EKKEN♂

このブログは http://ekken.blog1.fc2.com/ に移転しました

木琴でスーパーマリオが面白かった

2006-01-09 | 雑記いろいろ
Mario Unleashed - Google Video
 木琴のようなもので「スーパーマリオ」を演奏しています。コスプレです。演奏者もオーディエンスも大変盛り上がっています。
 ドラムを叩いている人の地味さがイイ。

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さわるメイドインワリオ ニンテンドーDS プラチナシルバー ポケモンダッシュ 直感ヒトフデ ニンテンドーDS用 液晶フィルターDS
 先月、ガキンチョのところにニンテンドーDSとマリオカートDSなどがやってきたのですが、面白いね、あれ。
 環境さえ整えれば無料でネット対戦とかもできるそうで、あんなのがあったら毎月料金を払ってオンラインゲームをやるのが馬鹿らしくなりそう(やってないけど)。
 機動戦士ガンダムSEED 連合VS.Z.A.F.T とかみんなのGOLF ポータブルみたいなのが出れば、自分専用のDS、買うんだけどなぁ。

連邦の吉野さんが、gooブログから削除要請された話

2006-01-09 | goo BLOG
先に読むべき記事
昔は裏ニュース!だった。:gooブログの著作権2&アマゾンアソシエイトでの矛盾
 連邦でお馴染みの吉野さんが、gooブログの規約に関して、面白いことを書かれていました。

昔は裏ニュース!だった。:gooブログの著作権2&アマゾンアソシエイトでの矛盾

結論から書く。
18歳未満禁止、年齢制限がある「サイト」にリンクするのは禁止となっている。

では何故に「アマゾンアソシエイト」を使った「おすすめ投稿」で「AVへのリンク」が出来るのだろうか。

goo側は「アマゾンアソシエイト」の「18歳以上のカテゴリ」に関して、削除要請を出してきた。

 あのー、吉野さん、規約で禁止されている事が「現実に出来る」からといって、それを実行して削除要請されたことに対し、あなたのやっていることは、ほとんど逆ギレなのでは無いでしょうか?
 「窓を壊せたから、勝手に他人に家に入ることが出来た。入られたくなければ、壊れない窓にしろ」
 「タレントの写真集をスキャンしてWEBにアップできた。(以下略)」
 こういうレベルと、あまり変わらないような気がするのですが。
 リンクすることを、技術的に制限をかけるのは、不可能ではないのでしょうが、リンク先の内容によってリンクの許可・不許可を選別することを、プログラム的に求めるのは、ちょっと酷ではないでしょうか?

 とはいえ、Amazonアソシエイトの「18歳以上のカテゴリ」リンクに対する、gooブログサイドの削除要請も、そのケースによっては、ちょっと行き過ぎのような気がします。
 通常のアダルトサイトへの誘導リンクと異なり、Amazonの場合は18歳以上であることの確認がされますから、Amazonへのリンクに使っている商品画像そのものに、18禁要素(おっぱいポロリとか)がないものであれば、目くじらを立てるほどのものでもないんじゃないか、と、これはあくまで一ユーザーとしての感想。


 ところで吉野さん、この画像の中に、ソースで出会い系サイトのURLが埋め込まれているのは、gooブログに対する挑戦ですか?

 トラックバックしようとしたら、「現在受付してません」になってたよ……


続・感想系ブロガーは、トラックバックセンターを使え

2006-01-08 | Trackback
 小説やコミック、映画や音楽などの感想を書くことを、ブログのメインとした「感想系ブログ」の多くは、絵文録ことのはの松永さんが分類した「トラックバック文化圏」の中の関連仲間文化圏の住民です。
 感想系ブロガーの中には、同じ作品について書かれた記事に対し、言及なしトラックバックを送ることが「常識」であると考えている人がいて、言及リンク文化圏の住民の顰蹙や失笑を買うことが多いです。
 そういう危険性があるから、せめてリンクくらいは貼っておけ、リンクを貼るのが面倒なら、トラックバックを送っても全く問題のないところにしてくれ、というのが、先日書いた『感想系ブロガーは、トラックバックセンターを使え』なのです。
 

