4月22日の初日に行き、昨日の最終日にもう一度行って来ました・・そこには行列が出来ていました
予想通りでした、でも思ったほどの行列でなく10分程で中に入れました
中に入ると、天正遣欧少年使節の四人がお出迎え
このロビーだけが写真撮影が可能なんです下の写真の左側にあるエレベーターで3階へ、次に2階の会場へ
初日の4月の22日は閉館40分前に飛び込んだもんですから・・・各会場とも私とあと5人ぐらいの観客でした
でも、最終日に行列が見られて、嬉しかったです・・・もっと多くの人に知ってほしかった【天正遣欧少年使節】の事を
今から400年以上前に15歳から12歳の少年四人が欧州各地を8年駆けて訪問します
ここに詳しい資料がありますので、その一部を紹介しておきましょう
1582年2月20日〈天正10年旧暦1月28日〉長崎港を出港
1582年3月9日、マカオ着。風を待つ・・・とあります「帆船ですからね~」
1584年8月10日、〈天正12年旧暦7月5日〉ポルトガルの首都リスボンに到着・・・2年半の歳月ですよ
1584年11月25日、スペインの首都マドリードでスペイン国王フェリベ2世の歓待を受ける
そして、今回の大目的であるイタリア訪問は長崎を出港してから、3年の月日が経っていました
1585年3月1日〈天正13年旧暦1月30日〉スペインのマヨルカ島を経由してイタリアのリヴォルノに到着
翌日にの午後1時にピサに到着、ピサ宮殿にてトスカーナ大公フランチェスコ1世・デ・メディチに謁見。
その晩、大公妃ビアンカ・カッぺッロ主催の晩餐会に参加。そしてピサ滞在中に斜塔や大聖堂を訪れている
1585年3月7日、フィレンツェに到着、現在も庁舎として使われている【ヴェッキオ宮殿】に宿泊している。
1585年3月23日、ローマでローマ教皇グレゴリウス13世に謁見。ローマ市民権を与えられる
1585年5月1日、グレゴリウス13世の後を継いだシクストゥス5世の戴冠式に出席。
1585年6月3日、ローマを出発。以後ヴェネツィア、ヴェローナ、ミラノなどの諸都市を訪問
1586年4月13日、リスボンを出発。帰路につく
1590年7月21日、使節団帰国。長崎に帰港。
1591年3月3日、聚楽第において、豊臣秀吉を前に、持ちかえった西洋楽器で演奏をする
どうですか?各地での大歓迎ぶり・・・心温まりますね
この後、神戸市立博物館を出て【神戸帆船フェスティバル】の会場へと向かいました
次回にフェスティバルの模様を詳しく掲載しますが・・・海王丸の勇姿を・・予告写真です
次回をお楽しみに
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます