今更かよ! と思われそうですが、ダイヤ改正当日(11/1)の様子を書ききれていなかったので後半戦を載せてていきたいと思います。
前回と同じ注意書きを載せておきます。
《9番線 735系+733系 2734M ほしみ発苫小牧行》
到着7:45 出発7:53
現在2編成のみのレア形式・735系を先頭にした苫小牧行きが入線してきました。北海道初のアルミ車として登場し、その後711系置き換えに向けて増備が進むかと思いきや、製造は写真のA-102編成でストップ。試験車的な存在のようです。その後の新製は733系でまかなわれています。
後ろ3両は733系B-103編成です。733系と735系は(731系も)同じ構造のため見分けがつきにくいですが、733系は緑色の帯を巻いているのに対し735系は無塗装になっています。
《7番線 キハ261系 特急スーパー宗谷1号 札幌発稚内行》
到着(苗穂より回送) 出発7:48
《6番線 キハ261系 ホームライナー 手稲発札幌行》
到着 7:41 出発(回送)
札幌駅に並ぶキハ261系。キハ40系改造のキハ400系の急行列車を置き換えた「スーパー宗谷」は、現在札幌~稚内間を約5時間で結んでいます。キハ281系・キハ283系をベースとしつつ、それよりは簡易な振り子装置を採用しており、急行時代に比べて1時間のスピードアップとなるとともに低コスト化も図っています。
時間から考えてホームライナーからそのまま「スーパー宗谷」になると思っていたのですが、別編成が仕立てられていました。
《8番線 789系1000番台 3003M 特急スーパーカムイ3号 札幌発旭川行》
到着(回送) 出発8:00
北海道きっての特急街道である札幌~旭川。HL-1007編成による「スーパーカムイ3号」は、「スーパー宗谷1号」のわずか12分後を追いかけます。旭川に向かう特急としては4本目です。
「スーパー宗谷」が出発した後の6~8番線。回送待ちのキハ261系と、出発待ちの789系1000番台が、静かに時を待ちます。
一旦ここで朝練を切り上げ、改札の外に出ます。というのも、自動改札の札幌駅では、入場券に2時間という制限があるからです。6時15分に入ったので、タイムリミットは8時15分となります。
しばらく711系も来ないので、西口近くにあるミスドで朝ごはんタイム。
~11月1日 AM8:11 朝練再開!~
再び入場券を買って中に入ります。
《2番線 731系 140M 江別発札幌行》
到着 8:17 出発(札幌運転所へ回送)
札幌圏のJRは平日と土曜・休日でほとんどダイヤは変わりませんが、140Mは珍しく平日のみ運転の列車です。
《5番線 721系 3860M 快速エアポート74号 小樽発新千歳空港行》
到着 8:17 出発8:25
平均して2本に1本が小樽まで足を伸ばす「エアポート」ですが、朝の時間帯は小樽~札幌間の各駅に停車します。途中の各駅からの乗客も拾うとともに、小樽~札幌では通勤列車ともなっています。指定席のuシートも、札幌までは指定券がなくとも乗車できます。
もっとも、デッキに仕切りがあり転換クロスシートの721系は大変混雑するのですが……
札幌から快速運転をするため幕が切り替わります(前面幕が『普通』(黒地)から『快速』(赤地)に)。
側面の変化。
《3番線 721系 735M 新千歳空港発手稲行》
到着 8:19 出発 8:24
新千歳空港からも721系が現れました。普通列車ですが、「エアポート用」(=6両編成・uシート車あり)のF-4204編成です。
「エアポート用」の721系は、2扉の指定席車両を含むこともあり、通常は「エアポート」専属です。しかし、ラッシュの時間帯にはこのようなエアポート車による普通列車がいくつか運行されます。
《4番線 731系 963M 滝川発手稲行》
到着 8:23 出発 8:29
はるばる滝川からロングランしてきたのは731系の963M。基本岩見沢以北は711系がメインなので、珍しい存在です。711系のいなくなった後は、ロング車(731・733・735系)が入る運用も多くなるのでしょうか?
