甲斐国分寺跡で散策していると、次第に天気が良くなってきて、
晴れ間も見えてきた。
それならと【眞原桜並木】を目指すことに。
そもそも今回の旅行は、昨年【眞原桜並木】の場所を教えてもらってすごくよかったので、
今年の桃のお花見でも寄りたいと思って計画してた。
天気が悪そうだったのと、桜と桃の開花がちょうどいいかどうかも心配だった。
特に今年は桜も桃も開花が早く、どちらも満開のピークは過ぎている。
桃畑は、満開頃に摘花・受粉の作業があるので、花数が減るのだけど、そこそこよかった。
桜は、地元の方のInstagramで2日前の様子が出ていたのだけど、
満開になった、と伝えていた。
どうかなー
おおお
花は散っているけど、まだまだ見ごろ!!
平日なので、人も車も少ない。
しかも、この並木内では車の通行が超徐行運転となる人ばかり。
甲斐駒ヶ岳は残念ながら見えないけど、青空をバックに。
(あとちょっとなんだけどー)
眞原地区は昭和20年頃に開拓され、酪農を営んでいたためもともとは牧草地帯。
昭和40年代に、入植してきた人達が土地の発展を願い植えられたソメイヨシノがここまできれいな並木になったわけ。
樹齢で言うと50年以上かな?
ソメイヨシノの寿命は短いと言われているけど、実はそうでもないらしく、
植え方に気を付ければ長く生きることができるそうだ。
そのポイントは、植える間隔を10m以上とる・根が張る周囲に人や車が踏み荒らさないようにする など
ソメイヨシノの根っこは広い範囲に浅く広がるので、歩道の横のような場所に植えられてしまうと、
お花見で大挙してくる花見客の足に踏まれてしまうので、長く生きられない。
鎌倉の段葛のように間隔が狭まっているのも、長く生きられない要素だよねぇ
もちろん、桜の木の下で花見で宴会、というのもソメイヨシノの寿命にはよくないわけで。
眞原の桜並木は木の間隔も広いし、道路の交通量も少なめなので、長生きできると思う。
(ここでは花見宴会禁止)
桜並木は時折吹く強めの風で桜吹雪が巻き起こる。
路上も桜の花びらがびっしりと。
並木から少し外れた山裾に、枝垂桜の林もある。
桜の並木道から見ると、こんもりと桜が密集して美しいピンク色になっているのが見える。
近づいて行ってみたら、なぜか下草や藪が全く刈られていなくて、入り込むのに苦労する。
草刈りの人が来ていたけど、とりかかったばかりなのか笹の枝が密生していてあまり奥に入れなかった。
甲斐駒ヶ岳など南アルプスは見えなかったけど、十分すぎるほどの天気になった。
雨かもしれないと思ってたけど、来てよかった!!
この日の夜には雨となって、眞原の桜ももう終わりだね。
枝垂桜の林が密集してきれいなピンク色に染まっていて特に素晴らしいと思いました。
桜は、遠くから見るのきれいですよね。
吉野千本桜とか見てみたいです。
こちらの枝垂桜、ほんとうに一塊に密集していて、
この中入ったらきれいだろうなーって思ったのですが、
笹も密生していて足に引っかかったりで、意外に危ない場所でした。(^^;)
下草刈りの人が一人、機械で刈り取っていましたが、範囲が広いので全部刈るには数日かかるんでは?と思いました。
桜の見ごろは過ぎてしまうのにな~