EKKEN♂

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gooブログの「非公開カテゴリ」の名称変更を提案!

2006-01-30 | goo BLOG
 gooブログでは、エントリが属するカテゴリを任意で「表示しない」に設定できます。
 しかし「表示しない」(以降、便宜上「非公開設定」とします)というのは、あまり正しい表現だとは思えません。
 何故なら、この「非公開設定」、「読むことができなくなる」のではなく「読まれにくくなる」だけだからです。

gooブログ スタッフブログ:システムメンテナンスが完了しました

携帯では非公開の記事が読める (匿名)
2006-01-30 11:58:11
下書きや人に見られたくない記事を非公開に設定しています。非公開の記事でもカレンダーには「「記事アリ表示」になっていて、見えなけど記事があることになっています。これは仕方ないことと思っていますので良いのですが、PCで記事が見えなくても、携帯では見れることがわかりました。

携帯でもタイトル一覧には出ていません。
ところが、記事の最後にある「前の記事」「後の記事」をクリックしてみると、非公開の記事が見えます。

かなりの問題だと思いますので、至急対処してください。非公開が見えたことによって、プライバシーの侵害が起こりました。
 と、こんなコメントがスタッフブログに寄せられていましたが、僕にはこれがかなりの問題だとは思えません。
 非公開カテゴリ記事が読めてしまう、というのは、かなり以前から知られた現象であり、何度かスタッフブログで報告がされているのですが、改められる事はありません。「他者に読めない記事」を作成する必要性が無いからでしょう。
 「下書き」も「人に見られたくない記事」も「草稿状態」のチェックボックスに印をつけて投稿すれば良いだけです。これは「無断リンク禁止」にも通じる事なのですが、誰にでもアクセスできる所にテキストを置いておいて、意図しない人から見られることに抵抗を感じるのなら、自分の家のPC内にとどめておけばよいと思うのですけど。
 ただ、gooブログサイドの説明不足は否めないですね。
 「非公開カテゴリ」という名前では、このカテゴリに入れた場合、他人からは読まれなくなると考えるユーザーが多いと思います。
 じゃあこれを改めて、「非公開カテゴリ」の記事は、他人には一切アクセスできないようにしたら良いのでは?
 ……反対です。他人に読めない記事を、サーバーに入れる意味がわからないし、現時点で「非公開カテゴリに入れれば、表向きには閲覧できないが、その記事にリンクすることで読める」事を利用して、面白い試みをしているユーザーもいるからです。子供、いらないの筆者、中島かつをさんです。
 彼はgooブログ無料版に拘り「今ある機能」の中で、ユニークな使い方を考案し、発表しています。
 トップページやカテゴリの一覧には表示されない、しかしURL指定や「次の記事/前の記事」では見ることのできる「非公開カテゴリ」をうまく利用したアイディアもあります。

 記事表示方法を「全文表示」にしながらも、記事の出だしだけを書いた擬似概要文(かつをさんのブログ内ではエントリの末尾に "冒頭" と表示されている)の文末に、非公開カテゴリに入れた本記事へのリンクタグを書き込み、通常では有料版のアドバンスを使っても実現できない、記事毎の全文/部分表示を実現しています。
 gooブログは、アクセスをコントロールしたい人には非常に向いていないブログサービスです。
 パスワードをかけられるわけではないし、IPアドレスによるコメント制限をかけられるわけでもありません。
 実際はどうなのか知りませんが、これはgooブログのコダワリじゃないかと思います。
 スタッフのチーフである村井さんも「ブログはオープンなツール」と書いていましたし、同じくスタッフの上原さんもWEB2.0に大きな関心を寄せている事から、ユーザー同士が繋がらないツールにはしたくない、と考えているのかもしれません。(というか、そう考えていたら良いな、という憶測ですが)

 コミュニケーションツールであるブログには、他者がアクセス出来ない物は不要です。
 「非公開カテゴリ」が文字通り公開されない物であるのなら、それはネット上にアップする必要のないものだし、そこからコミュニケーションは生まれません。
 以上のことから、僕は「非公開カテゴリ」が実際には閲覧可能という点については、まったく問題のないことだと思います。
 但し、この機能を使うとき(編集画面でカテゴリを作成する際)、「表示しない」とヒトコトだけ書かれているのは、多くのユーザーが「誰にも見えない」と勘違いする大きな要因になっていると思われます。
 分かりやすい説明も見たことがありません。

 そこで編集画面のカテゴリ作成ページの「表示しない」という文字を書き換えることを提案します!
 
 分かりやすいのは「カテゴリのリスト、及びアーカイブ画面には表示されませんが、URL指定等で閲覧する事が出来ます」ですが、こんな注意書きが、あの画面に表示されるのは、少々鬱陶しい。
 機能の説明は基本的な使いかた - goo ブログに書き足すとして、編集画面内では、むしろ「これはなんだ?」と思わせるような記述にするのが望ましい。
 とりあえず僕の考えた候補。  一見、「なんやそれ!?」という名前が効果的。「基本的な使い方」に誘導されやすく、機能の意味を誰もが読むような名前がよいと思います。