Simple Happy Life

毎日毎日。ごはん作って。ごはん食べて。笑って、怒って、泣いて。そしてまた笑って。そんなフツーの日々の記録です。

多様性について考えた

2011年01月24日 | 大学院生活
大学院進学にあたって、わたしが「休職」という選択をしたのは
もちろん体力的、そして能力的にムリっちゅー理由からですが。

それに加えて、我が社のカチカチの組織風土の中に
いろいろな価値観を持ち込みたかった。という、わたしなりの想いがありました。
周囲を見回して、声をひそめるんじゃなくて。
きちんと筋を通してやることやれば、声を上げてもいいのよって。

だから、先日の後輩くんの「ロースクール受かりました」メールが、
小躍りするくらい嬉しかったのです
あの北川先生に報告したくらいですから(笑)
「先生~!聞いてくださいーって」嬉しさのあまり
先生も「よかったなぁ」って言ってくれましたよ。まるで子どもに言うように(笑)

いろいろな価値観を許容すること。多様性。
このことがどれほど個人や組織を強くするか。
公共経営研究科に行って、尚更そう思うようになりました。

今日はまた別の教授のゼミだったのですが、ゼミ生はわたしと23歳の男子学生の2人。
(うちの研究科では特定の教授のゼミに所属せず。クールごとにゼミを選びます)

ストレートマスターの学生に対する素朴な疑問として感じるのが
どうして研究職大学院でなく、専門職大学院を選んだの? ということ。
だって、研究テーマは自分自身で設定して、教授のゼミを選んで。って考えると。
社会人学生は実社会で抱えている問題意識がそのまま研究テーマになるけど
学生さんにはそれはないから。

でも、今日、教室に向かいながらこんなことを考えていたのです。
「あの子たちにとって、こうやってリアルな社会人と接すること自体に
 意味があるんだろうなぁ。それだけで経験値は高くなるし。
 だったらアタシみたいなのと一緒にゼミ受けるのもそれだけで意味あるよねー」って。

で、勝手にひとりで気分よくなって大学に行ったら。今日のゼミはそんな話に(笑)

就職活動中でリクルートスーツ姿だった彼曰く。
自分にちょっとだけ余裕があるのは、ここでいろいろな立場の社会人の人と
関わってるからだと思うって。だから大手じゃなきゃダメとか、××じゃなきゃダメ、
ってトコから自分自身を少し引いて見られるんだろうって。嬉しいコト言ってくれるよ

こうやって若い学生さんと関わることで、アタシも日々学んでます。
年長者としての努め、ミッションを教えられます。ありがと

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