BLOG STATION:トラックバックの今とこれから

アニメなどの感想系ブログだけでなく、阪神が勝てばトラックバックを送りあうように、スポーツ関係のブログでも、言及リンクなしのトラックバックは、当然のように行われている。
これは、決して悪いことではないと思う。
 こんな意見もありまして、確かに言及なしトラックバックの全てが悪いわけではないし、そういう楽しみ方があるのも分からないわけではないのです。
 しかし、そういう楽しみ方は、相互理解が得られている場でのみ、行っていただきたいのです。
 「私は同じ話題について扱った記事だったら、言及なしトラックバックでも良いよ」という意思表示されている所になら、少なくとも送信先に迷惑をかけることにはならないのです。
 個人的には、そうしたトラックバックが使われることは、望ましいことだとは思っていません。せっかく関連ある話題のブログを見つけても、その人がリンク無しトラックバックの送信者だったら、そこで行き止まりになるし(だからリンクなしトラックバックによって「コミュニケーション」が成立しているとは思えない)、万が一にも、こうした使い方が「トラックバックのスタンダード」になってしまったら、読む価値の低いトラックバックで、良質なトラックバックが駆逐されてしまうことから、僕のトラックバック観とは大きくかけ離れてしまいます。
 そういうトラックバックを受容している人が存在することを考えると、受容している者同士の、自分が受けたわけでもないトラックバックに対してまで糾弾するのは、我ながらファッショに過ぎると思うので、不本意ながら「勝手にやってくれ」と思うようにしています。ただし、そんなトラックバックが大量に集まるブログから、有用な情報が記されたトラバ記事を見つけるのは困難であることから、僕がそこに寄せられたトラックバックを読むことは、ほとんどありません。
 
 しかしながら、相手に嫌がられる危険性を避けるために「トラックバックセンター」と呼ばれる物を使うのは、Kenさんのご指摘通り、実はアクセスアップには、あまり役には立たない、と僕も考えています(『感想系ブロガーは、トラックバックセンターを使え』は、始めから続きを書くつもりでした)。
 Kenさんの指摘している「トラックバックセンターの問題点」を復唱しておきましょう。

BLOG STATION:トラックバックの今とこれから

▼経験上、トラックバックの数が100を超えると、途端に読む気が失せる。(100を超えたら、次のスレッドに移行するなどの工夫が欲しいと思う。)
▼間違い・重複・無関係な宣伝 TB などを、テーマの作成者は削除できない。(gooブログのスタッフも実際はほとんど関与しておらず、放置状態になっている。)
▼特定のユーザが、自分のブログのほとんどの記事を特定のテーマサロンにトラックバックしているケースがある。厳密には規約違反ではないため、放置しているものの、実質的な乗っ取り、私物化の場となっており、テーマサロンの非活性化の一因となっている。
▼テーマサロン内に検索機能がない。また、テーマサロン自体はブログではないため、ブログ検索に引っかからない。
 以上の問題点は、主にgoo ブログのテーマサロンについてのものですが、自分でカテゴリを設定できる他のトラックバックセンター(トラックバック・ピープル にほんブログ村のトラックバックセンターをサンプリング)についても、そのテーマの管理面から考えると、だいたい同じことが言えそうです。
 トラックバックピープルは、今回調べた中では、唯一、テーマ作成者による受信したトラックバックの削除が可能なのですが、トラックバックピープルに作成されたテーマをいくつか見ても、無関係としか思えないトラックバックが、大量に寄せられているものが少なく無かったです。
 (ちなみにテーマの検索という点では、gooブログテーマサロン以外の二つは、共に合格でした)
 結局、管理の行き届いていないトラックバックセンターでは、「リンク無しトラックバックに嫌悪感を持つ人に嫌がれれる」事を避けることは出来ても、「自分の書いたものを読んでもらう」という目的に対しては、効果が薄いのではないか? というのが、僕の本音です。
 どちらかと言うと、「‘トラックバックを送ること’そのものが目的になっている人」の欲求を満たす為に使われていることが多いように思えます。
 
