今日は、米海軍横須賀基地司令部の担当者をお呼びし、昨年7月9日に逗子海岸付近で発生した米軍人による連続通り魔暴行事件について抗議し、以下をお伝えしました。
私「逗子市議会では昨年7月9日に逗子海岸付近で発生した米軍人による連続通り魔暴行事件に対して、9月6日、令和4年第3回定例会において「米兵による連続通り魔傷害事件に抗議し、綱紀粛正と被害者への謝罪と賠償を求める決議」を全会一致で可決し、9月7日付で米海軍横須賀基地司令官宛に送付したところであります。
10月21日には逗子警察署は米海軍横須賀基地に所属する兵士クリーガーダニエル29歳を傷害の疑いで書類送検され、11月8日には検察は傷害の罪で起訴しています。
8月3日に、この事件について市長と米海軍横須賀基地司令官が面談した際に、司令官からは「今回の事件で正式に米軍人が関与したと判明した場合は迅速に謝罪したい意向である」と話をしています。
しかしながら、いまだ米軍からの謝罪は無く、逗子海水浴場の開設が6月30日に迫る中、逗子市民には米兵に対して不安の声があがっています。
そこで改めて逗子市議会議長として昨年7月9日に逗子海岸付近で発生した米軍人による連続通り魔暴行事件に対して抗議し、決議書「米兵による連続通り魔傷害事件に抗議し、綱紀粛正と被害者への謝罪と賠償を求める決議」をお渡しして、米海軍側の今後の対応等、考えを伺いたいと思い、本日はお越し頂きました。」
米海軍担当者からは
「決議文は受けとり、司令官には内容は伝えているが、改めて司令官に伝える。」
私「逗子海岸への米兵の来場を自粛していただきたい。」
米海軍担当者「海の家のオフリミット(立入禁止)について検討したい。」
私「MPのパトロールを実施していただけないか。」
米海軍担当者「パトロールについて検討したい。」
私「逗子海岸の安全安心については、ぜひ協力していただきたい。」
残念ながら謝罪はありませんでしたが、事件に対しては真摯に受け取っている様子であり、海の家への立ち入り禁止や海岸パトロールの実施については実施に向けて検討して頂けるようで、6月30日の海開きまでには何らかの返答を頂く事になりました。
