昨日、京都文化博物館で開催中の【木島櫻谷】〈このしまおうこく〉を観てきた
実は、今開催中のメインの特別展示は
こちらの企画なんです・・先週に行って来ました
その時は【木島櫻谷の世界】はまだ開催されてなかったので、昨日行って来たと云うわけです
それが、ナント!メインの特別展示より素晴らしかったんです・・・先ずはその作品を
木島櫻谷とは・・・明治10年〈1877〉~昭和13年〈1938〉
明治から昭和初期にかけての、京都は四条派の日本画家で「大正の呉春」とか「最後の四條派」と称された
櫻谷文庫とは・・・木島櫻谷が亡くなって2年後、櫻谷の旧居、画室と作品、遺品、
櫻谷の収集品の保存管理と公開、美術研究者と芸術家支援を目的として昭和15年3月25日に設立。
この場所、旧衣笠村は京都近郊の田園地帯で、周囲には植木屋が軒を連ねていたと云う
開発が進んだのは明治を終わりごろ、田園風景が残るこの地に注目したのが日本画家であった
中でも木島櫻谷はいち早く、市内の三条室町からこの地に移り住んだ
これが契機となって、土田麦僊、金島桂華、山口華楊、堂本印象、西村五雲、福田平八郎・・・
これらの日本画家が移り住み、「衣笠絵描き村」と呼ばれていた
他には、洋画家の黒田重太郎、映画監督で有名な牧野省三らも近くに住んでいた。
晩年は、昭和8年〈1933〉の第14回帝展に「峡中の秋」を出品したのを最後に衣笠村に隠棲
しかし、徐々に精神を病み、昭和13年11月13日、
枚方近くで京阪電車に轢かれ非業の死を遂げた・・・享年62歳であった
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