 しかし感想系ブロガーによって、きちんと管理が行き届いたトラックバックセンターを作り上げれば、話は別。
 トラックバックピープルを使っても良いと思うし、自分・あるいは信頼できる仲間同士で、既存のサービスを利用して個性あるテーマのトラックバックセンターを作り上げるのも面白いのではないでしょうか。
 もちろん、それを実行しても、すぐにアクセスに結びつけることは難しいことと思います。
 しかし、味噌も糞も一緒くたのトラックバックが寄せ集まった物よりは、「そこに行けばほぼ確実に、面白い○○の情報が書かれたブログを見つけられる」というようなリンク集になれば、そのトラックバックセンターは元より、そこに集められたトラックバックも、多くの人に喜ばれるでしょう。
 
 
 このシリーズ、まだ続く……と思う。

関連ありそうな記事
感想系ブロガーは、トラックバックセンターを使え
トラックバックの目的を見失ってませんか?
私設トラックバックセンターはいらない

リンク無しトラックバックがダメな、もう一つの理由

2006-01-07 | Trackback
関連記事
同一話題のリンク無しTBがイクナイ理由
 上記関連記事以外にも何度か書いているのですが、これまで「リンク無しトラックバックがイクナイ」理由として挙げてきたものは、だいたい以下の通りです。 以下、トラックバックは、TBと表記している場合もあります。
  • 悪意のない関連TBが、受信者によってはスパムと受け取られる
  • 良質なTBが、価値の低いTBに埋もれてしまう
  • 過剰なトラフィックを発生させる(そのブログを開くたび、サーバーに負担をかける)
 じゃあ「リンクさえあれば良いのか?」と言うことになってくるのですが、実はそうでもないわけでして、その理由としては以下の通り。
  • リンクがある事を理由に、関連性の薄い宣伝TBも正当化されてしまう
  • フェイクブログのようなリンクスパムが、TBスパムに変貌する可能性がある
 今の所、機械的に送られていると思われるスパムTBには、送信先へのリンクがあるものを(僕は)見たことはありません。しかし、全てのブログにおいて、TBに送信先へのリンクが必須(というか、受信側で拒絶)になったとしたら、悪質なスパマーから「送信先へのリンクを伴った(あるいは、そう見せかける)TBを自動発信するプログラム」が考案されるのかもしれません(既に存在するかもしれません)。Yahoo!ブログの「TB送信先自動記録機能」は、これに近いものを感じます。(Yahoo!ブログの名誉の為に言っておくと、Yahoo!ブログのそれは、手動でTBする際に自分の記事内にリンク先が自動生成されるものであり、TBまでもが自動化されているわけではありません。悪意のないTBが、スパムと誤解されない為の、ユーザーへの配慮でしょう。たぶん。←テキトー)
 
 さて、本題。
 リンク無しTBを肯定・許容する人は「自分のブログへのアクセス誘導だから、他人のブログが重くなったところで知ったことじゃない」とか、「TBの数は、そのブログの人気の指数であり、迷惑な行為ではない」という人もいるかもしれません(というか、います)。
 前者はあまりに独善的な理由だし、後者は「TBの数がブログの人気の指数」という考えが間違っています。スパムTBや宣伝目的で送られたTBの数が、「人気の指数」だとは到底思えません。単に検索にかかりやすい話題を扱ったブログ、というのがその真相ではないでしょうか。

