更新ペースが遅かったせいで、このシリーズも6月に突入してしまいました。申し訳ありません。書きたいことは他にもたくさんあるのに。
前回までのあらすじ:200系、ふたたび。
次に乗ろうとしている「とき342号(17:44発)」までの間、新潟駅をうろうろしてみました。
新幹線改札口を出てすぐの売店では、200系引退にあわせて記念グッズが売られていました。

これは200系引退だからというわけではなく、JR東日本の新幹線(東北・上越)30周年を記念したSuicaケース。左から4番目が200系K47編成です。200系より早く引退したE1系の姿もあります。右端のE4系も引退の話が出ており、これからはE5系・E6系(右から2・3番目)が席巻することとなります。
新潟に来るまでにNRE(日本レストランエンタープライズ:JR東日本の車販を担当する会社)のプレスリリースでグッズを確認していたのですが、ここの売店にはあまり数がありません。
もっとないのかと思って調べてみると……

新幹線の改札内に特設のグッズコーナーができていました。品ぞろえも、先程の売店の比ではありません。
実は、新潟に来る途中、「とき327号」の車内販売で目ぼしいものはあらかた買っていたのですが、ここでもさらに買い込みます。車内にはなかった下敷きなども扱っていました。
200系K47編成の待つ11番線に戻ることとします。

緑の車体にたくさんの人が群がります。人がかぶらないようにするのも一苦労です。

10号車・222-1510と駅名標。

LEDの灯る行先表示機の厚みからも、年季が十分に伝わってきます。
最後の200系乗車の前に、全車両を駆け足で見ていきましょう。

10号車・222-1510(指定席)。

9号車・215-1065(グリーン席)。

8号車・226-1065(指定席)。

7号車・225-505(指定席)。元237-1013(ビュフェ車)です。

6号車・226-1063(指定席)。

5号車・225-1025(指定席)。

4号車・226-1062(自由席)。
この先4両は、改札口に繋がる階段が近いこともありホームの幅が狭い上に、自由席に並ぶ人が列をなしているため、それまでのようにスムーズに撮れなくなっています。
ここでカメラが電池切れ寸前に。座席は6号車なので、往復で200メートルもダッシュする羽目になりました。

3号車・225-1413(自由席)。

2号車・226-1061(自由席)。ひっきりなしに人が通るため、人のかぶらない写真はあきらめました。
これでやっと先頭の1号車の221-1510(自由席)……と行きたいところですが、この間だけで50枚近く撮っている私の手持ちに、1号車の写真はほとんどありません。

撮れたものはこの車番ぐらい。
なぜかというと……

200系の鼻先にわんさか人が集まっていたからです。
「とき342号」は200系の上り最終となりました。本来のダイヤでは「とき346号(新潟18:39発)」がラストなのですが、最終日のこの日は翌日の車両変更の関係で1時間前の「とき342号」が上りラストランとなったのです。
これに合わせて、「とき342号」の先頭では出発セレモニーが催されていました。黄色のヘルメットをかぶった人たちがそうです。
そのため、200系の先頭部から10メートル四方は関係者以外立ち入り禁止。それを囲うようにギャラリーが人垣を作っているため、200系を前から撮れなかったのです。

セレモニーの様子(上手く撮れませんでした)。
一応セレモニースペースの奥なら撮ることはできるのですが、そこには予想通りカメラ持ちの姿が……

望遠を駆使しても、これが精一杯でした。

睨まれた(´・ω・`)。

発車5分前になると、ギャラリーの数はますます増えました。1号車前位のドアにまでそいよせ、駅員さんが必死で出入り口を確保していました。
この間に14番線に200系K43編成の「とき331号」が入線しているはずなのですが、それに気づけないほどの盛況ぶりでした。2面4線あるホームの最も離れた2本に停まったため、K43編成の姿を見ることはできませんでした。

もっとも、乗り込んだところで、1号車はこの通りデッキまで埋まっていましたが。
セレモニーも終盤を迎え、いよいよ残すは出発時の敬礼のみとなりました。発車ベルに急かされる形で、私も1号車前位のデッキに飛び乗ります。すでに満杯でしたが、上体を屈めてなんとかねじこみます。
2013年3月15日、17時44分。221-1015を先頭とした「とき342号」は勢いよくタイフォンを鳴らし、新潟駅を発車しました。新潟駅の出発時刻表に、200系「とき」の表示が出ることは、もうありません。

大変残念なお知らせですが、あまりにも長すぎるためこの続きは次回にします。
200系だけでどんだけ長引いているんだと言われそうですが、何卒ご容赦ください。
おまけ 新潟駅で見たあれこれ

200系のパンタグラフ。新製当初は偶数号車全てにあったパンタグラフですが、使用しているのは5基中3基で、残りはカバーごと撤去されています。

7号車(225-505)のドア。他に比べて幅広です。おそらくビュッフェの荷物搬入口だったのでしょう。

手作りの横断幕で200系を見送る人がいました。6号車付近にて。
前回までのあらすじ:200系、ふたたび。
次に乗ろうとしている「とき342号(17:44発)」までの間、新潟駅をうろうろしてみました。
新幹線改札口を出てすぐの売店では、200系引退にあわせて記念グッズが売られていました。

これは200系引退だからというわけではなく、JR東日本の新幹線(東北・上越)30周年を記念したSuicaケース。左から4番目が200系K47編成です。200系より早く引退したE1系の姿もあります。右端のE4系も引退の話が出ており、これからはE5系・E6系(右から2・3番目)が席巻することとなります。
新潟に来るまでにNRE(日本レストランエンタープライズ:JR東日本の車販を担当する会社)のプレスリリースでグッズを確認していたのですが、ここの売店にはあまり数がありません。
もっとないのかと思って調べてみると……

新幹線の改札内に特設のグッズコーナーができていました。品ぞろえも、先程の売店の比ではありません。
実は、新潟に来る途中、「とき327号」の車内販売で目ぼしいものはあらかた買っていたのですが、ここでもさらに買い込みます。車内にはなかった下敷きなども扱っていました。
200系K47編成の待つ11番線に戻ることとします。

緑の車体にたくさんの人が群がります。人がかぶらないようにするのも一苦労です。

10号車・222-1510と駅名標。



LEDの灯る行先表示機の厚みからも、年季が十分に伝わってきます。
最後の200系乗車の前に、全車両を駆け足で見ていきましょう。



10号車・222-1510(指定席)。



9号車・215-1065(グリーン席)。


8号車・226-1065(指定席)。


7号車・225-505(指定席)。元237-1013(ビュフェ車)です。


6号車・226-1063(指定席)。


5号車・225-1025(指定席)。


4号車・226-1062(自由席)。
この先4両は、改札口に繋がる階段が近いこともありホームの幅が狭い上に、自由席に並ぶ人が列をなしているため、それまでのようにスムーズに撮れなくなっています。
ここでカメラが電池切れ寸前に。座席は6号車なので、往復で200メートルもダッシュする羽目になりました。


3号車・225-1413(自由席)。


2号車・226-1061(自由席)。ひっきりなしに人が通るため、人のかぶらない写真はあきらめました。
これでやっと先頭の1号車の221-1510(自由席)……と行きたいところですが、この間だけで50枚近く撮っている私の手持ちに、1号車の写真はほとんどありません。

撮れたものはこの車番ぐらい。
なぜかというと……

200系の鼻先にわんさか人が集まっていたからです。
「とき342号」は200系の上り最終となりました。本来のダイヤでは「とき346号(新潟18:39発)」がラストなのですが、最終日のこの日は翌日の車両変更の関係で1時間前の「とき342号」が上りラストランとなったのです。
これに合わせて、「とき342号」の先頭では出発セレモニーが催されていました。黄色のヘルメットをかぶった人たちがそうです。
そのため、200系の先頭部から10メートル四方は関係者以外立ち入り禁止。それを囲うようにギャラリーが人垣を作っているため、200系を前から撮れなかったのです。

セレモニーの様子(上手く撮れませんでした)。
一応セレモニースペースの奥なら撮ることはできるのですが、そこには予想通りカメラ持ちの姿が……

望遠を駆使しても、これが精一杯でした。

睨まれた(´・ω・`)。

発車5分前になると、ギャラリーの数はますます増えました。1号車前位のドアにまでそいよせ、駅員さんが必死で出入り口を確保していました。
この間に14番線に200系K43編成の「とき331号」が入線しているはずなのですが、それに気づけないほどの盛況ぶりでした。2面4線あるホームの最も離れた2本に停まったため、K43編成の姿を見ることはできませんでした。

もっとも、乗り込んだところで、1号車はこの通りデッキまで埋まっていましたが。
セレモニーも終盤を迎え、いよいよ残すは出発時の敬礼のみとなりました。発車ベルに急かされる形で、私も1号車前位のデッキに飛び乗ります。すでに満杯でしたが、上体を屈めてなんとかねじこみます。
2013年3月15日、17時44分。221-1015を先頭とした「とき342号」は勢いよくタイフォンを鳴らし、新潟駅を発車しました。新潟駅の出発時刻表に、200系「とき」の表示が出ることは、もうありません。

大変残念なお知らせですが、あまりにも長すぎるためこの続きは次回にします。
200系だけでどんだけ長引いているんだと言われそうですが、何卒ご容赦ください。
おまけ 新潟駅で見たあれこれ

200系のパンタグラフ。新製当初は偶数号車全てにあったパンタグラフですが、使用しているのは5基中3基で、残りはカバーごと撤去されています。

7号車(225-505)のドア。他に比べて幅広です。おそらくビュッフェの荷物搬入口だったのでしょう。

手作りの横断幕で200系を見送る人がいました。6号車付近にて。
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