EKKEN♂

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「こうさぎ」ファイナル!

2005-12-09 | WEBにまつわる話
 人気ブログパーツ・BlogPetこうさぎに関するエントリです。
 たぶんコレがウチで扱う最後のこうさぎ関連話題。気が向いたら「帰ってきたBlogPet・こうさぎ」とか「さらばBlogPet・こうさぎ」「こうさぎよ、永遠に」とかなんとかテキトーこいて、また書き始めるかもしれませんが。
 なお、このエントリにおいては、「BlogPet」と表記する際は「BlogPet」の事を指し、「ペット系パーツ」と表記する際は、BlogPetを含めた、似たような多機能飼育系ブログ向けアクセサリの事を指す事にします。  上に表記した関連記事をお読みいただければ分かるように、僕はBlogPet系のブログアクセサリーに対して、否定的立場でした。その理由は、簡潔に書くと次の通り。
  • 特にコミュニケーションツールとして機能しているとは思えない
  • フラッシュの表示の為、サイトが重くなる
  • 種類の限られたペット類では、個性が感じられない
 過去の記事でもっと詳細に書いていますが、代表的なものを上げると、そんなところ。
 で、僕は最後に書いたエントリの後、あまりに全否定的に書いた事をちょっと反省し、良い部分を見出せない物かと思って、実際にこうさぎを導入してみることにしました。そしてはてなダイアリーの方に取り付けてから、はや数ヶ月。
 僕としては、はてなに取り付けたこのこうさぎ(正確には子猫)「むう」、鬱陶しいとまではいかないけれど、別に無くてもいいな、というのが正直な所ですが、それが結論では、これまでのエントリと大差ないので、もうちょっと細かく考えました。

思っていたよりも重くはなかった
 取り付けてみて分かったのですが、BlogPetの有無によって、表示される速度は、苦痛を感じるほどは遅くはなかったです。たまに「重いなぁ」と思う事はあっても、そうした時は、BlogPetをつけていない他のはてなダイアリーを表示しようとしても、妙に重かったりしたので、BlogPetを一つつけたくらいでは、ブロードバンド環境で感じる表示速度には大した影響はない、という事でしょうか。
 もっとも地域的理由などから、全ての人が高速ブロードバンド回線を導入できていない事を考えると、BlogPetのせいでイラついている人も存在するのかもしれません。
 BlogPetを好む人の中には、似たようなパーツを複数設置する人もいるようで、3~4つつけている人も決して珍しくはないようです。全てをチェックしたわけではないのですが、機能にさほど大きな違いがあるわけでもないのに、いくつものペット系パーツを設置する事が、僕には疑問を感じます。ペット系パーツを通じて交流するブロガーを求めているのなら、それも正しくない使い方ではないと思いますが、自分のブログを賑やかに着飾るため、あるいはあくまで主体はテキストとしてブログを続けるのであれば、類似したペット系パーツの設置は、閲覧者の立場では、歓迎する物ではありません。
 もっとも、過剰に設置している事で、僕にとっては「ひと目で見る必要のないブログ」という事が分かるので、全く役に立たないわけではありません。

意外としっかりした解析
 僕は詳細なアクセス解析は要らないと思っているのですが(リファラが分かれば良い程度)、BlogPetの解析は、思っていたより充実していました。
 分かるのは、リファラ、リモートホスト、ページ毎アクセス数などで、IPアドレスの取得はないようです。(訂正・IPアドレスは取得されています)
 無料サービスのブログで使えるアクセス解析としては、必要にして十分な機能と言えるでしょう。
 これまでのネット歴の中で、数度IPアドレスの取得を原因とした、くだらないトラブル(アナタ、いつも見ているくせに、どうしてコメントしないのよッ! キーッ!! とか、ネットストーカー、キモッ! という類の物)を見てきているので、むしろ邪魔な解析結果と思っております。
 ただし、gooブログでは現状、scriptタグの使用制限から、導入する事は出来ません。
 BlogPetのほうで、IPアドレスの取得が今後も行われないのなら、はてなダイアリーのようにモジュールでの対応という形で設置可能になる選択肢があっても良いと思います。
 もちろん、アクセス解析を目的にアドバンス(有料版)を導入した人の顰蹙を買わないため、アドバンスユーザー限定である事が前提です。

充実したコミュニティ
 いつの間にかBlogPetにも広告がつくようになり、サービスのサイトコンテンツも充実していました。
 ブログポータルとしての機能をもったようです。
 僕は主にRSSリーダーによるブログの巡回をしているので、ブログポータルはgooブログ以外、ほとんど見ることはないのですが、BlogPetのそれは、他のサービスの物よりも見やすく、利用する人の多くがBlogPetユーザーであると予測される事から、使い方によっては優れたブログポータルになるのではないか、と感じました。
 中身の精査まではしていませんが、簡潔にグループ分けされたそれは、過剰に細かく分類されている他のブログポータルよりも、自分にあったブログを見つけやすそうです。