 それはさておき、リンク無しTBを肯定・許容すると、困った事が起こる可能性があります。
 普通、TBを受信すると、それは当然「TBの一覧」にリンクされているブログ主が発した物と考えるでしょう。
 TBはブログの編集画面の「トラックバック送信先」へ相手のトラックバックPing URLをコピペして「更新」し、送るものだという認識があるからです。
 でもTBって、別に送信元のブログ主じゃなくても、簡単に発信できるんですよね。その方法はココでは書きませんが、同じ方法で「リンク無しTBの送信」が禁止されているサービス利用者でも、リンク無しTBを送信することができるし、TB機能のないサイトからでも、送信だけは行う事ができます。
 それで何が困るのよ? というと、これを利用して、嫌いなブロガーをスパマーに仕立て上げる事が、誰にでもできてしまう、ということ。
 要するに成りすましTBですね。
 「スパマーに仕立てる」ことが実際に行われているのは、僕はまだ見たことがありませんが、例えばヤマダ君(仮名)のブログにTB無し言及しているサイトウ君(仮名)のブログから、ヤマダ君(仮名)の記事に向けてTBを送信する事が、ヤマダ君(仮名)・もしくは全くの他人であるゴンダワラ君(仮名)によっても可能ですし、悪意はなかったにせよ、そうされたケースを、少ないながらも目撃した事があります。
 この場合、受信者へのリンクがあれば、さほど大きな問題にはならないと思いますが(TB送信の意図が無いブロガーに代わって、TBを送信する事の是非は別ですけど)、リンクのない記事から、ゴンダワラ君(仮名)の手によって、大量にTBが発射されたとしたら、多くの人は「ヤマダ君(仮名)はスパマー」という認識をするはずです。
 ほら、これで、嫌いな人を簡単に悪人に仕立てられるのですよ。
 「自分はリンク無しトラックバックは絶対に使わない」という主張が読者によって認識されていれば、この被害をある程度食い止められますが、普段からリンク無しTBを多用している人は、要注意なのです。

 そんなわけで、僕・越後屋健太は、今後もリンク無しTBは送信しない事とします。
  最後に、冒頭で挙げた関連記事の中から、再掲します。
「今は優れたブログ検索があんだよ。いちいち同じ話題に触れているからって、くだらねー記事トラックバック飛ばしてくんなよ、ボケがッ!!」
 同じ話題を扱った言及の無いブログは、それを読みたい人が、自分でブログ検索をかけて読めば済むのです。
 それを求めているか否かもわからない他人のブログに、「相手やその読者にとって便利だから」という理由で、リンク無しTBを送るのは、宣伝厨やアクセス乞食と思われても仕方のないことなのです。


 あ、あと文中で悪人扱いされているゴンダワラ君(仮名)は、実在の人物とは全く関係ありません。全国の真面目なゴンダワラさん、ごめんなさい。

はてブは「トラバ殺し」かもしれないが、「言及生かし」だ

2006-01-06 | WEBにまつわる話
 umetenさんのエントリの、たぶん本旨とは無関係な部分を切り取って引用します。
 umetenさんのエントリへの言及というより、その部分を読んで考えたということで、ご了承ください。

こころ世代のテンノーゲーム - はてブって明らかにトラバ殺しだよね

はてなが増えすぎたユーザーをはてブに誘導させるようになって数ヶ月経った時点で、
明らかにトラバは減った。
やっぱユーザー間で並列的にコメントできるってところと、最近では50文字が100文字になったってトコで、さらにまたトラバは減った。
 はてなブックマーク(=はてブ)が流行った為に、トラックバックやコメントが減ったと感じる人は、少なくないと思います。僕もその一人です。
 はてブの中でコメントをすることにより、満足感を得てしまい、気に入ったエントリでも、その人のブログのコメント欄に書くよりも気楽な部分があるので、わざわざコメント欄を使わなくても良い、と思ってしまうのかもしれません。
 この事から、自分のブログへの、トラックバックやコメントの数を集めたい人にとって、はてブは大きな障害となる物と思われます。
 はてブを嫌う人にとっては、面白くない要因の一つかもしれません。

 しかし僕はこう考えます。
 はてブの流行によって、もらえるコメント/トラックバックの数は減った(気がする)けど、言及される機会は増えた。
 もともとトラックバックに対する敷居は高かったのです。アクセスアップの為だけに、闇雲に検索をかけて、使っている語句が一致したという理由のみでトラックバックを送信する人が存在する一方で、相手に読まれて不都合な事を書いているわけでもないのに、言及していてもトラックバックを使わない人は、結構いるものです。単純に「使い方がわからない」という人もいれば、宣伝厨と思われるのがイヤで使わない人、特に相手との交流を求めているわけではない事から使わない人もいるでしょう。
 こうした人は、はてブの流行以前から存在していたはずで、言及があるけれどトラックバックが無い事を、全てはてブの責任に押し付ける物でもないでしょう。
 それどころか、その言及は、もしかしたらはてブでブクマされていたからこそ、行われた物かもしれません。
 無論「あらゆる言及をされたくない人」にとっては、ありがた迷惑な話かもしれませんが、ネット上で公開している物が、技術的制限をナシに言及を禁ずる事はできないのですし(マナーに訴える人もいますが、価値観の問題であり、各々自分が信じるマナーが異なることから、無意味です)、「独り言だから」を理由に言及されない事の免罪符にするのは、あまりにナンセンスでしょう。それに「はてブのせいでトラックバックが減った」事を快く思わない人が、言及される事自体を厭うのは矛盾しているので、ここでは「あらゆる言及をされたくない人」は考えない事にします。
 
