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阪神牝馬Sを予想してみる

4月10日

NZT

◎ドゥラモンド(5人気)

一般的には外枠不利、差しが決まりやすいコースだと言われている。しかし、去年は外枠3頭の決着だった。今年は昨年ほど速くはならないだろう。

18年はきさらぎ賞3人気5着の馬が1着、京成杯3人気13着の馬が3着。19年はチューリップ賞3人気9着の馬が2着、そして去年はフラワー1人気3着の馬が2着になっている。前走重賞で期待に応えられなかった馬の巻き返しが目立つ。

アヴェラーレは2戦2勝だが2戦とも東京。中山は未知数だ。バスラットレオンは昇級戦でも実績上位。斤量56Kは経験済だが、前走から4K増がどうか。タイムトゥヘヴンは距離短縮がすべて。サトノブラーヴは未勝利戦の勝ちっぷりが買われて人気。先週の捻挫が心配。ドゥラモンドの前走はきららぎ賞5人気10着。単純に距離が長かったためで敗因がはっきりしているのがいい。状態はいいので、アスター賞1着と同じ舞台なら巻き返せるはず。

阪神牝馬

◎イベリス(4人気)
穴メイショウグロッケ(10人気)

ハイペースになりにくく、差し届かないケースが目立つコース。関西馬4連勝中、京都牝馬S組が3年連続連対中。

京都牝馬1着のイベリスは短い距離ほど成績がいいが、スピード持続型の馬なので距離を問うよりも気持ちよくマイペースで走れるかだろう。阪神マイルはアーリントンCで勝っているし、そのときと同じ単騎で逃げられそうな条件。ローテもよくチャンス到来と見る。同2着のギルデッドミラーも枠の差で負けただけで、折り合いに課題があるも引き続き期待できる。

1人気のデゼルは昇級戦だが実績上位。瞬発力がある一方で、長く脚が使えるなど自在性がある。2000で使ってきた馬なので距離短縮がカギとなりそう。秋華賞2着馬のマジックキャッスルは崩れないタイプ。唯一崩れた桜花賞では重馬場でまったく走れなかった。ローテもいいし、ここは最低でも馬券。ただ同レースの関東馬1着はない。リアアメリアはわかりやすい馬で、休み明けの左回りコースでしか走らない。


3年連続で二桁人気の馬が馬券になっている。1頭くらい買っておきたい。

エーポスは1年ぶり。さすがにないだろう。プールヴィルも休み明けの距離延長ではさすがに厳しそう。しかも適距離ではない。ロフティティフレーズは中山なら買えたが。メージェルスーは普通に力不足。

メイショウグロッケはセントウル2着。短距離馬なんで人気がないのだろうが、最近マイルで使ったレースはともに休み明けで度外視できる。叩き良化型の2戦目。人気薄の馬たちの中では最も可能性がある。

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