あけましておめでとうございます。静サツです。2016年もよろしくお願いします。
さて、予告にあった北海道1周か、年末の帰省からはじめようと思ったのですが、つい先日18切符を使って留萌本線に出かけてきましたので、そちらから紹介しようと思います。
1月10日、午前6時。まだ暗い中出発します。
北18条駅から地下鉄で札幌駅に向かいます。
さっぽろに到着。
三連休中日の朝ということで、地下鉄の人の入りは微妙でした。
一方、JRは朝からお客さんでにぎわっていました。
本日目指すのは、留萌本線。深川~留萌~増毛を結ぶ盲腸線です。
三連休中日という微妙な日を選んだのは、今日が青春18きっぷが使える最終日だからです。お盆や年末年始といった長期休暇を中心に発売される青春18きっぷですが、利用開始日と終了日は平日・休日関係なく10日単位で設定されています。
今回使用した2015年度冬の青春18きっぷの有効期間は、2015年12月20日(日)~2016年1月10日(日)でした。12月19日(土)や1月11日(日)は、同じ休日でも使うことはできないのです。
1日分を残した青春18きっぷをもって、中に入ります。
5・6番ホーム下にある『Six-OneHalf』は大混雑。名前のとおり朝6時半から開店するため、朝でも営業している数少ない店のひとつですが、たかがおにぎりのセットでこんなならぶんですかね……私にはよく分かりません。
さて、まずは留萌本線に接続する深川まで行かなければ行けないわけですが、
いきなり特急です。
本日1番列車は、785系の「スーパーカムイ1号」です。
785系は、1990年に「スーパーホワイトアロー」としてデビューした特急電車です。JRで初めて(正式に)VVVFを採用した電車でもあります。
当初は781系の「ライラック」とは別に「スーパーホワイトアロー」として運転していましたが、781系が789系1000番台に置き換えられたのを機に、「スーパーカムイ」に統一されました。
現在「スーパーカムイ」にはこの2車種が共通で使われていますが、直に青函トンネルから追い出された789系0番台から札幌にやってくるため、785系はもってあと数年の命です。
785系には5両編成と2+3両の編成がいますが、今回は5両貫通編成でした。
もともと785系は4+2両でデビューしました。その後、快速エアポートと直通するにあたってuシートを連結することになったのですが、同時に編成を5両で統一することになります。ここで、uシート車両は全て新造したため、4両編成にuシート車を組み込んだ編成と、2両編成×2のうち片側の編成の中間にuシート車を組み込んだ編成の2種類が混在することになったのでした。
編成は堂々の第1編成(NE-1)。
先頭はクモハ785-1。
2両目のサハ784-1。前のクモハ785とユニットを組んでいます。パンタグラフや主変圧器はこちらに搭載しています。
3両目のモハ785-1。
4両目のモハ784-501。uシート車両として2002年に新造されました。グリーン車のような窓割りです。
uシートマーク。元々は転換クロスシートの721系「エアポート」で、リクライニング装備の指定席として誕生しました。その後、「エアポート」に直通する特急車両にも拡大しました。
5両目のクハ785-1。モハ785-1とユニットを組む車両です。モハ784-501は1M構造(主電動機・パンタグラフ・主変圧器など全て搭載)のため、ユニット中間に別のユニットが入る変則構造となっています。
編成後方より。並んでいるのは、苫小牧行き2728M(札幌6:52発)を待つ人の列です。
6番線に733系の「エアポート64号」が到着。
ここにもuシートがいます(サハ733-3204)。
721系と733系のuシートは3扉車なので、2扉かつ特急形の785系や789系1000番台とは正直比べてはいけないのですが(乗り心地はともかく、シート自体は新しい733系が快適ですけど)、いかんせん同じ「エアポート」で走っているので、同じ料金だと思うと微妙な気分です。
といっても、「エアポート」直通「スーパーカムイ」は次(2016年3月)のダイヤ改正で廃止されることになったので、格差はなくなるのですが。
続いて車内です。
もともと札幌~旭川の都市圏輸送を前提に置いた車両のため、内装はシンプルです。
朝早いとあって乗客は少なめ。観光客向けはこの後「オホーツク1号(7:21発)」「スーパー宗谷1号(7:48発)」「旭山動物園号(8:30発)」と続きますからね。
2号車の公衆電話スペースは、電話が撤去されてただの机に。
短区間特急ながら、自動販売機が残っているのも意外と不思議。
いよいよuシート車両へ。新造もあって、扉の構造もほかの車両と異なります。
そこそこの乗車率。
uシートの座席。
ただのリクライニングでは自由席との差がつかないので、1+2列の大盤振る舞い。シートピッチは広めかつ全席コンセント完備。グリーン車といっても差し支えないほど十分な設備です。
そして5号車へ。uシート後方にある唯一の車両であることや、階段から近いことから、先頭よりも混んでいました。
uシート車両には車掌室があり、車掌はここに乗務します。
785系では前面展望が可能です。
高運転台構造の789系やキハ281・283・261系では、衝突事故の影響で先頭部が立ち入り禁止となってしまいましたが、平面構造の785系ではクリアな視界が確保されています。
ところで、トイレ多くないですか?