 トラックバックが減ったのが、はてブのせいだったとしても、それは「言及されている事が分かりにくくなった」というだけです。「このURLを含むはてなブックマーク」をブラウザのお気に入りに入れておけば解決する問題。トラックバックのように自分のブログ内で「言及されているよ」事を誇示したければ、僕がそうしているように の画像(と、個別記事を含むはてなブックマークへのリンク)を貼ればいいのです。言及している人がはてなダイアリーユーザーであれば、自分のエントリにリンクしている人が分かるのも、便利な所です。
 自分の書いたエントリが面白くて(必ずしも笑えるという意味ではなく、共感を与えたり、あるいは嫌悪感を持たれることも、「興味を持たれた」という意味で「面白い」とします)ブクマされ、それが複数のはてブユーザーの目にとまればホットエントリとなり、全く知らない誰かにも「読まれる機会」を増やす事になります。このブログのアクセス解析のリンク元は上位20件しか表示されないのですが、そのうちの4分の1くらいは、はてブ関係で埋まる事も珍しくありません。
 そのホットエントリを見た人が、先述した「もともとトラックバックを送りたがらない人」だったとしたら、言及数は増えてもトラックバックは増えない事になります。
 
 要するに、はてブは、これまで普通にコメント/トラックバックをしてきた人が、はてブ内に引き篭もったことによって、その人から貰えるコメント/トラックバックは減ったけれど、彼等がはてブにブクマすることで、トータルでなされる言及は増やしていると言えるでしょう。
 これまで全く知らなかったブログが、はてブでブクマされている事をきっかけに巡回先となったケースもあります。コメント欄も、トラックバック一覧も閑散としたものだったブログが、はてブで注目を浴びた事により、コメントもトラックバックも増えてきた例も多いことでしょう。
 もともと人気ブログだった所のエントリが、特別面白い記事でなくともブクマされる傾向もあるのですが、僕はむしろ全く無名であったブログが、その内容に応じて、脚光を浴びるチャンスをもたらしている事、それがはてなブックマークの良い所だと思います。

gooブログに「リンクなしTB」の受信拒否機能を、強く要望します

2006-01-05 | Trackback
 livedoorブログが、リンク無しトラックバックの送信を不許可にするそうで、なんとも羨ましい限りなのです。

livedoor Blog 開発日誌:年末年始を写そう!livedoor ピクスリニューアル、トラックバックスパム防止につきまして

■トラックバックスパム防止策導入につきまして
今まで、トラックバックによるスパムを防ぐためにいくつかの施策を行ってまいりましたが、2006年1月10日より、トラックバック元の記事にトラックバック先のブログURLが含まれていない場合、受付を拒否する仕組みを導入します。

この仕組みの導入により不特定多数のブログに無関係のトラックバックを送信することができなくなります。トラックバックを送信する際に、2,3個のブログにまとめて送信される場合は記事の中で送信先ブログのURLを入れるようにしてください。トラックバックスパムの防止と、記事どうしのより密接なつながりを実現するための施策になります。もちろん今後のお客様の声などをいただきつつ、柔軟に対応していければと考えておりますので、何卒よろしくお願いいたします。
 ただ、このアナウンスを読む限り、リンク無しトラックバックに関する仕様が、イマイチ理解できません。
 「リンクの無いトラックバックを拒否する」のか、「リンクの無いトラックバックは送信できない」のか、あるいはその両方なのか?
 文脈から判断すると、恐らくは両方の機能が導入されるのだと思いますが、そうだとするのなら、トラックバック元の記事にトラックバック先のブログURLが含まれていない場合、受付を拒否する仕組みを導入します の部分は「受付を拒否する仕組み、及び送信を許可しない仕組みを導入します」と書いた方が分かりやすいかと思います。

