私が21歳の時（かなり前ですね）家族の死が淋しくていられずネコを貰ってきたんです。子猫でキジ虎、とっても可愛くて癒されました。ところが飼い始めて3ヶ月位して行方不明に。１週間程探していると、電信柱に見覚えのあるネコが。その電話番号に連絡すると血だらけでお尻を引きずっているネコを見つけ、病院に連れて行ったとの事。慌てて病院に行くと変わり果てたミーが。。。
どうやら棒などで背中を叩かれ脊髄を損傷、そのまま固まってしまい一生下半身不随になってしまったのです。実は隣の家のお爺さん（今は亡くなられています）がネコ嫌い。近所のネコも頭に針金が刺さって戻ってきたり、うちのネコも何度も物置に閉じ込められたり。気をつけてはいたんですが・・・・こんな事になるなんて。
この日から悪戦苦闘。新生児用オムツを買ってきて尻尾に穴を開けたり。けどやっぱり漏れてしまう。たまたまこのミーは尻尾が短かったのでそのままオムツの中へ入れたり。お腹のテープの調節、ゴムで止めてみたりしましたが、脱げてしまい家中オシッコとウンチまみれになったこともありました。
止めたゴムが食い込んで床ずれの様になってしまうのはしょっちゅう。当然自分の意思で排尿をすることが出来ず、1日に何回ものオムツ交換の時刺激を与え、オシッコやウンチをさせるの繰り返し。ミーも慣れない私に怒って噛み付いてきたり、引っかかれたりして流血も。シッカロールを塗ってあげたりと、まるで自分の子供のような感情が・・・・前足だけの力で家を歩き回り、私が2階に居ると何とか頑張って2階まで上ってきます。降りるのもお尻をぶつけながら凄い勢いで降りてくる。普通のネコと変わらないんじゃない？位早いんです。でも、後ろ足の引きずっているところが、次第毛がなくなり硬くなったりしてやはり痛々しくて・・・・
段々成長してくるとオムツサイズもSへ。半年も過ぎるとオムツ替えにお互いに慣れてきて、パパッと済むようになりました。ミーも私以外には抵抗してやらせなくなる程。ゴムの微妙な調整も分かって床ずれもなくなりました。
ミーのオシッコもウンチも手で触ってもちっとも汚くも感じない位、もうネコと人間じゃなかったですね。どうしてこんなに可愛いのか＾＾冗談抜きにミーと結婚しようかと（;´▽｀A``あ、ちなみにオスです。
あ、話長いですね。つづきは又明日します。
画像は写真をデジカメで撮ったものなので汚くてすいません。