2022年の後半からムスタングギターにはまっています。
かなり無理をして購入した66年ものを単身赴任先に持って行って毎日のようにガチャガチャと遊んでおりました。
当然飲んでますので、何度もビールやら酎ハイやらをこぼしそうになったり、倒したり蹴とばしたり。
このままではせっかくのヴィンテージギターが台無しになってしまいそう・・・日々この恐怖に怯えておりました。
半年近く、お手頃価格のFender Japanの中古を探しておりましたが、栃木や埼玉では見つからず。
かと言って、オークションやネット通販では試奏ができないというジレンマ。
そこで先週にFENDER FLAGSHIP TOKYOへ行って現行モデル4種を試奏してきたわけですが、最も自分に合っていたのがCHAR MUSTANGでした。
CHARさんは凄い人だと思いますが熱烈なファンではないので、シグネーチャーモデルには多少抵抗はありましたが、弾きやすいのが一番と割り切ることにしました。
中古を探しても2020年の発売なのでなかなか見つからず、あっても決して安くはない状況。
それではとデジマートで検索して最安値の新品を購入しました。
手に持ってみてビックリ、新品のエレキギターってこんなにきれいで弾きやすいのか。
考えてみれば、新品のエレキギターを購入したのはほぼ40年ぶり、ずっと中古しか買ってなかったからなあ。
早速、66年の本物さんとツーショット。
ブリッジやコントロールノブがストラトキャスターと同じように変更されており、ムスタング特有のスライドスイッチはトグルスイッチに交換されています。
ショートスケールで小ぶりなムスタングの取り回しの良さとストラトキャスターの堅実さを兼ね備えたモデルのようです。
色は東京オリンピックを記念してオリンピックホワイトと命名された、ちょっと焼けた感じの白。
これはもっともっと焼けた感じになってほしいところです。
ペグはヴィンテージスタイルの白いプラスチック製、ヘッドはラージヘッドですかね。
裏面をみると、通常のストラトにはあるスプリングボックスのふたがありません。
CHARさんには不要だったのですね。
ネックを固定する四角いプレートにもロゴなし、シリアルナンバーなしという徹底ぶり。
ちなみに重量は66年の本物が3.5kg、本機は3.0kgと非常に軽量、非力な自分にとってこれはとても重要です。
ストラトキャスターと並べてみるとブリッジやコントロールノブの感じが同じであることがわかります。
面白いのは、ぱっと見ではムスタングの方が大きく見えること。
実際にボディーエンドからヘッド先端までの長さはほぼ同じ。
取り回しの良さのポイントはネックがショートスケールであることとボディの厚さだと思います。
写真ではわかりにくいですが、ムスタングのボディーは薄いのです。
肝心の音ですが、ちょっとパワーが足りないのですがムスタングらしい音がします。
ネットの評判などを見る限りではノイズが心配だったのですが、まったく問題なし。
備忘録ですので、スペックをアップしておきます。
Body Material:Basswood
Body Finish: Polyester
Neck: Maple, Char’s “C”
Neck Finish: Polyurethane
Fingerboard: Rosewood, 9.5” (241 mm)
Frets: 22, Vintage Style
Position Inlays: White Pearloid Dot
Nut (Material/Width): Bone, 1.615” (41.02 mm)
Tuning Machines: Vintage-Style with Aged White Plastic Buttons
Scale Length: 24” (610 mm)
Bridge6-Saddle: Vintage-Style Synchronized Tremolo
Pickguard: Red Tortoiseshell
Pickups: Single-Coil Mustang (Bridge), Single-Coil Mustang (Neck)
Pickup Switching: 3-Position Toggle: Position 1. Bridge Pickup, Position 2. Bridge And Neck Pickups, Position 3. Neck Pickup
Controls: Volume, Tone
Hardware Finish: Chrome
Strings: Nickel Plated Steel (.009-.042 Gauges)
Case/Gig Bag: Gig Bag
Weight: 3.0 kg(実測値)