 ところで、このスパム防止対策の新機能、livedoor Blog 開発日誌に寄せられたトラックバックを読むと、意外にも不評みたいなんですね。
 新機能に反対する人の意見を読むと、その多くが、こんな感じ。
  • トラックバックは自由であるべき
  • 不特定多数の関連記事にトラックバックが送れない
  • 過去ログからトラバすることができなくなる
  • アクセスアップができなくなる
トラックバックは自由であるべき?
 トラックバックは自由であるべきだから、リンクという絶対条件をつけないで欲しい、という人でも、全く無関係の記事やアダルトブログからのトラックバックはイヤ、と意思表示している事が多いです。でもトラックバックが自由であるのなら、そうした「自分が意図しないトラックバック」も許容すべきではないでしょうか。
 個人的には、トラックバック機能には「言及通知>リンク通知>関連話題通知」という役割があると思っています。
 関連話題通知も機能の一つとは考えますが、この機能を利用する人の多くが、送信相手の記事を読んでいる事を感じさせなかったり、あるいは「トラックバックはアクセスアップの為の宣伝道具」であると考えている節があります。
 宣伝道具として用いられているトラックバックは、メールフィルタリング機能を潜り抜けてくるウザイ業者からの迷惑メールと大差無いものだと思います。

不特定多数の関連記事にトラックバックが送れない
過去ログからトラバすることができなくなる
 同じ話題を扱っている「関連記事」は、それを読みたい人がブログ検索サービスを使えば、簡単に見つけることができるのだから、そういうトラックバックを許容している人以外には、送るものでは無いと思います。
 自分は検索サービスを使って関連記事を見つけているのに、相手がそれをしないと思っているのは、ちょっと傲慢ではないかしら。もし本当に相手が検索サービスを使わないのだとしたら、その話題について、自分が語ったこと以上に知りたいとは思っていないのかもしれません。
 また、検索サービスを使う事を、本当に知らないのだとしても、そういう人に向けて複数のトラックバックを送ったのであれば、その全てにリンクをしておけば、トラックバックを送られた人にとっても便利な物になるはずなのに、それをしないのは、「自分のブログのアクセスは欲しいけど、自分のブログから他人のブログにアクセスを流したくない」と言う邪推をされても止むを得ないことだと思います。

 トラックバックの機能の一つとして、関連話題の共有化もあるとは思うのですが、そうしたトラックバックは、トラックバックセンター的なものに集約すればいいハナシであって、「他人のブログの記事を便利にするために、一方的にリンクの無いトラックバックを送る」のは「自分のブログに検索などで辿り付いた人にとって、関連性ある話題を共有する事ができない」し、共有化させるために、相手にお返しトラックバックを求めるのは、相手に労力を強いる事になるので、やはり自分勝手なトラックバックといえるでしょう。
 過去ログからのトラックバックについても言えることなのですが、検索をかけて「関連性のあるブログ」を探し出し、そのトラックバックPing URLを見つけてコピペするという手間をかけているのに、その記事に相手の記事へのリンクを貼り付けるのが面倒、という言い訳も、ちょっと通せないなぁ。

 リンクの無いトラックバックについて、以前よく見かけたのが、「トラックバックのシシテムでそれ(リンク無しトラックバック)を認めているのだから、イヤだったら自分で削除しろ」という物です。
 ネガティブトラックバックの場合は、相手への言及通知の意味から間違ったトラックバックだとは思えないし、それがイヤだったら削除すれば? でも良いと思うのですが、「システムでそれが可能なんだから」という理由では、スパムメールやスパムコメント、コピペ荒らしだって認めなければならないはずです。嫌だったら削除すれば良いという理屈なのですから。
 だいたい「リンクがあればトラックバック可能」なのですから、リンクすれば良いんですよ。リンクタグなんて、ブックマークレット等で、いとも簡単に作成できるのですから。

