昨日,鏡を見ていたら何処か可笑しい。左右の表情が違っているように見える。以前脳梗塞を患った際にこういうようなことがあった気がする。脳梗塞は恐ろしい、まるで自分が自分でないような表情になる。もし本当に脳梗塞になったいたら入院を免れないと恐れた。以前2度に亘って脳梗塞で入院した経験がある。足元が不確かでふらつき易い。身体全体が自分が自分で無い気分だ。いざ入院となればやはり以前入院した豊田記念病院しかない。記念病院は予め罹りつけ医院の紹介が必要だ。罹りつけのお医者さんにまず相談しなくてはなどと考える。また病院へは救急車で行かないと受け付けて貰えないなどと考える。あれこれ迷ったが息子が緊急治療にしたらと言うのでそれにしたがった。緊急治療部と言うのがあり緊急の場合それに直ぐ対応してくれると言うのだ。
結果は息子の言うとおりになった。息子の運転する車で記念病院まで行き、直接病院緊急治療部に診察を申し込んだところ直ぐに対応して貰えたのだ。緊急治療が必要かどうかは、病院の判断次第。幸い今回は日曜日だったので患者も少なく治療に多くの時間を掛けてくれた。日曜の診察では患者が多くて困るだろうと言う予想を裏切って逆に患者は少なかったのだ。
いやあ驚いた。全てが予想を裏切って全くスム_ズに大病院の緊急診察が受けられたのだ。正面受付に緊急診療と出ておりそこでて手続きすれば緊急診察が可能なのだ。私の場合緊急と言うには程遠いが放っておけば脳梗塞の恐れは十分あると考えたのだろう。別段の予約もなく緊急診察が受けられ実際の診察が丁寧に行われた。待機していた息子に聞くと3時間も診察が行われたとか。何しろ色々な医療器具も使われ、私も診察中それらの音に驚いていたのだ。多分脳梗塞の再発防止策で血行の流れを良くしていたのだろう。私が以前受けたと同様な診察手順だった気がする。
翌日私が鏡を見たところ、おかしいと感じた表情などは綺麗に消えていた。医学の力で脳梗塞の再発が防がれたのだ。感謝感激の他ない。記念病院に感謝するほか、直ぐ病院まで往復運んでくれた子供達にも感謝の気持ちを届けたいと思う。