《7番線 731系+キハ201系 963D~963M~2738M 倶知安発苫小牧行(キハ201系は倶知安→札幌、731系は小樽→苫小牧)》
到着 8:20 出発 8:28
札幌の名物列車の一つ・963Mの待つ7番線に向かうと、731系とキハ201系の解結作業が終わったところでした。
この列車の名物たるゆえんは、電車と気動車が協調運転をするところです。電車はモーター、気動車はディーゼルエンジンと駆動方法がまるで異なるわけですが、731系とキハ201系は互いの速度を同期させた運転をすることができるのです。JR西日本やJR吸収でも例がありましたが、2013年現在協調運転をするのはこの組み合わせのみです。2012年までは3本あったのですが、現在はこの963Mが唯一となってしまいました。
731系は8時28分、苫小牧行きとして札幌駅を離れます。
キハ201系はホームに残り、回送を待ちます。
731系と車体が同じことからもわかるように、キハ201系は協調運転をするために開発されました。本数の多い朝ラッシュ時でも後続の電車に追いつかれないようにするために協調運転を始めましたが、キハ201系は1両あたり900PS(馬力)という恐ろしいパワーで電車並みの性能を実現しました。130km/hを行っていたJR北海道の特急用車両(キハ281系他)ですら1両あたり約700PSですから、いかにとんでもない力かわかります。
しかし、この性能がコスト増となり、キハ201系は4編成で製造が終了。協調運転も少なくなった現在は、そのパワーを生かして札幌近郊で働いています。
《8番線 733系 1536M あいの里公園発札幌行》
到着 8:28 出発(回送)
学園都市線の区間列車・1536Mが到着。写真のB-112編成は一時733系の最終編成となっていました。
そろそろ次なる711系の時間が迫ってきたので、ホームを移動します。
8時半になっても札幌に降り立つ客は減りません。階段を上るのも一苦労。
785系の姿が確認できます。
《3番線 711系 144M 岩見沢発札幌行》
到着 8:38 出発(札幌運転所に回送)
岩見沢からやってきた144Mは711系の6両編成。この711系は144Mまでは岩見沢で待機、144Mのあとは札幌運転所送りのため、一日の稼働時間わずか1時間足らずというニートレイン(=ニート+トレイン)です。
先頭には旧塗色のS-114編成が立ちます。北海道でも珍しくなった非冷房車です。2扉ということもあり他の冷房車(一部に3扉あり)とは運用が区別されている――はずなのですが、見たところ冷房と非冷房、2扉と3扉が分け隔てなく運用されているようです。2扉と3扉って結構乗り降りに差が出る気がするのですが、区別しなくていいのか……?
《2番線 キハ201系 ?》
到着 ? 出発(回送)
出所不明のキハ201系との並び。
《5番線 785系 3008M 特急スーパーカムイ8号 旭川発札幌行》
到着 8:46 出発(回送)
785系の「スーパーカムイ」が(また)到着。減速ダイヤとはいえ、札幌~旭川140kmを約1時間半で飛ばして走っているのですから、その俊足は衰えていません。
《4番線 721系+731系 1742M 手稲発千歳行》
到着 8:52 出発 9:12
札幌駅では基本小樽方面が1~4番線、旭川・苫小牧方面が5~9番線、学園都市線が9・10番線を使用しますが、1742Mは珍しく4番線を使用します。一部を除きほぼすべてのホームから全方向にいける配線なので、パズルゲームのような出入線が行われます。
この駅で733系を開放。721系3両だけになって千歳に向かいます。
先ほどのキハ201系はまだ待機していました。
《1番線 711系 2148M 旭川発手稲行》
到着 9:01 出発 9:08
北海道の長距離電車では2番目となる2148Mが到着します。旭川側では始発電車であり、岩見沢から増結、札幌までは都市間輸送を担います。
編成はS-109+S-111です。
ほとんど空になった電車は、札幌運転所最寄の手稲まで走ります。
ちなみに、これとほぼ同時刻に北海道一の長距離電車・2151M(小樽発旭川行)が来ていますが、ホームが離れているため撮りにはいっていません。運用(129M→126M→2151M)からS-103+S-108なのは分かっています。
再びホーム移動。7番線・8番線は特急が出発することが多く、電光掲示板は赤くなっています。
《7番線 キハ183系 9088D 臨時特急北斗88号 札幌発函館行》
到着(回送) 出発 9:18
そこにいましますは初期型のキハ183。「北斗8号」の代わりに毎日運転される「北斗88号」です。
