Simple Happy Life

毎日毎日。ごはん作って。ごはん食べて。笑って、怒って、泣いて。そしてまた笑って。そんなフツーの日々の記録です。

三味線道

2009年11月02日 | 好きなもの(音楽)
三味線のチャリティ大会まであと1カ月を切ったこともあり、
師匠の指導にも熱が入ってきました。
とても病み上がりとは思えません
やっぱり好きなもの、生きがいって本当に大事なんだと思いました。

昨日は兄(姉)弟子さんの稽古にも便乗させてもらい、
1時間以上も(いつもは約30分)稽古をつけてもらいました。

実は津軽三味線は鉛が入っているのでとても重く。
わたしのような未熟者は三味線を“持つ”ことに精一杯で
身体中に力が入ってしまいます。
10年やってもまーだまだ;ピヨピヨ状態

特に重要なのは撥を持つ右手首の柔らかさ。
ここが柔らかくないと、ちゃぁんと糸を叩けないから
早弾きも出来ないし。何より長く弾き続けられない。

弾き始めはリキみ加減も意識的に調整したりできるのだけれど
30分も弾いてると手首どころか身体中がパンパンになってきます
ましてや1時間を超えると、もう訳がわからず。半ばトランス状態;

でも思うのです。
ここを超えたトコロでふっと力が抜ける瞬間があるんじゃないかしら。

そこに辿り着くまでにはヘトヘトになるまで稽古する必要があるんだけど。
マンション住まいを言い訳にしている場合じゃないことだけは確かだなぁ…

目指す姿は、早弾きでもなんでもなく。
ごくフツーの年寄りがちょっと酒が入ったときに歌う民謡の伴奏
その土地の年寄りが歌う民謡にかなうものはないんだから。
そんな日常の中の音楽。

明るくて。軽くて。威勢が良くて。洒落てて。ちょっとだけ色っぽくて。
何もなかった時代に生活を明るくしたそんな民謡の伴奏です

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