
武田神社の真ん前には、信玄ミュージアムがある。
(正式名称は 甲府市武田氏館跡歴史館 という)
無料の施設(特別展示室は有料)で、武田信玄公生誕500年記念特別展示を開催中。
そうなんです、触れていなかったけど、今年は武田信玄生誕500年(11月3日生だそう)。
この施設も、躑躅ヶ崎館の敷地内なのだけど、建物は新しい。
お手洗いをお借りしたら、個室前にこんな表示。↓
・・・どれも当てはまらないんだけど。
しょうがないのでワタシは「諏訪御料人様専用」に入った。
諏訪御料人、とは井上靖の小説「風林火山」(大河ドラマにもなった)の中で「由布姫」という名前の人。
信玄最愛の妻、とされているけど、それは小説の中の話らしい。
同じ敷地内の隣に、昭和初期に建てられた木造の料亭旅館・旧堀田古城園があり、
今は中を見学できない(外から覗くだけ)けど風情のある佇まい。
武田家を意識したひし形の茶室もある。↓
(一見ひし形かどうかわかりにくい)
続く棟の長屋は、今はカフェになっていて、信玄餅ソフトクリームを提供している。
暑い日だったんで、迷わず信玄ソフト注文。
カフェ内には甲冑が飾られていた。(^^;
この後、次はどこに行こうかと考えたんだけど、
いかんせん暑い。日差しがとにかくキツイ。
風も少し強いので、日傘をさすのも面倒。
お土産買ってもう帰る方向で行こうか、ということでゆっくりドライブしながら、
勝沼へ。
今が旬のぶどうを買っていこう、と思い、観光農園を探してみる。
勝沼の観光農園はものすごくたくさんあるんだけど、そのなかで「一古園」という名前に覚えがあったので、
看板を見つけ矢印通りに路地に入る。
あれっここ?と思うくらい狭い路地だったけど、割と次々車が入る。
少し奥へ進むと、なんだこれ!!
というくらい人人人。
車を誘導する係の人も数人、駐車場もたくさん、しかも観光バスまでくる!!
こんなに狭い道なのに、どうやって来たの?
人気農園だったのか?
ぶどう狩りの人たちで混んでいたけど、農園も広いのでどんどん捌いていけるようだ。
ワタシたちはお土産だけ買っていく。
お店の人が、「ようやくバスも来られるようになって、人(観光客)が増えてうれしいし、助かる」と言っていた。
緊急事態宣言中、自粛して観光バスなどのツアーは来ていなかったんだそう。
ぶどう狩りのシーズン(7月~11月)に間に合ってよかった、というわけだ。
農園入り口の葡萄棚。↑
一本の木からこれだけ実らせるってすごい。
シャインマスカット大人気だけど、観光農園ではいろいろな種類のぶどうが楽しめる。
お土産は、4種類のぶどうのセット(シャインマスカット入り)。
カバーの絵がかわいい。
車はまだまだやってくるようだったので、早々に退散して帰路についた。
(つづく)
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