昨日は労働組合の半日会議だった。
その後の交流会でも職場の事や反戦行動や安倍襲撃事件のことなど で盛りあがる。
で、その後が大変だった、 選挙に行かなければという思えど寝不足とお酒がまわってかなり酔 っぱらってフラフラとした足取りはどこを走っているのか、 山手線を2周ほど回ったろうか。
そんなこんなで、二日酔いのまま投票所に足を運んだのだつた。
で、安倍襲撃事件以降、感じたことのない不気味でイヤ〜な感じ、 得体のしれない雰囲気が気になって仕方なかった。 その正体が何なのか以下は思ったことを書かせてもらった。( 写真は、会議のあった会場、浅草橋の艀の風景)
安倍晋三襲撃事件については、 Y容疑者の動機などを知るにつけ憎悪を生みだした社会の殺人事件 という他ないと思う。
選挙期間中ということもあり「民主主義への脅威」 とか新聞紙面は賑わせ、 この襲撃事件が安倍氏個人をねらったテロかと疑ったが、 テロリズムの定義ともかけ離れた事件であり、 マスコミは殺人事件として訂正すべきだ。ちなみにテロやテロリズムといいう定義について、に逢坂誠二(立件民主党)が提出した「テロリズムの定義などに関する質問主意書」(2017年3月10日)を参考にしてみる。警察庁ではテロリズムの定義として、「広く恐怖又は不安を抱かせることによりその目的を達成することを意図して行われる政治上その他の主義主張に基づく暴力主義的破壊活動をいう」と規定されている。「政治や主義主張にもとづく」ものであるが、Y容疑者の動機などから判断しても無理筋であることがわかる。
それをあえて訂正しないのは一体なぜだろうか?
この事件をテロとすればするほど、 共産党や社民党などの左翼政党や労働組合や社会的マイノリティへ の差別と憎悪による意趣返し的なものがむしろ増幅するのではない か?そしてその取り締りも。
ネットでは、 犯人の国籍や支持政党などえげつない書き込みがされている。それだけではなく、 立憲民主の辻元清美事務所の窓などを壊す事件やメーデーや朝鮮学 校への襲撃事件などが更にエスカレートして しまう責任を誰が取るのか。
テロリズムというのであればアメリカの言語学者ノーム・ チョムスキーの主張に耳を傾けたい。彼は「 あらゆるテロに反対する」立場から、 アメリカの国家テロリズムに触れていた際に、 1998年ケニアとタンザニアの米大使館爆破への報復としてスー ダンの製薬工場への爆撃について触れている。
工場爆撃によってスーダンの医薬品の50% 以上を供給する工場が消失したため、マラリヤや結核患者用の薬、 牧場での寄生虫感染薬がなくなり、 間接的な死亡者数は数万人にのぼるとされた。 しかもアメリカはスーダンにある国連の援助組織のアメリカ人職員 を引揚げさせ240万人が飢餓の危険にさらされた。
更に注目すべきは、スーダン政府は、 ケニアとタンザニアで発生した米国大使館爆破事件の容疑師を拘束 し、 製薬工場爆撃の前に有力なアルカイダに所属する200名のデータ と共に引き渡そうとしていた。アメリカがこれを拒否したため、 このような悲劇となったわけだが、 さらに悲劇は続くことになった。
911テロ、 アフガニスタンやイラクへの戦争はこのようなテロの恩讐がもたら したものではなかったか?
それ故に考えるへきことは、 武力を増強してきた安倍政権が作ってきた社会はいかなるものだっ たかではないか?
アンダーコントロールと原発が制御されているかのように装いオリ ンピック誘致を強行、貧困と格差をうみだしたアベノミクス、 二度の消費税増税、 近畿財務局職員が自殺するなどのモリカケ問題、 アメリカと戦争できる集団的自衛権行使を安保法制と共謀罪の強行 、沖縄に寄りそうと言いながら辺野古、高江の米軍基地建設、 先島への自衛隊配備、 どれも人々の暮らしや生活を踏みにじりながらウソもペテンも平気 な強者中心、優先の社会を作り上げてきた。
今回の襲撃事件で民主主義の脅威を言うなら、 安倍政権と安倍によるこれまでの民主主義の破壊についてどう思う んだと言いたい。
みなさんは、どう思われますか?
というか7月13日16時00分から水道橋駅頭で行われる3回目 となる戦争反対!労組緊急アクションで思いをぶつけよう!
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