EKKEN♂

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感想系ブロガーは「はてな」を使え!

2006-01-10 | Trackback
この記事からの流れです:
感想系ブロガーは、トラックバックセンターを使え
続・感想系ブロガーは、トラックバックセンターを使え
 あらかじめ書いておくと、話の中身はアクセス乞食ははてなを使え!と大差ありません。

アクセスアップには検索トラックバックが効果的?

 リンクの無いトラックバックは、受信する人・あるいはその読者にとってスパム扱いされる可能性があるし、関連性がある話題の提供という意味で「相手のブログを便利にする」のなら、その前に関連性ある話題のリンクを自分のブログに列記した方が、「自分のブログの読者に便利」です。
 自分のブログからリンクされているブログの質が高くて、その数が多ければ、読者に「性能の良いアンテナを持った人」という認識がされ、アクセスも増えると思います。有名個人ニュースサイトなんかは、この方法でアクセスを増やしてきたのではないでしょうか。
 但し、この方法は、アクセスアップの手法としては、即効性がないです。
 毎回、良質で独自性の高いリンク先を見つけるのは、意外と手間のかかるものだからです。

 一方、自分で記事を書いた後に、作品名などでブログ検索をかけて、これまで交流の無かったブログにトラックバックを送る行為は、相手が「寄せられたトラックバックは一切読まない」という人で無い限りは、ほぼ確実に1PVを稼げます。送信先を増やせば、その数だけユニークユーザーカウントをゲットできるのです。
 なんだ、やっぱりアクセスアップには検索トラックバックが効果的なんじゃないか?
 ……というのは、僕は間違いだと思います。

 

有名人ブログにTBしても、効果は薄い

 有名人が運営されているブログの中には、トラックバックが数百から千以上寄せられている物も、決して珍しくありません。そして彼等は、ファンサービスとしてなのか「集まったトラバは全部読んでます! みんなじゃんじゃんトラバしてね」みたいな事を書いています。
 たいした根拠も無く書きますが、ありゃあウソだ。
 全部読んでいるのなら、明らかに中傷めいたトラックバックや、アダルトブログからのトラックバックが削除されない理由がわからない。また、100や200ならともかく、多忙な彼等が1,000も2,000も集まったトラックバックを読む時間があるとも思えないです。
 寄せられているトラックバックは、意外と「リンクのあるもの」という調査がともぞーさんによってなされていました。僕の見た所では、その多くが「トラックバックを送ることが目的の、必要性の感じられない無理やりリンク」であったり、その有名人に向けた公開ファンレターで、トラックバックの使い方として「間違っている!」とは言えない物の、相手の読者にとってばかりか、相手本人にとってもどうでも良い情報だったりするのです。
 それでも彼等がそうしたトラックバックに文句を言わないのは、「トラックバックの数が人気のバロメーター」と考えているのか、あるいは「悪意のないトラックバックに苦情を言う事で、有名人としてのイメージダウンになる」と思っているのか。

 閲覧者の数が物凄く多い、尚且つトラックバックが削除される事がほとんど無いブログにトラックバックを送ることで、アクセスアップに繋がるでしょうか?
 送ったことによって、全く増えないことは無いとは思いますが、「自分の記事を読んでもらう為」という点からすると、かなり疑問を感じずにいられません。
 その手のトラックバックを送っている当人のうち、一体どれくらいの人が、その記事に寄せられている他のトラックバックの送信元記事を読んでいるでしょう?
 もし、送っている人自身が「そこに寄せられているトラックバックなんて、質が低くて読むのはバカバカしい」と考えているのなら、それはその人が送っているトラックバックについても同じように思われているに違いないのです。
 仮に「自分の送るトラックバックだけは質が高い」と考え、それが本当だとしても、多くのクズトラバに埋もれた中から拾ってくれる人は、たぶんそんなにいないはずです。

 要するに「同じ話題を扱った記事だから」という理由だけで送られるトラックバックは、それがスタンダードな使い方になったら、宣伝の効果すらも失われる、ということ。

トラックバックセンターとはてなダイアリー

 これでは言及リンク文化圏のブロガーばかりか、主に「トラックバックを宣伝のために使う」層である関連仲間文化圏のブロガーにとっても、結局はトラックバックの意味を成さなくなるのです。
 そこで「その情報を求めている人の為に、きちんと管理されたトラックバックセンターを作ってはどうだろうか?」ということで書いたのが、『続・感想系ブロガーは、トラックバックセンターを使え』です。
 でも現実的に考えると、恐らく感想系ブロガーの多くは、わざわざ他人の書いたものを求めてトラックバックセンターの検索なんか行わないんじゃないか? というのが、正直なところ。
 感想系ブログのコミュニティが、どういう状況になっているのか、僕にはよく分からないのですが、例えば「感想系ブログ界のアルファブロガー」みたいなカリスマ性を持った人がいて、その人がトラックバックセンターの使用を啓蒙してくれれば良いのですがねぇ。
 トラックバックセンターでは、おそらくアクセスアップの即効性は期待できないから、感想系ブロガーの欲求を満たせないかもしれません。

 そこではてなダイアリーですよ、奥さんッ!

 はてなダイアリーキーワードに登録されている作品であれば、文中にその作品名を入れるだけで、同じ言葉を使ったはてなダイアリーが、自分のブログにリンクされているキーワードによって繋がるのです。
 登録されていない作品でも、30日間日記を書き続けて、はてなダイアリー市民になれば、自分でキーワードを作成することが出来ます。
 トラックバック先なんぞわざわざ調べる必要もなく、キーワードのリンクから、簡単に見つけられる他、勝手に同じ作品に関する記事を書いているブログが「おとなり日記」として繋がってくれます。
 その弊害として、人気のあるキーワードを闇雲に羅列しただけのはてなダイアリーと、意味のない「おとなり日記」とされてしまう「おとなり日記スパム」という物がありますが、悪質なものは排除されるし、トラックバックスパムほど(僕は)気になりません。
 肝心のアクセス数ですが、僕ははてなダイアリー内で感想系の記事を書いたことがないので、詳細は不明です。
 しかし、毎日(はてなの標準機能である)リンク元には、自分でも予想外のキーワードからの訪問者がいるようです。

 悪いことは言わない、奥さんッ、トラックバックによる文化衝突で、言及リンク文化圏の住民と摩擦を起こしたくなかったら、はてなダイアリーですよ! 
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