9日
■徳川綱吉の生類憐れみの令は、市民を苦しめる悪政として教科書などで紹介されています。「まんが日本の歴史」では、蚊すら殺せないと、市民が苦しんでいる姿が描かれています。しかし・・・
■生類憐れみの令が出た当時の背景として、動物だけでなく人間をもすら無闇に殺されていた事実があったそうです。将軍はそんな生き物たちを憐れんで、なんとかしようとした・・生類憐れみの令はむしろ、まっとうでヒューマニズムな法律だったという見方もできる。
■お触れが繰り返し出たのも、それだからこそではないか。法律はあったけど、誰もそんなに守ってなかった、というのが事実なのかもしれません。