でもやっぱりいらない「こうさぎ」
 使ってみた結果、それまで抱いていた嫌悪感はかなり薄れました。
 先述の通り、ペット系パーツをいくつもつけたブログは好きではありませんが、適度に設置されたブログパーツであれば、それも個性の一つかな、と思います。
 ただ、実際にBlogPetを設置した僕が、自分のBlogPetをクリックしたことは、ほとんどありません。
 最初は面白がって何度もクリックしましたが、すぐに飽きてしまったのです。僕のペット「むう」には、この「むだづかいにっき♂」が生成するRSSフィードを取り込ませて言葉を覚えさせているのですが、なるほど、よく「ブログ?」「コメントー」などとおしゃべりをする、ブログ語りのペットに成長しました。
 しかし、プログラムで生成される言語は、どんなに頭が良くなろうが、僕にとっては「どうでもいいもの」でして、BlogPetをクリックして遊ぶ事に喜びを見出せなかったのです。リファラ以外のアクセス解析にも興味はなく、デフォルトではてなダイアリーについているもので十分でした。
 この事に気付いた後、すぐに取り外す事も考えましたが、某所で僕のBlogPetで遊んで面白がっている人の存在を知り、「あぁ、そういう人もいるのだなぁ」と、しばらくBlogPetをそのままにする事に。
 僕は自分が好きなブロガーであっても、その人が設置するBlogPetをクリックする事はないのですが、自分の好きなブロガーのBlogPetに興味を持つ人がいる事を、初めて知った次第。
 僕にとって、ペット系パーツ以外の物も含むブログパーツは、「そのブログの管理者が楽しむ為の物」と認識していたものですから、この事実はかなり衝撃的なことでした。
 
 しかし、やはりブログのサイドバーは「管理人にとって便利な物」であると考えるので、自分にとって興味のないBlogPetは、そのうち取り外す事にします。

こんなふうにはならないかなぁ
 はてなでのBlogPetは、機能制限バージョンなのか、BlogPetで説明されている機能の全てが生かされてないような気がします。単に僕の設定ミスかもしれませんが、BlogPetが記事を投稿することはないし、「あしあと」を残している様子もありません(僕がログインしていないだけかも)。記事を書かないのだから、他のユーザーのペットからのトラックバックを受信する事もありません。
 僕としては、これらの機能は鬱陶しいだけで必要ないものなのですが、自分のペットが取得しているRSSフィードにある単語・文章を解析して、BlogPetがその「似た話題を扱う傾向が高いブログ」を割り出して教えてくれたら、便利だと思いました。
 検索トラックバック的なペット同士のトラバ送信は、ブログ初心者に決して正しいとは思えないトラックバックを学習させる危険性があるし、言及トラックバックよりも明らかにBlogPetトラックバックが多くなってしまったブログのトラックバック欄は読む気が失せてしまうので、結果的にトラックバックそのものの価値を下げてしまうからです。

はてブのタグ[スムタポポヒ]についての、お詫びと修正について

2005-12-09 | このブログに関する事
 最近のコメント欄での、僕に対する批判のひとつとして、はてブの使い方に関するものがありました。
 それは僕が好んでつけるタグやコメントの中に、「許しがたい物」があるということです。具体的指摘の有無に係らず、考えられる物の代表例として、[これはひどい][ひどすぎる][スムタポポヒ]「死ねばいいのに」「このバカ死ねよ」([**]はタグ「**」はコメント)を挙げておきます。
 さて、この中で、誰の目から見ても、「死ねばいいのに」「このバカ死ねよ」は暴力的なものであることは明白でしょう。
 「死ねばいいのに」は、はてなユーザーの一部では、ダウンタウン浜田氏のツッコミの真似である事が知られており、はてなダイアリー内ではキーワードリンクされているので、ふざけ半分で書いている事が分かると思います。しかし、はてブにおいてはリンクされず、また、はてな外のブロガーに付けられたタグである場合は、この言葉に精神的ショックを感じるかもしれません。これは今回の指摘の前から、「やはりうまくなかろう」と言う事で、少しずつ削除・変更を加えております。
 これらのタグがつけられた物の例として、「他人の書いたテキストをそのまま転載してブログを成立させている物」「過剰な検索トラックバックをばら撒いている、アフィリエイトブログの商品誘導記事」「根拠の薄いアクセスアップ法を推奨し、ブログサービスにアクセス過多を誘発させるブログ」がありまして、そういうブログに対する僕の怒りは無くならないのですが、それを示す言葉としては必要以上に過激であると言われても仕方のないことです。よって、今後は使用せず、過去につけたものを見つけたときには、その都度訂正いたします。
 「訂正だけじゃなく、そのタグをつけた相手に謝れ」という指摘があるかもしれませんが、これらのタグをつけたブログに対する否定的感情は消えず、そうした記事はなくなって欲しい事には変わりないので、ここで個別にそのブログの名前を挙げて謝罪する事は、むしろバカ晒しに近いものになる事から、控えさせていただきます。


