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夏の牝馬限定戦を分析する

8月11日

夏競馬では牝馬を買っとけ。とよく言われますが、牝馬限定戦ではそうはいきません。そこでちょっと考察してみた。

まずは今週末から開催の小倉競馬から。

1200M/芝/牝馬

近3年で8レース施行。1人気が1着になったのは1回だけ。1着になる馬は3人気以内か6人気以下のどちらかと極端だ。距離やコース適性などの好走ファクターは重要ではない。

6人気以下の馬で1着になった3頭ともたまたまの勝利ではなく、調教やパドックで状態の良さを示していた。また3頭中2頭が逃げ馬。逃げ馬で走りそうなのがいたら人気薄でも馬券の軸にできる。

2,3番人気の馬と上記穴馬2頭を軸にした馬単フォーメーション馬券を買い続けて1回でも当たれば儲けものだ。

1800M/芝/牝馬

近3年3レース施行。距離実績が重要。1,2人気が苦戦している。毎年8日目に施行されるが、結果だけ見ると、この時期ではまだ開催前半に引き続き内枠先行馬が有利っぽい感じになっている。3-5人気軸の馬単馬券がよさそうだ。

2000M/芝/牝馬

近3年6レース施行。1人気3頭、3人気内6頭。1着の馬は3人気内と決めつけてしまっていい。

向正面でいったんペースダウンしたあとに再加速するコースレイアウトであることから、決め手がある馬に有利。2000Mに実績があり(場所は問わない)、かつ前走で好走した馬が強く、これらのファクターが出走馬中最も評価できる馬が1着になる。
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