■ 2022年04月09日 山野草と岩場の稜線歩きが楽しめる角田山
新潟県新潟市西浦にある角田山(かくだやま)を訪れました。角田浜駐車場に車を置き、桜尾根コース~角田山~観音堂~角田山~灯台コース~判官舟かくし~角田浜駐車場に至るルートを歩きました。桜尾根コース、灯台コース共に登山道脇には山野草がたくさんあり、特にカタクリの群生はこれでもかっていうほどありました。今回、白いカタクリにも出会えました。灯台コースでは、途中のピークから角田浜灯台に至る稜線と岩場がそれまでの山野草の登山道から一変して周囲の景色を楽しみながら山歩きができました。
▼ ルートマップ・・・参考:山と渓谷社 新潟県の山
▼ 角田岬灯台と角田浜駐車場
▼ 角田浜駐車場
▼ 桜尾根コースに向かう砂浜から一段上がった所にある浅羽克己作ヒエログラフ・・・海に臨む角田浜の小高い大地にサークル状に林立する石碑群。冥界や神々の王の名前が刻まれている。どこまでも続く日本海の景観を眺めながら、過去・現在そして未来まで人類文の辿った時の流れに思いをはせる作品(説明版より抜粋)。
▼ 桜尾根コース登山口・・・角田山の公式コースではなく私有地を登るコースので、道を痛めたり、植生を傷つけないよう気を付けながら通らせてもらいます。
▼ イカリソウ
▼ モミジイチゴ
▼ タチツボスミレ
▼ 整備された登山道
▼ アオキ
▼ ユキワリソウ
▼ カタクリ
▼ ユキワリソウ
▼ 白いカタクリ
▼ カンスゲ
▼ カタクリの群生・・・登山道のいたるところにカタクリ、ユキワリソウetc.の群生を見ることができます
▼ ショウジョウバカマ
▼ ユキワリソウ
▼ ジロボウエンゴサク
▼ 笹に覆われた登山道
▼ 登山道から見える日本海と角田浜
▼ エンレイソウ
▼ 登山道
▼ 登山道脇のカタクリ群生
▼ キクザキイチゲ
▼ 登山道脇のカタクリ群生
▼ コチャルメルソウ
▼ 登山道脇のカタクリ群生
▼ タチツボスミレ
▼ 登山道脇のカタクリ群生
▼ エゾエンゴサク
▼ ナガハシスミレ
▼ 灯台コースとの合流
▼ 角田山山頂
▼ ヒメリュウキンカ
▼ 山頂付近にある横山太平翁像・・・関屋分水の必要性を説き私財を投げうって実現に努めると共に新潟を中心とする港湾の開発を呼んだ稀有の先覚者。晩年この山頭に観音を奉祀し自らも此処に起居して郷土の発展を祈念する行く幾歳月を過した(説明版より抜粋)。
▼ 山頂付近にある南無観世音菩薩
▼ 山頂付近にある長者塚遺跡・・・歴史をふりかえるとき中世に至って浄土信仰が盛んになり角田山麓一帯の真言宗寺院を宿坊とする修験者が山を西方浄土になぞらい峰々を修行の場としたことが知られている。この長者塚はその修法祈祷の場として造成された紫灯塚と推量される。塚の名称はこの頂上を古来、長者ヶ原と呼んだのでそれにちなんだもの(説明版より抜粋)。
▼ ダンコウバイ
▼ 山頂付近にある向陽観音堂
▼ 山頂にある小屋:健養亭
▼ ユキワリソウ
▼ 下山は灯台コースを進みます
▼ ハスカップ
▼ 三望平園地
▼ 登山道
▼ 登山道脇の三望小屋・・・廃墟になっていました
▼ 灯台コースを進みます
▼ 白いカタクリ・・・2ヶ所目
▼ 登山道脇のカタクリ群生
▼ ヒトリシズカ
▼ ヒトリシズカの咲くピークを越えて現れる雄大な景観と角田岬灯台に続く稜線と岩場
▼ 鞍部に咲くキジムシロ
▼ 鞍部から振り返って角田山に続く岩場、あのピークを越えると花の山に変わります。右奥のピークが角田山
▼ メノマンネングサ
▼ 角田岬灯台に続く稜線歩き
▼ 登山道から見た角田浜駐車場
▼ 角田岬灯台・・・標高482mの角田山の山裾の尾根にこの灯台が完成したのは昭和34年(1959)11月15日です。角田岬から佐渡海峡を隔てて、対岸の佐渡島までの距離は約33Kmで、この灯台の灯は海峡を通過するすべての船舶から見ることができるため、佐渡海峡の重要な道しるべとなっています(説明版より抜粋)。
▼ 角田岬灯台から見た佐渡島
▼ 角田岬灯台下にある「判官舟かくし」・・・源判官義経が兄頼朝に追われ奥州平泉に海路おちのがれる際、追手を避けて船とともに身を隠した洞穴と伝えられている(説明版より抜粋)。
【参考】
1、にいがた観光ナビ「角田山」
2、角田山 自然まもりびと&トレッキングガイド