 実の所、「トラックバックにはリンクが必要」という仕様は、「リンクさえあれば相手構わずトラックバックしても良い」という考え方を生み出しそうで、ちょっとコワイ部分もあるのですが、これについては、また改めて考察したいと思います。

アクセスアップができなくなる
 これはもう、問題外ね。
 アフィリエイトだけが目的の、中身のないブログからの検索トラックバックは、恐らく大部分の人が嫌っている事と思いますが、「アクセスアップをしたいから」という理由のトラックバックは、基本的にアフィリ厨が発するトラックバックと、ほとんど変わらないです。彼等がトラックバックを発するのも、「アクセスを増やして、一つでも多くの商品を買ってもらいたい」という理由でしょうから。
 そもそも、リンクがあればトラックバックできるのですから、仮にアクセスアップのためにトラックバックを利用するのだとしても、リンクタグを書き込めばいいだけの話ではないでしょうか。
 僕は「リンクがあるだけ」で送られるトラックバックは価値の低いトラックバックと判断する事が多いですが、今回のlivedoorの仕様変更では、リンクさえあれば、そのトラックバックを正当化することもできるのですから、むしろ大いに利用すべきだと思います。
 あ、僕はたぶん削除すると思いますけど。


livedoor Blogのトラックバック制限機能:パンパでガウチョ

できれば、このようなトラックバック制限機能を使うか否かはユーザーの選択にまかせて欲しいと思います。
 kyorecobaさんは、このように仰ってますが、僕はちょっと違う意見です。
 リンク無しトラックバックを認めるか否かは、ユーザーの選択性があっても良いと思うのですが、送信について選択権を認めると、まだ「リンク無しトラックバック制限機能」を実装していないブログサービスユーザーがターゲットになる事が、容易に想像できます(gooブログなんか、かっこうの餌食ですね)。
 これだと、受信者の方ばかりではなく、livedoorブログにとっても「自分のユーザーには検索トラックバックを防御するシステムをとりながら、自分のユーザーが検索トラックバックを送る事を容認する」という悪評を生み出す要因となり、livedoorブログユーザーにとっても不幸な結果となると思われます。
 (もっとも、ブログサービスの方で、リンク無しトラックバックの送信を不可能にしても、簡単に送信する事なんてできるんですけどね、その方法については、ゴニョゴニョゴニョ……)

 最近gooブログ スタッフブログでも、(主に海外エロサイトからの)スパムトラックバックに対する苦情が増えています。
 トラックバックをスパムと判断する基準は、ブロガーによって異なってくると思うのですが、とりあえず「リンクの無いトラックバックは受け付けない」にすることによって、少数の良質なトラックバックが犠牲になる物の、大部分の悪質なスパムトラックバックを拒絶できます。
 
 書いていることが、gooブログに「リンクなしTB」の受信拒否機能を要望しますとだいたい同じになってきたので、このへんで止めておこう。

gooブログに「リンクなしTB」の受信拒否機能を要望します

2006-01-02 | goo BLOG
 ここ一ヶ月間くらいのことだと思うのですけど、これまでスパムトラックバックが少なかったこのブログにも、やたらとエロサイト系のブログからのスパムトラックバックが増えてきました。
 gooブログには個別のURLやIPアドレスによるトラックバックの拒否設定がなく、その代わりアダルトフィルタによってアダルトサイトからのトラックバックを自動的に拒否してきたのですが、最近どうもこのフィルタを、潜り抜けるようなサイトが多くなったようです。
 以前は「スパムトラックバックを受けたくないのなら、アクセスランキングに反映されない‘非公開設定’にすれば良い」と思っていたし、個人的にランキングには興味がないことから、僕はこのブログを(gooブログで言う)非公開設定にしていました。
 実際、つい二か月くらい前までは、狭義のスパムトラックバックを受けたことはほとんどなかったし、たまに紛れてくる広義のスパムトラックバック(検索トラックバックイベント告知トラックバックなど)は「気に入らなければ、その都度削除」で、対応に苦慮することは考えられなかったのです。
 しかし、先月あたりから状況がちょっと変わってきました。

