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■日本に来ている中国人富裕層がテレビのインタビューで、妻と一流ブランドの服や装飾品を買いに来たのだと言っていた。その妻はというと、まさに馬子にも衣装。自分がいいと思う服を買って着たほうが100倍幸福ではないのか。
■野村総研によると、富裕層とは純資産(総資産ー負債)が1億円以上の世帯ということになってます。この程度で富裕層なのかな、と私は思いますし、政府が定義する富裕層とはだいぶ差があるようです。とはいえ、これが世間の富裕層の定義らしい。
■私も富裕層のはしくれです。富裕層の特徴をまとめた記事がありましたが、私が当てはまるのは「日々の運動」だけ。他はかすりもしない。
■お金は使うものであり、増えたり減ったりするものです。あるフィナンシャルプランナーは独自の富裕層の定義をしており、無収入で5年以上、生活を維持できる資産があれば、その人は富裕層な人だと言います。たとえば、年500万円の出費がある人なら、資産が2500万円以上あれば、富裕層に値するというのです。だから、あからさまに金持ってそうな人間よりも、さほどでもなさそうな人の方が実は裕福だったりすると、このFPは自身の実務経験から言っていました。
■私は自分がいいと思った服しか着ないし、高級車も高級腕時計も持っていない。というか、普通の車すら持ってないし、腕時計はただのG-SHOCK。タワマンなど少しも憧れないし、私なんか3Dプリンタ住宅で十分です。立派な墓もいらない。私が金を持っているとは周りは誰も思ってないでしょう。
■とはいえ、私は節約だけはしない。ただ高価なだけで似合いもしなければいいとも思っていない服を着て歩くのは不幸ですが、節約もまた不幸です。どちらも不自然という点では違いはないです。まずは自分の身の丈を知ることですね。