昭和人俊やんの鐵活日誌回顧録帳

低床車導入後の福井鉄道

かつては大型の鉄道線高床車のみで運行され、併用軌道部の低床ホームでは大きな自動昇降ステップを昇降させて乗降させていた福井鉄道だが、2006年以降名鉄から大量移籍してきた軌道線低床車を中心に運行されている。
鉄道線専用軌道区間の駅のホームは、この時全駅低床化された。
写真は、全駅低床化されて約1年後の2007年11月、えちぜん鉄道との相互乗入れ開始直後の2016年5月、そして2021年5月にそれぞれ撮影。



福井駅前通りにて、上写真、2007年当時通り上にあった福井駅前電停はなくなり、2016年時点で、下写真手前に福井駅電停として移設開業している。下写真、回送車がいる付近が旧福井駅前電停だった位置。



田原町駅にて。上(2007年)のモ880形停止位置と、下(2016年)のki-bo停止位置は同じと思われる。
えち鉄との相互乗入れに伴う同駅改装で、1面1線から2面2線(福鉄線内列車用×1、えち鉄直通列車兼用×1)となった。




2016年時点で唯一稼働していた高床車モハ602。扉開閉と同時に大きなステップがバタバタと音を立てて昇降する。
年輩者、子供、足腰の悪い人などにはかなりきつく、高床車はバリアフリーならぬ「バリアアリー」な電車であった。
上・中=西鯖江駅、下=田原町駅。


名鉄からの移籍組には、写真のモ800形(名鉄では2代目)もいたが、路面電車形単車は福鉄では収容力が小さく使い勝手が悪かったのか、後年豊橋鉄道に再譲渡された。
2016年、福井城址大名町電停にて。


2021年時点で在籍している高床車は、全て休車のもよう。除雪機関車デキ11の後に200系203Fとモハ602が留置されている。北府(きたご ←超難読駅名やな!)駅にて。
福鉄オリジナルの200系は、大規模修繕を経て保存する動きがある。
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福井鉄道・えちぜん鉄道相互乗入れ、およびえちぜん鉄道単独のネタは、後日別途当ブログに掲載する。
(2016・2021年GW鐵活分)
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