普段は表示しない「特急北斗 函館行」を掲げています。
編成は前回紹介した「北斗84号」とほぼ同じなので説明は割愛。
733系と並ぶ「北斗」。
5両モノクラスとなった「北斗88号」ですが、「84号」に比べると空いています。
キハ183-1555を先頭にして、「北斗88号」は函館に向けて出発していきました。110km/hしか出せないので、終着函館には(「北斗8号」と比べて)30分遅れでの到着です。
《7番線 キハ183系 13D 特急オホーツク3号 札幌発網走行》
「北斗88号」がいなくなった後の7番線には「オホーツク3号」が到着。車両は「北斗88号」と変わらないですが、半室グリーン車がある分、臨時「北斗」よりグレードが高いかもしれません。
《6番線 733系 1744M 札幌発千歳行》
到着(回送) 出発9:30
「北斗88号」と並んでいた733系が千歳行として発車。
しばらくして、東の空から見慣れぬ青い車体が。
《4番線 キハ261系1000番台 32D 特急スーパーとかち2号 帯広発札幌行》
到着 9:35 出発(回送)
やってきたのはキハ261系1000番台「スーパーとかち」でした。「スーパー宗谷」で成功したキハ261系を小改造して生まれた車両です。それまでキハ183系だった「とかち」は、これにより全て「スーパーとかち」となりました。
《10番線 733系 155M 札幌発岩見沢行》
入れ替わり立ち代わりの発車劇はまだ続きます。続いては岩見沢行の733系。
最大望遠。
到着したての「スーパーとかち」と出発間近の「オホーツク」。
9時41分、いくつものポイントをまたいで、「オホーツク3号」は網走に向かって旅立ちました。
《3番線 731系 154M 岩見沢発手稲行》
キハ183の姿が見えなくなる頃、岩見沢から731系が到着。
《8番線 721系 2746M ほしみ発苫小牧行》
到着 9:41 出発 9:43
721系の普通列車が発車。
後追い。
《9番線 733系 157M 小樽発江別行》
到着 9:34 出発 9:45
続けて733系2本をつなげた江別行が発車しました。
《10番線 711系 544M 北海道医療大学発札幌行》
到着 9:44 出発(回送)
最後に711系を10番線で迎えて、この日の朝練は終了!
~11月1日 AM9:44 朝練終了~
緊急のダイヤ改正だった今改正ですが、札幌都市圏ではほとんど変わりなく動いています。現在も運休が続く「北斗」「スーパー北斗」「スーパーおおぞら」「サロベツ」が復活し、元通りのネットワークを取り戻してくれることを願うばかりです。
前回と同じ注意書きを載せておきます。
《9番線 735系+733系 2734M ほしみ発苫小牧行》
到着7:45 出発7:53
現在2編成のみのレア形式・735系を先頭にした苫小牧行きが入線してきました。北海道初のアルミ車として登場し、その後711系置き換えに向けて増備が進むかと思いきや、製造は写真のA-102編成でストップ。試験車的な存在のようです。その後の新製は733系でまかなわれています。
後ろ3両は733系B-103編成です。733系と735系は(731系も)同じ構造のため見分けがつきにくいですが、733系は緑色の帯を巻いているのに対し735系は無塗装になっています。
《7番線 キハ261系 特急スーパー宗谷1号 札幌発稚内行》
到着(苗穂より回送) 出発7:48
《6番線 キハ261系 ホームライナー 手稲発札幌行》
到着 7:41 出発(回送)
札幌駅に並ぶキハ261系。キハ40系改造のキハ400系の急行列車を置き換えた「スーパー宗谷」は、現在札幌~稚内間を約5時間で結んでいます。キハ281系・キハ283系をベースとしつつ、それよりは簡易な振り子装置を採用しており、急行時代に比べて1時間のスピードアップとなるとともに低コスト化も図っています。
時間から考えてホームライナーからそのまま「スーパー宗谷」になると思っていたのですが、別編成が仕立てられていました。
《8番線 789系1000番台 3003M 特急スーパーカムイ3号 札幌発旭川行》
到着(回送) 出発8:00
北海道きっての特急街道である札幌~旭川。HL-1007編成による「スーパーカムイ3号」は、「スーパー宗谷1号」のわずか12分後を追いかけます。旭川に向かう特急としては4本目です。
「スーパー宗谷」が出発した後の6~8番線。回送待ちのキハ261系と、出発待ちの789系1000番台が、静かに時を待ちます。
一旦ここで朝練を切り上げ、改札の外に出ます。というのも、自動改札の札幌駅では、入場券に2時間という制限があるからです。6時15分に入ったので、タイムリミットは8時15分となります。
