本日付で市長が行った「令和5年度逗子市一般会計補正予算(第2号)及び逗子市下水道事業会計補正予算(第1号)」の専決処分について 、副市長より議長として説明を受けました。
令和5年度逗子市一般会計補正予算(第2号)は「住民税非課税世帯等に対する生活支援金支給事業」と「子育て世帯生活支援特別給付金支給事業」の2事業です。
住民税非課税世帯等に対する生活支援金支給事業は新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中で、電力・ガス・食料品等の価格高騰による負担増を踏まえ、特に家計への影響が大きい真に生活に困っている住民税非課税世帯等に対して、家計に対する影響を緩和し生活の一助とする観点から、臨時的な措置として1世帯当たり3万円の支援金を給付するもので、事業費 195,000,000円、事務費 8,528,000円の計203,528,000円です。
令和4年度の対象者には7月上旬に通知を予定しています。
子育て世帯生活支援特別給付金支給事業は低所得のひとり親世帯及びその他世帯(ひとり親世帯以外)は、食費等の物価高騰に直面し、家計が悪化しており、 このように食費等の物価高騰の影響を特に受けて損害を受けた低所得のひとり親世帯及びその他世帯(ひとり親世帯以外)を見舞う観点から、国の子育て世帯生活支援特別給付金給付事業を実施し、児童一人あたり50,000円 の給付金を支給するもので、51,627,000円です。
3月分の児童扶養手当の支給を受けている対象者には5月末日までを目途に支給します。
逗子市下水道事業会計補正予算(第1号)は浄水管理センター無停電電源装置更新工事で、定期点検での異常はみられていませんでしたが、令和5年3月26日に突如故障が発生しました。
専門業者による調査を行った結果、設置後年数が経過しているため、既に部品の供給が終了しており、修理対応については不可能であるため装置を更新するものです。
現在の状況で停電が発生すると、施設全体を司る中央監視装置や汚水流量計などの計装機器の監視及び操作画面表示等が一切見られない状態になることに加え、非常用発電機の起動状態等も監視が不能となり、停電復旧が手動作業となることから、時間を要することとなり、雨天時には復旧遅れによる市内での溢水が危惧され、出水期前の5月中に仮設工事を行ったうえで無停電電源装置の更新を行う必要があることから、当該工事に係る無停電電源装置仮設工 1式(機器リース9か月)と無停電電源装置本設工 1式の処理場建設改良費 38,181,000円の補正予算について専決処分するものです。
昨日のような大雨や台風での被害も考えられ、早急な対応を求めます。