『角川短歌年鑑令和5年版』
〈今年の秀歌集感想〉(一部抜粋)
上野春子
① 『紙と鉛筆ときみ』野田里子 ②『たてがみ』小塩卓哉
① の歌はわかりやすい。しかし、誰にでも作れる歌ではなく、どこにでもある歌でもない。言葉の選び方と使い方に心を奪われる。歌壇では評価されないだろうが共感するものにはたまらない一冊である。
上野春子さんに『角川短歌年鑑令和5年版』において『紙と鉛筆ときみ』を取り上げていただいていました。数年の空白の期間はありましたが、歌集出版の作業?をしていたらまた作歌してみようという気持ちも湧きました。
以前から感じていたことでしたが、私の歌はみんなとちがうなあと思っていました。上野さんは凄い人です。私が一番気にしていたことをズバリと見抜いて下さっています。
「歌壇では評価されないだろうが共感するものにはたまらない一冊である。」
世界一の褒め言葉をありがとうございます。