しばらく711系も来ないので、西口近くにあるミスドで朝ごはんタイム。
~11月1日 AM8:11 朝練再開!~
再び入場券を買って中に入ります。
《2番線 731系 140M 江別発札幌行》
到着 8:17 出発(札幌運転所へ回送)
札幌圏のJRは平日と土曜・休日でほとんどダイヤは変わりませんが、140Mは珍しく平日のみ運転の列車です。
《5番線 721系 3860M 快速エアポート74号 小樽発新千歳空港行》
到着 8:17 出発8:25
平均して2本に1本が小樽まで足を伸ばす「エアポート」ですが、朝の時間帯は小樽~札幌間の各駅に停車します。途中の各駅からの乗客も拾うとともに、小樽~札幌では通勤列車ともなっています。指定席のuシートも、札幌までは指定券がなくとも乗車できます。
もっとも、デッキに仕切りがあり転換クロスシートの721系は大変混雑するのですが……
札幌から快速運転をするため幕が切り替わります(前面幕が『普通』(黒地)から『快速』(赤地)に)。
側面の変化。
《3番線 721系 735M 新千歳空港発手稲行》
到着 8:19 出発 8:24
新千歳空港からも721系が現れました。普通列車ですが、「エアポート用」(=6両編成・uシート車あり)のF-4204編成です。
「エアポート用」の721系は、2扉の指定席車両を含むこともあり、通常は「エアポート」専属です。しかし、ラッシュの時間帯にはこのようなエアポート車による普通列車がいくつか運行されます。
《4番線 731系 963M 滝川発手稲行》
到着 8:23 出発 8:29
はるばる滝川からロングランしてきたのは731系の963M。基本岩見沢以北は711系がメインなので、珍しい存在です。711系のいなくなった後は、ロング車(731・733・735系)が入る運用も多くなるのでしょうか?
《7番線 731系+キハ201系 963D~963M~2738M 倶知安発苫小牧行(キハ201系は倶知安→札幌、731系は小樽→苫小牧)》
到着 8:20 出発 8:28
札幌の名物列車の一つ・963Mの待つ7番線に向かうと、731系とキハ201系の解結作業が終わったところでした。
この列車の名物たるゆえんは、電車と気動車が協調運転をするところです。電車はモーター、気動車はディーゼルエンジンと駆動方法がまるで異なるわけですが、731系とキハ201系は互いの速度を同期させた運転をすることができるのです。JR西日本やJR吸収でも例がありましたが、2013年現在協調運転をするのはこの組み合わせのみです。2012年までは3本あったのですが、現在はこの963Mが唯一となってしまいました。
731系は8時28分、苫小牧行きとして札幌駅を離れます。
キハ201系はホームに残り、回送を待ちます。
731系と車体が同じことからもわかるように、キハ201系は協調運転をするために開発されました。本数の多い朝ラッシュ時でも後続の電車に追いつかれないようにするために協調運転を始めましたが、キハ201系は1両あたり900PS(馬力)という恐ろしいパワーで電車並みの性能を実現しました。130km/hを行っていたJR北海道の特急用車両(キハ281系他)ですら1両あたり約700PSですから、いかにとんでもない力かわかります。
しかし、この性能がコスト増となり、キハ201系は4編成で製造が終了。協調運転も少なくなった現在は、そのパワーを生かして札幌近郊で働いています。
《8番線 733系 1536M あいの里公園発札幌行》
到着 8:28 出発(回送)
学園都市線の区間列車・1536Mが到着。写真のB-112編成は一時733系の最終編成となっていました。
そろそろ次なる711系の時間が迫ってきたので、ホームを移動します。
8時半になっても札幌に降り立つ客は減りません。階段を上るのも一苦労。
785系の姿が確認できます。
《3番線 711系 144M 岩見沢発札幌行》
到着 8:38 出発(札幌運転所に回送)
岩見沢からやってきた144Mは711系の6両編成。この711系は144Mまでは岩見沢で待機、144Mのあとは札幌運転所送りのため、一日の稼働時間わずか1時間足らずというニートレイン(=ニート+トレイン)です。
先頭には旧塗色のS-114編成が立ちます。北海道でも珍しくなった非冷房車です。2扉ということもあり他の冷房車(一部に3扉あり)とは運用が区別されている――はずなのですが、見たところ冷房と非冷房、2扉と3扉が分け隔てなく運用されているようです。2扉と3扉って結構乗り降りに差が出る気がするのですが、区別しなくていいのか……?