 「人妻○○○○」「○○○○な人妻」というような類の出会い系アダルトブログや、海外のアダルトサイトから、毎日のようにいくつもスパムトラックバックが送られています。
 国内の出会い系サイトの方から来るスパムは、複数のサイトから送られてきますが、これ、全て http://tinkun.com/ 絡みのブログ(このURLにsehure・peach・hime・banana などを組み合わせている。一見別々のブログだけど、記事中にあるリンクは全て同一の出会い系サイトであり、恐らくはその出会い系サイトを運営する業者によって作られているフェイクブログ。
 はじめはいちいち削除していたのですが、どうも機械的に送られているスパムのように思えるので、敢えて一つを残し、スタッフに連絡 - goo ブログを通じて通報するも、全く効果がない模様。
 この「スタッフに連絡」の窓口、無いよりはあったほうが良いのですが、ここで報告する為に寄せられているスパムトラックバックを残しておく必要があり(そうしないとスタッフのほうで、それがスパムなのか否かを判断できない)、スタッフサイドの対応が遅れると、スパムに対する不快感が高まるばかりです。

 この手の狭義のスパムトラックバックばかりでなく、記事を書き上げた後にブログ検索などでトラックバック送信先を探し、明らかに送信先の記事を読まずに、単なる宣伝道具としてトラックバックを利用するバカが絶えないことからも、僕はgooブログに「リンクのないトラックバックは反映されない」機能の導入を強く要望します。
 本心としては「言及の無い」記事からのトラックバックを拒否したいところですが、「言及の有無」は機械的に判断することは困難だと思うし、とりあえずリンクの無いトラックバックを拒否できれば、安易に送られてくる検索トラックバックをフィルタリングできるので、十分だと思います。
ホーメル スパムホット&スパイシー340g SPAM withCHEESE スパムwithチーズ6缶パック スパム ガーリック
 僕はgooブログ スタッフブログの熱心な読者なのですが、しばらく前から、スタッフブログに寄せられたトラックバックを読むとウンザリするようになりました。
 スタッフとコミュニケーションが取れるかもしれない、数少ない場所であることから、必ずしもその記事に対する言及がなくとも良いとは思うのですが、寄せられているトラックバックの多くは、こんなパターン。
  • メンテナンスの案内時などに、その内容を書き写しただけの記事をTB
    • スタッフブログからそのTB記事を辿る意味が全く無い
  • 何の関連性も無い見出せないTB
    • スタッフブログを宣伝の場と勘違い
 こうした状況が、最近特にヒドイ。
 正直、全く読む気が起こらないし、読んでもガッカリすることの方が多いです。
 スタッフブログは、何故か「明らかな宣伝トラックバック」も削除されず、すべて放置されているようです。
 リンクがあれば、関連性が薄くても「とりあえず悪意はない」と考え、放置でもよいのかもしれませんが、どんなに首をひねっても、その関連性が見出せない物も少なくないのです。
 しかも、僕の経験上、スタッフブログにコメントを残したり、トラックバックを送ると、そこからのアクセスログが、10~30件くらいあることも珍しくなく、アクセス厨にとってはかっこうの宣伝材料。
 恐らくはそれを分かっていてトラックバックが送られているのだと思うのですが、こうした使い方が蔓延することによって、「それが正しいトラックバックの使い方」と認知されるようであれば、恐らくは多くのブロガーがトラックバックに価値を見出せなくなり、トラックバックの受付を拒否し、自らも発信しなくなるのでは無いでしょうか。
 「リンクがあること」はトラックバックの絶対条件だとは思わないのですが、検索トラックバックによるトラブルを防止する良い手段だと思うし、リンクを条件にすることで、プログラム的に送られてくるものの大部分のスパムを排除できます。
 ごく少数の良質な「リンクなしトラックバック」を許容する為に、多くの無価値なトラックバックを受容したくありません。
 「リンクなしトラックバックを拒否」にしても、いずれは「自動的にリンクを作成してスパムをばら撒く」ツールが出て来るでしょうから(今現在だとYahoo!ブログがそういうシステムらしい)、根本的な解決にはならないかもしれませんが……