■ 2020年05月02日 NV350キャラバン車高ダウン(再)
2019年02月にNV350キャラバンの車高ダウンを行いました(前回の記事:https://blog.goo.ne.jp/shunyosi/e/ef12e9b1c8a18833db4d94e46c10ac57)が、しっくり行かずに元に戻していました。しかし、それ以降もサイドビューでフロントに比べてリヤが持ち上がったように見えるのが気になっていて、再度リヤの車高ダウンを実施することに。
今回は、フロントの車高はオリジナルのままで手を付けずに、リヤのみ車高を下げることにしました。こうすることでロールセンター高はオリジナルと同じままになるのでハンドリングへの影響があまり出ないのではないかと考えました。幸いホイールアーチ高さを測定してみると、オリジナルはフロント=705mm、リヤ=730mmなので1インチ(25mm)下げればフロントとリヤのホイールアーチ高さが同じになり見え方が改善できそうです。
ハイトダウンブロックを組み込んだ後の走行確認では、前回ほどの違和感が感じられず方向性としては良かったようです。併せて、リヤタイヤの空気圧を3.0㎏/㎝2から3.5㎏/㎝2に高めたとも好印象につながっているように思えます。
【仕様の変遷と見え方】
1、オリジナル
▼ フロントホイールアーチ高=705mm、リヤホイールアーチ高=730mm
2、リヤハイトダウンサポーター変更+フロント車高調整
リヤのハイトダウンサポーターを玄武製(SBB05C:https://www.genb.jp/item_detail/948/)に変更して車高を5mm下げ、フロントはトーションバーナットを2回転締込み10mm程度車高を上げる。
オリジナルに対して乗心地の変化は無し、ハンドリングでリヤの踏ん張り感が減少。ハイトダウンサポーターの高さがオリジナルより低くなることでサポートリーフのバネレートの立上りポイントが変化し、ロール初期のバネレートが下がった印象。
▼ フロントホイールアーチ高=715mm、リヤホイールアーチ高さ=725mm
3、リヤにハイトダウンブロック組込み(フロントはオリジナルのまま)
リヤにハイトダウンブロックキット(玄武製SDB10C:https://www.genb.jp/item_detail/950/)を組込みフロントはオリジナルのまま。
オリジナルに対して乗心地、ハンドリングの変化は無く荒れた路面での車体の左右ロール量が減った印象。これはリヤがリジットアクスルでロールセンタがオリジナルから変化しないまま、ハイトダウンブロックで車体の重心高が下がったことの効果と思われます。
▼ フロントホイールアーチ高=705mm、リヤホイールアーチ高さ=705mm
【交換部品(前回と同じ)】
▼ 玄武製ハイトダウンブロックキット(1インチ:SDB10C)&バンプストッパー(1BOX NETWORK製)
▼ オートレベライザー&プロポーショニングバルブ補正ブラケット(ユーアイビークル製)