《2番線 キハ201系 ?》
到着 ? 出発(回送)
出所不明のキハ201系との並び。
《5番線 785系 3008M 特急スーパーカムイ8号 旭川発札幌行》
到着 8:46 出発(回送)
785系の「スーパーカムイ」が(また)到着。減速ダイヤとはいえ、札幌~旭川140kmを約1時間半で
《4番線 721系+731系 1742M 手稲発千歳行》
到着 8:52 出発 9:12
札幌駅では基本小樽方面が1~4番線、旭川・苫小牧方面が5~9番線、学園都市線が9・10番線を使用しますが、1742Mは珍しく4番線を使用します。一部を除きほぼすべてのホームから全方向にいける配線なので、パズルゲームのような出入線が行われます。
この駅で733系を開放。721系3両だけになって千歳に向かいます。
先ほどのキハ201系はまだ待機していました。
《1番線 711系 2148M 旭川発手稲行》
到着 9:01 出発 9:08
北海道の長距離電車では2番目となる2148Mが到着します。旭川側では始発電車であり、岩見沢から増結、札幌までは都市間輸送を担います。
編成はS-109+S-111です。
ほとんど空になった電車は、札幌運転所最寄の手稲まで走ります。
ちなみに、これとほぼ同時刻に北海道一の長距離電車・2151M(小樽発旭川行)が来ていますが、ホームが離れているため撮りにはいっていません。運用(129M→126M→2151M)からS-103+S-108なのは分かっています。
再びホーム移動。7番線・8番線は特急が出発することが多く、電光掲示板は赤くなっています。
《7番線 キハ183系 9088D 臨時特急北斗88号 札幌発函館行》
到着(回送) 出発 9:18
そこにいましますは初期型のキハ183。「北斗8号」の代わりに毎日運転される「北斗88号」です。
普段は表示しない「特急北斗 函館行」を掲げています。
編成は前回紹介した「北斗84号」とほぼ同じなので説明は割愛。
733系と並ぶ「北斗」。
5両モノクラスとなった「北斗88号」ですが、「84号」に比べると空いています。
キハ183-1555を先頭にして、「北斗88号」は函館に向けて出発していきました。110km/hしか出せないので、終着函館には(「北斗8号」と比べて)30分遅れでの到着です。
《7番線 キハ183系 13D 特急オホーツク3号 札幌発網走行》
「北斗88号」がいなくなった後の7番線には「オホーツク3号」が到着。車両は「北斗88号」と変わらないですが、半室グリーン車がある分、臨時「北斗」よりグレードが高いかもしれません。
《6番線 733系 1744M 札幌発千歳行》
到着(回送) 出発9:30
「北斗88号」と並んでいた733系が千歳行として発車。
しばらくして、東の空から見慣れぬ青い車体が。
《4番線 キハ261系1000番台 32D 特急スーパーとかち2号 帯広発札幌行》
到着 9:35 出発(回送)
やってきたのはキハ261系1000番台「スーパーとかち」でした。「スーパー宗谷」で成功したキハ261系を小改造して生まれた車両です。それまでキハ183系だった「とかち」は、これにより全て「スーパーとかち」となりました。
《10番線 733系 155M 札幌発岩見沢行》
入れ替わり立ち代わりの発車劇はまだ続きます。続いては岩見沢行の733系。
最大望遠。
到着したての「スーパーとかち」と出発間近の「オホーツク」。
9時41分、いくつものポイントをまたいで、「オホーツク3号」は網走に向かって旅立ちました。
《3番線 731系 154M 岩見沢発手稲行》
キハ183の姿が見えなくなる頃、岩見沢から731系が到着。
《8番線 721系 2746M ほしみ発苫小牧行》
到着 9:41 出発 9:43
721系の普通列車が発車。
後追い。
《9番線 733系 157M 小樽発江別行》
到着 9:34 出発 9:45
続けて733系2本をつなげた江別行が発車しました。
《10番線 711系 544M 北海道医療大学発札幌行》
到着 9:44 出発(回送)
最後に711系を10番線で迎えて、この日の朝練は終了!
~11月1日 AM9:44 朝練終了~
緊急のダイヤ改正だった今改正ですが、札幌都市圏ではほとんど変わりなく動いています。現在も運休が続く「北斗」「スーパー北斗」「スーパーおおぞら」「サロベツ」が復活し、元通りのネットワークを取り戻してくれることを願うばかりです。
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