から東へ横断します。新潟駅下車第1回目。
 サブタイトルは「Across ripened fields.」邦題は「実る平野を横切って」。道中田んぼだらけだったのと、「みのり」(「くびき野」の前身となった長野・高田~新潟間の特急)から。


第5回 「485系を追って」 リンク

  

~2日目:新津→新潟→府屋

 485系シリーズのさきがけ。この回ではT13編成とR26編成の2本(実際乗車したのはR26編成のみ)が登場します。「いなほ7号」で、使用していた「えちごツーデーパス」の北端・府屋へ。青春18キップ並みの安さながら、特急券を足せば特急に乗れるのがこの切符のいいところです。使える範囲もかなり広いですし。
 サブタイトルは「Limit of free(ly) ride area.」。邦題は「フリー区間の限界まで」。言わずもがな、府屋のことです。海外にはフリー乗車券と言う概念がほとんどないため、英語に対応させるのに苦しみましたが、最終的に"freely ride(自由に乗車可)"で落ち着きました。"freely"は副詞なのでこんなへんてこな形に。ちなみに"free ride"は「ただ乗り」です。第4回で新潟に着いた時点で切符の元は取っています(2500円)ので、実質的にただ乗り状態ではありましたが。

第6回 「きらきら光る羽越の海」 リンク

  

~2日目:府屋→新潟

 「きらきらうえつ」をタイトルに無理やり組み入れようとしたらこうなった。反省はしている。
 桑川駅付近で見た日本海に沈む夕日は、言葉に表せないほどに美しいものでした。観光列車を走らせる価値は十二分にあると思えました。
 サブタイトルは「Luxury of seating 1 over 116.」。邦題は「116分の1の贅沢」。「きらきらうえつ」は全席指定ですが、2号車が丸々ラウンジ+売店カーとして使われているため、定員はわずか116席しかありません。席をゲットできただけでも幸運です。実際にはほとんどの時間を1号車の展望ラウンジで過ごしたわけですが。

第7回 「新潟駅車両絵巻」 リンク

  

~2日目:新潟

 写真があまりにも多すぎて、新潟駅で1時間撮影していた分だけで新たな記事ができてしまいました。新潟駅の車両のバラエティには驚かされます。そこ、115系ばかりとか言わない。
 サブタイトルは「Photos in exchange for suppers.」。邦題は「ご飯と引き換えに撮れた写真」。ご飯は犠牲になったのだ……

第8回 「不正乗車ではありません」 リンク

  

~2日目:新潟→村上→新潟

 ちょっと変わった運用に着く485系のために、羽越本線を村上まで1往復。宿は新潟にあるのに、これで3回目の新潟駅『到着』となりました。
 サブタイトルは「Comfortable rapid for its price.」。邦題は「値段の割りには快適な快速」。文字通りだとそこそこの評価に見えてしまいそうですが、グリーン車にただに乗れるという夢のような列車がそこそこなわけがありません。

第9回 「485系に乗って その1 北越2号」 リンク

  

~3日目:新潟→直江津

 485系祭り第1陣。T12編成で直江津まで乗ります。T編成の中ではわりとわけありの編成です。1時間半のたびはあっという間に過ぎていきました。新潟駅で写真を失敗したのは痛かったです。
 お分かりの通り、第5回のタイトル(「485系を追って」)はこれの伏線となっています。
 サブタイトルは「What is required as the limited express.」。邦題は「特急列車として必要なもの」。"require"は"required for~(~を必要とする)"で使われるのが普通ですが、サブタイトルで"for"が連続しているのと、「北越」と後述の「くびき野」の対比のためにあえて"as"を使っています。

第10回 「485系に乗って その2 くびき野3号」 リンク

  

~3日目:直江津→新潟

 485系祭り第2陣。今度はT17編成です。T16・T17編成は「くびき野」専属なので、「北陸2号」→「くびき野3号」の流れは始めから決めていました。「くびき野」のことを思うと、「北越」に乗るのは財布的な意味で苦しい(同じ車両でも新潟~直江津では+1780円)ものでした。
 サブタイトルは「Comparing fastness and fare.」。邦題は「速さか運賃か」。これも「北越」(2号の場合、新潟~直江津で約1時間半)と「くびき野」(3号の場合、同区間は約2時間)の対比です。


第11回 「485系に乗って その3 いなほ5号 撮影編」 リンク

  

~3日目:新潟

 485系祭り第3陣。この回も、『1回でいけると思ったら写真の量が多すぎて2回以上に分けることになった』記事の一つ。前日にもT18編成は見ていますが、まさかここに入ってくるとは思いもよりませんでした。噂のレア編成に乗れるとあって写真撮影中はハイテンションでしたが、よく考えると波動用編成が日常的に出てくるってどうなの……?
 サブタイトルは「Traditional express with delight and....」。邦題は「なつかしの特急に、喜びと○○」。すごく日本語に訳しづらいサブタイトルです。"and"の後に何が続くのか、読んだ方ならわかると思います。


第12回 「485系に乗って その4 いなほ5号 乗車編」 リンク

  

~3日目:新潟→秋田

 485系祭りラスト。乗車編とか言いながら約半分で「いなほ」パートは終了しています。3時間半も乗っていると、どうしても後半はだるくなってしまいますね。
 サブタイトルは「Good-bye, the symbol of old JNR days.」。邦題は「さらば、古き良き国鉄の象徴(シンボル)よ」。485系1000番台が登場した1970年代は、まさに国鉄の黄金時代といっても過言ではありませんでした。古いものでは製造後40年が経つ485系。西日本や九州の同胞が退いた今、終焉は近いです。


第13回 「最後の最後で」 リンク

  

~3/4日目:秋田→鷹ノ巣→函館→札幌

 ついに帰省も最終章。ある意味でいつも通りのラストでした。
 実は、「はまなす」でついた後も札幌駅で1時間ほど撮影をしていたのですが、記事にするかは未定です。どこかの記事の端にひょこっとでたり、番外編として新たに記事を作るかもしれません。
 サブタイトルは「Better choice to save extra charge.」。邦題は「料金を削りたくてこんなことをしてみた」。"extra charge"は追加料金のこと。ここでは特急料金や急行料金をさします。そのために何をしたかは……本文を見てください。


 帰ってきてから1ヶ月と半月にわたって書き続けてきた「2013夏帰省」シリーズは、(番外の予定はありますが)これをもってひとまずの区切りとさせていただきます。ここまでご覧くださり、本当にありがとうございました。


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