仁ちゃん家 ~ガンプラ作りたい建築系サラリーマンの部屋~

建築サラリーマンの超牛歩ガンプラ製作記録ブログ
パパモデラーが健康と家族に優しい水性塗料ファレホで塗装しています

MGガンダムVer2.0完成

2020-04-10 | MG RX-78-2ガンダムVer2.0(完成)
MGガンダムVer2.0完成しました!パチパチパチパチ!

前回までの記事で何度も書いていますが、
今回の作品は仕事のお客様にプレゼントする用に製作しました。
もうすでにお客様にお渡ししてしまっています。
別にガンダムに詳しい方という訳ではないのですが、
仕事をご一緒した記念に、ということでプレゼントしました。
人様にプレゼントするのは初めてでしたが、
とりあえず喜んでいただけたようなので良かったです。

ちなみに今回のこの緑と赤のカラーリングは、
お客様の会社でイメージカラーのように使われている色を選んだものです。
また、シールドのローマ字はこの物件に携わった会社の略称を意味し、
漢字はお客様の会社名から一文字拝借したものです。
同じくシールドの数字の羅列はこの物件のお引渡し日です。
ということで、お客様の会社専用の仕様という意味合いで仕上げています。
なのであんまりガンダムっぽくないカラーリングと、
関係者以外はなんのことやら分からないシールドの文字の羅列になっています。

新築物件の竣工記念にプレゼントするのに、
塗装キズやらのウェザリング仕様で果たして良いものか、、、
なんてことももちろん悩みましたがw
でもそもそもカッコよく改造なんてできないし、
プレーンな形状のいわゆる「ガンダム」の方が分かりやすいだろうし、
そうなると汚しくらいしか自分の個性を出せないので、
結果汚してプレゼントするに至りました。

前回の記事でも書きましたが、
時間があればホントはもっと丁寧に汚しを入れたかったのですが、
それが間に合うように製作を進められなかった自分が悪いので、
そこは多いに反省です。。。
でもでも!良い具合に使用感のある巨大な金属ロボット感は出せたかなと思います。



あ、あと、今回の完成写真はサイズが大きいです。
もしかしたら大きすぎてちょっと見づらいかもしれません。
そしてメッチャ粗が目立つかもしれませんwイヤーン。

というのも、デジイチで撮影したデータをブログに取り込むのですが、
いつも画質が落ちすぎて荒くなっちゃってものすごい不満だったんですね。
それもそのはず、元データの容量が3MB以上あるのに対して、
ブログに写真を取り込んだ時点で100〜300KB程度まで、
勝手に超絶圧縮されてしまうんです。
1/100以下に圧縮ですよ!?そりゃ不鮮明にもなるわって感じです。
写真のオリジナルサイズでアップしてもダメなんです。
これはもうgooブログの仕様だから仕方ない点なのですが、
写真をメインにしたいブログとしてはなんとも残念な思いでした。
せっかくデジイチで鮮明に撮影した写真も、
ブログに載せるとなんかボヤけてイマイチな写真になっちゃうんです。
ホントにどうしようもないんですよ。。。
いろいろな方が改善を求めて運営に意見を言ってくれていますがね。。。

ところが、いろいろと調べていたら、写真データの元の画質を落とさずに、
鮮明な写真をアップする方法を見つけたんです。
今回はトップ写真以外はその方法でアップしています。
なので今までとは比較にならないほど、
クッキリハッキリとした写真を載せることができていますが、
オリジナルサイズのままじゃないとやはり圧縮されてしまう仕様なので、
ちょっと写真が大きすぎて特にPCで見ていただいている方は、
もしかしたら見づらいかもしれません。。。
でも鮮明な写真を載せられる方が私は嬉しいので、
少なくとも完成写真だけはこの仕様でアップしていこうと思います。
その分粗い部分もよりハッキリ見えちゃいますけど!
そこは大きな心で許してやってください!
塗面が荒かったり、ホコリが付いたままになってても、
笑って許してやってくだせぇ。。。

あとデータが重くて表示されるまで時間がかかる可能性もありますが、ご了承ください。。。
→やはり重たすぎて表示にやたらと時間がかかるので、少し画像サイズを小さくしました。
 1枚1MBくらいの容量にしています。



ということで、ムダに前置きが長くなりましたが、、、
完成写真の紹介いきます。

まずは正面から。
汚しは控えめすぎてあまり目立ちませんな。


塗装キズ表現は以前の記事で紹介したとおり、
実際に塗膜をヤスリで削って下地のシルバーやブラックを露出させてます。


なので、やり過ぎると元の成形色のプラが出てきます。
胸のところの青く見えるとこなんかはやり過ぎた箇所ですw
まぁ、それはそれで表現としては「アリ」かなともおもってます。


エッジや、可動したら擦れるんだろうなという箇所を強めにキズつけます。


膝小僧はかなり擦りむきましたw
でもここのキズが、表現したかった複層塗膜が段階的に露出している、
というのをもっとも上手く出来てるんじゃないかなと思ってます。
ちょっとやり過ぎですけど、アクセントです。


関節の丸い部分なんかはもっとメタリック感のある仕上がりにしようと思って、
メタルカラーのガンメタリックを使ってアクセントにしたかったのですが、
最後に横着して組み上げた状態で一気にツヤ消しを吹いたら、
ただのグレーみたいになっちゃいました。。。反省です。