[スムタポポヒ]と[これはひどい]について
 よく考えたら、もともと[これはひどい]が暴力的だ、という意見がはてブユーザー内外にあって、僕自身は、ネガティブなタグもメタメッセージだから良いのでないの、と思っていたのを、「そこまで暴力的に感じるのなら…」ということで、それを曖昧にする為に考えたタグでした。
 ネガティブコメントも良いのでないの、ということについては、下記の記事をお読みいただけると幸いです。
 今となっては、大方の人にとって、この謎の呪文のような言葉「スムタポポヒ」がなにを意味するのかわかっているでしょうが(分からないから教えてくれ、というよう質問は受け付けかねます)、この言葉は僕の造語なので、それを明かさなければネガティブなタグと決め付けられる謂れはないものだ、と考えました。
 ネガティブコメントは受け付けたくない、だったらブクマされた人が、そうされたとは受け取りにくい物を使えば良い、と言う事で生まれたのが[スムタポポヒ]です。
 この結果、僕のスタンスである「ネガティブメッセージは、可能な限り相手に分かるように」というものとの不整合を起こしています。
 このことが、コメント欄での不快感を示す物の大きな要因の一つであるのは、ほぼ間違いありません。
 ここにその指摘を受け入れ、お詫びとともに訂正を施させていただきます。申し訳ございません。

 さて、はてブにおいて[これはひどい]に対する嫌悪感を示す意見が多くなり、自然と使う事が減りましたが、ここでタグ[これはひどい]の復活を宣言します。
 ブクマ記事の内容に嫌悪感を示す[これはひどい]は、必要なタグであると考えます。
 ネットに何か意見を書いて公開している上で、ネガティブコメント(但し、僕が定義した第二種ネガティブコメントまで)が出される事は、書いた人が受け入れなければならない事です。
 ブクマにおいて、相手の記事に対する嫌悪感を示すタグやコメントは、過剰に暴力的なものでなければ、特に問題があるとは思えませんし、[これはひどい]が、「過剰に暴力的」とも思えません。これが暴力的だと言うのなら、むしろそう思う人の「ネガティブコメントに対する耐性」が低すぎる物だと考える事にします。
 今後、サービス提供サイドである株式会社はてなが、これらのタグを禁ずる事が利用規約に盛り込まれない限り、僕は「ブクマ先の記事への不快感・嫌悪感」を示すタグとして利用する物とします。

 なお、先ほど、タグ[スムタポポヒ]を付けられたブクマについては、いくつかを残してタグの削除・変更を施しました。
 まだ残っている物があるのは、(訂正忘れがなければ)次の通り。
  • シャレとしてそれが通じる相手につけたもの
  • 本人がそれを望んだ物
  • 公共性の高いサイトに対してつけたもの(EX.Google検索、All about)
 タグのほうの処理は、そんな感じで終了です。
 コメントについては、ブクマを見返すときに気付いた物から、順次変更を施します。

 なお、削除・訂正に不足がある場合でも、コメント欄でのご指摘は、ご遠慮ください。
 暴力的だというこれらのタグ・コメントですが、それを付加した僕にとっては、相手を否定的に捉える意味がこめられており、ここで再びそのブクマを晒す事で、かえって相手の記事を目立たせる結果となります。
 僕がブクマしているものは、その多くが「後で記事にする為の資料」としており、記事に対する不快感を持っていても、それをバカ晒しとして扱うつもりは毛頭ございません。
 プライベートモード(非公開)で行う事も考えたのですが、現在僕のブクマを「お気に入り」としてリンクしてくれている人が、80名前後(最近78~81くらいを行ったり来たり)いまして、僕がブクマを始める時に意図した通り「むだづかいにっき♂のコンテンツの一つ」として機能している事から、当面公開ブックマークとさせていただきます。
 僕はアンチ無断リンク禁止派なので、ブクマされた事そのものについての抗議は、今後も受け付けかねます。
 意思表示する事を認めないわけではありませんが、アクセス制限(パスワード制、閲覧者限定機能の導入)を取り入れない限りは、ブックマークの対象とします。
 もちろん、そのブックマークに残されたタグ/コメントについての抗議をする事は、僕が制限する事ではございませんので、あんまり使っていないBBS(変更するかもしれないので、リンクはしませんが、このブログの右上の方にある小さなアイコンで「BBS」からジャンプします)、あるいは僕のgooID(URIの最下層部)@goo.jp他、最新の記事などででもお申し付けください(最新記事につけられた場合、記事の内容と著しくかけ離れたコメントになる為、読んだ後削除する事になると思います)。