長くなりましたが、ようやく発車です。
留萌本線は次回のお楽しみということで。
さて、予告にあった北海道1周か、年末の帰省からはじめようと思ったのですが、つい先日18切符を使って留萌本線に出かけてきましたので、そちらから紹介しようと思います。
1月10日、午前6時。まだ暗い中出発します。
北18条駅から地下鉄で札幌駅に向かいます。
さっぽろに到着。
三連休中日の朝ということで、地下鉄の人の入りは微妙でした。
一方、JRは朝からお客さんでにぎわっていました。
本日目指すのは、留萌本線。深川~留萌~増毛を結ぶ盲腸線です。
三連休中日という微妙な日を選んだのは、今日が青春18きっぷが使える最終日だからです。お盆や年末年始といった長期休暇を中心に発売される青春18きっぷですが、利用開始日と終了日は平日・休日関係なく10日単位で設定されています。
今回使用した2015年度冬の青春18きっぷの有効期間は、2015年12月20日(日)~2016年1月10日(日)でした。12月19日(土)や1月11日(日)は、同じ休日でも使うことはできないのです。
1日分を残した青春18きっぷをもって、中に入ります。
5・6番ホーム下にある『Six-OneHalf』は大混雑。名前のとおり朝6時半から開店するため、朝でも営業している数少ない店のひとつですが、たかがおにぎりのセットでこんなならぶんですかね……私にはよく分かりません。
さて、まずは留萌本線に接続する深川まで行かなければ行けないわけですが、
いきなり特急です。
本日1番列車は、785系の「スーパーカムイ1号」です。
785系は、1990年に「スーパーホワイトアロー」としてデビューした特急電車です。JRで初めて(正式に)VVVFを採用した電車でもあります。
当初は781系の「ライラック」とは別に「スーパーホワイトアロー」として運転していましたが、781系が789系1000番台に置き換えられたのを機に、「スーパーカムイ」に統一されました。
現在「スーパーカムイ」にはこの2車種が共通で使われていますが、直に青函トンネルから追い出された789系0番台から札幌にやってくるため、785系はもってあと数年の命です。
785系には5両編成と2+3両の編成がいますが、今回は5両貫通編成でした。
もともと785系は4+2両でデビューしました。その後、快速エアポートと直通するにあたってuシートを連結することになったのですが、同時に編成を5両で統一することになります。ここで、uシート車両は全て新造したため、4両編成にuシート車を組み込んだ編成と、2両編成×2のうち片側の編成の中間にuシート車を組み込んだ編成の2種類が混在することになったのでした。
編成は堂々の第1編成(NE-1)。
先頭はクモハ785-1。
2両目のサハ784-1。前のクモハ785とユニットを組んでいます。パンタグラフや主変圧器はこちらに搭載しています。
3両目のモハ785-1。
4両目のモハ784-501。uシート車両として2002年に新造されました。グリーン車のような窓割りです。
uシートマーク。元々は転換クロスシートの721系「エアポート」で、リクライニング装備の指定席として誕生しました。その後、「エアポート」に直通する特急車両にも拡大しました。
5両目のクハ785-1。モハ785-1とユニットを組む車両です。モハ784-501は1M構造(主電動機・パンタグラフ・主変圧器など全て搭載)のため、ユニット中間に別のユニットが入る変則構造となっています。
編成後方より。並んでいるのは、苫小牧行き2728M(札幌6:52発)を待つ人の列です。
6番線に733系の「エアポート64号」が到着。
ここにもuシートがいます(サハ733-3204)。
721系と733系のuシートは3扉車なので、2扉かつ特急形の785系や789系1000番台とは正直比べてはいけないのですが(乗り心地はともかく、シート自体は新しい733系が快適ですけど)、いかんせん同じ「エアポート」で走っているので、同じ料金だと思うと微妙な気分です。
といっても、「エアポート」直通「スーパーカムイ」は次(2016年3月)のダイヤ改正で廃止されることになったので、格差はなくなるのですが。
続いて車内です。
もともと札幌~旭川の都市圏輸送を前提に置いた車両のため、内装はシンプルです。
(1号車:クモハ785-1)
(2号車:サハ784-1)
(3号車:モハ785-1)
朝早いとあって乗客は少なめ。観光客向けはこの後「オホーツク1号(7:21発)」「スーパー宗谷1号(7:48発)」「旭山動物園号(8:30発)」と続きますからね。
2号車の公衆電話スペースは、電話が撤去されてただの机に。
短区間特急ながら、自動販売機が残っているのも意外と不思議。
いよいよuシート車両へ。新造もあって、扉の構造もほかの車両と異なります。
そこそこの乗車率。
uシートの座席。
ただのリクライニングでは自由席との差がつかないので、1+2列の大盤振る舞い。シートピッチは広めかつ全席コンセント完備。グリーン車といっても差し支えないほど十分な設備です。
そして5号車へ。uシート後方にある唯一の車両であることや、階段から近いことから、先頭よりも混んでいました。
uシート車両には車掌室があり、車掌はここに乗務します。
785系では前面展望が可能です。
高運転台構造の789系やキハ281・283・261系では、衝突事故の影響で先頭部が立ち入り禁止となってしまいましたが、平面構造の785系ではクリアな視界が確保されています。
(2号車:サハ784-1)
(4号車:モハ784-501)
(5号車:クハ785-1)
ところで、トイレ多くないですか?
長くなりましたが、ようやく発車です。
留萌本線は次回のお楽しみということで。
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