分かりづらいですが、ツインアイや頭部のメインカメラ部分なんかは、
キット付属のシールを貼ったあとにUVクリアジェルを盛ってクリアパーツっぽくしてます。
シール貼りっぱなしよりテカテカして光をより拾うようになります。
今回初めて使ってみましたが、取扱いは簡単だし質感も面白くなるので、
クリアパーツ部やセンサー部分に使ってみると良いと思います。


シールドの大判デカールは慎重に慎重に。。。
ツヤ消しで少しミスってちょっとザラザラになっちゃいました。。。げふぅ。


コーションデカールなどは背面に多めに貼り付けました。
外装が緑とグレーがメインなので、オレンジ系のコーションをメインで使いました。


シールドの裏側はジャーマングレーで塗り分け。


足元廻りは他よりキツめに塗装キズを入れたつもりでしたが、
全体で見るとそうでもないですねw
もう少し大げさに入れてもよかったかもしれません。
やはりドライブラシやチッピングも併用すべきですね。


右のふくらはぎにも会社名のアルファベットを貼付け。


各所のレッドポイントは、前回と同様にハセガワのフィニッシュシートを使っています。
極小サイズに細切れにしてピンセットでチマチマと貼っていくスタイルです。
貼るタイミングは迷いましたが、ツヤ消し前に貼っています。
プラチップや塗装で表現するより簡単で失敗もなく、
発色も良いので気に入っています。
あー、アップで見るとナナメってるなぁー。。。


肩のEFSFマークやRX-78のペガサスマークなどは入れるか迷いましたが、
ガンダムの世界観も大切にしたいと思って貼りました。
渡された方は何のことやらサッパリだと思いますがw


前述の連邦のデカールはプレバンのガンダムデカールデラックスから使用、
その他のデカールは主にハイキューパーツなどから選別して貼ってます。
全て水転写式のデカールです。


今回はデカールは控えめにしようと決めていたのですが、
それでも100枚近く貼っていると思います。
オレンジ系のコーションが主張しすぎずな感じでけっこうお気に入りです。





パチ組状態の写真も比較用に置いておきます。
元のキットの形状は全くいじっていません。
このMGガンダムVer2.0は素晴らしいキットだと思います。
アニメ寄りのスタイルとディテールなので、好き嫌いが分かれると思いますが、
私はVer3.0よりも断然Ver2.0の方が好きですね。





つづいてフレームのみの状態です。
フレームは黒サフで全塗装、そのあとシルバーで派手目にドライブラシをかけてます。
外装はシンプルなデザインですが、中身はギッシリとメカが詰まってる感じです。





そしてめでたく完成!
アオリで少し逆光なアングルで撮影してます。



いやー、自分で言うのもなんですが、渋いですw
渋い仕上がりですw
今回は新しい試みで塗装キズ表現のウェザリングに挑戦してみましたが、
結論としては一定の成果は得られたかなと思っています。
ただやはりこの表現単発では少し弱いので、
ドライブラシやチッピングを併用して複合的な汚し表現をできるとなお良しですかね。
今回は締切があった関係で、最後のウェザリングに時間を割けなかったのですが、
次回はそこら辺の反省を踏まえてウェザリングに再挑戦したいと思います。


最後に使用した塗料を紹介しておきます。
今回も使用したのはもちろんファレホです。
ファレホといってもいろんなシリーズがあるので、
それも分かるように明記しておきます。

向かって左側から、
・メカプライマー(サーフェイサー)ブラック:フレーム全身と、外装パーツ全ての下地に使用
・メタルカラー クローム:外装パーツの黒サフの上に吹いて仕上げ色の下地に使用
・メタルカラー ガンメタリックグレー:関節の丸い部分などに使用
・ゲームエアー コールドグレー:外装のグレー部分に使用
・メタルカラー ダークレッド:外装の赤部分に使用
・ゲームエアー シックグリーン:外装の濃い緑に使用
・メカカラー グリーンブルー:外装の薄い緑に使用
・メカカラー ダークグレーグリーン:バックパックやビームライフルに使用
その他、墨入れとウォッシングにエナメル塗料を少々。
最後のトップコートはファレホのツヤ消しマットバーニッシュです。
今回はシンプルなキットだったので使った色数も少なかったですね。




以上です。
長文となってしまいましたが、最後までご覧いただきありがとうございます。


ではまた。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
完成おめでとうございます (なにとぞ)
2020-04-10 23:34:55
仁さん、完成おめでとうございます!!
年度末のお忙しい中の完成でめっさ大変だった事でしょう。
何度凝視しても現実の重機の様なリアリティのある絶妙な汚し塗装にため息が出ちゃいます。やっぱり凄いや仁さんのその感覚。
特に今回は下地にクロームを使って実際に擦れを表現するとは素敵なアイデア!!
そしてその結果がガチにそれっぽいっ!!
いや〜今回も非常にいいもの見させて頂きました^_^
返信する
Re: ()
2020-04-12 06:04:45
なにとぞ様
コメントありがとうございます。
いつも褒めていただいて嬉しい限りです。
汚し塗装はまだまだ試行錯誤って感じですけどね。。。
今回のやり方は塗装の工程が増えちゃうんですが、クロームを下地にもう一層挟むことで、
発色の悪い色も比較的簡単に鮮やかに立ち上がるという利点も見つかったので、
最後に汚しで削るかどうかは別としても塗装手順はこれでやっていこうかなと思ってます。
なにとぞ様のような工作スキルが全然無いものですから、せめて塗装に手をかけねば!という感じですw
返信する

コメントを投稿