逗子市が所有している緑地の殆どが、宅地開発に伴い設置された崖を含む緑地であり、提供されたものです。
当時はそれで問題なかったのかもしれませんが、現在でその緑地の管理が大変な負担になっています。
例えば、葉桜住宅に上っていく道路わきの桜山6丁目の緑地は崖崩れが多発し、防災工事が繰り返し行われています。
道路の山側は工事が進んでいますが、谷側は手が付けられていません。
そういったことから、所有している山を逗子市に寄付したいとの申し入れがあっても、市は受取りを拒否しています。
令和5年度予算の緑地管理費は99,712,000円です。
令和4年度当初予算は81,607,000円でしたから、1,800万円増加も増加し、そのほとんどは緑地安全対策工事費の増加によるものです。
昨日も、市民からの相談を受け、現場を複数確認してきました。
これまでは、近所の方が自発的に竹を刈っていたそうですが、高齢でお亡くなりになり、手つかずの結果、近頃の豪雨により竹が道路に倒れてしまいました。
こちらは定期的に剪定していますが、そろそろ限界といった様子です。
市内各所で同様の案件が見られます。
職員は巡回しながら順次、剪定を行っています。
もし、気になる場所がありましたら、逗子市のホームページ「
市民通報メール がけ・道路・河川に関する情報提供のお願い」から通報ください。