コロナ禍の規制が厳しいので、大きなパレードなどは21日に延期された。
午前中、軍用機が空を何度か飛んでいた。

遠くに渡り鳥みたいに見えるのが飛行機。
今朝早くに二人で散歩をした。
30分だけだったけれどお天気が良く少し涼しかったので気持ちよかった。

歩いていると道端にお供えのようなものがある。8月22日がハングリーゴーストフェスティバルなので、彷徨う故人の霊をしずめるためにいろんな場所でロウソクや食べ物をお供えしてあるらしい。


注意して歩かないと踏んでしまいそうになる。
先日作ったあんこでお汁粉を作った。

甘いものが苦く感じない幸せ。
舌が完全に戻るのはあとほんのわずかだと思う。
今日で2月9日の手術からちょうど半年だ。
お腹を切ったことはつい忘れてしまいがちだが
おへそから縦に20センチ、しっかり傷は残っている。傷はちゃんとくっつき、痛みもない。
卵巣ガンが見つかってから10日余りで即手術してもらえたのは幸運だった。
シンガポール医療に感謝。
夕飯は鶏肉のトマト煮
だし巻き卵

南蛮漬けの漬け汁が残っていたので鶏の唐揚げを追加投入。
なんだか鶏肉ばかりの夕飯になってしまった。
偏ってるなぁ。
でも、腕の力が戻ってきて、鍋を持ったり
ガラスのボウルをぐっとつかんだりすることができるようになって嬉しい。
娘の日記に、
お休みでも出かけることや旅行などをせず我慢をしている人もいる一方で
旅行などをしている人たちもいて
モヤモヤしてしまうという気持ちが書かれてあった。
政府の要請で夏の旅行、帰省はなるべく控えて欲しい旨たびたび伝えられている。
のっぴきならない事情で帰省しなければならない人がいると思うし、人それぞれの考え方があって、シンガポールのように強制することはできないのもわかる。
いろいろ我慢している人から見たら、なんで?と思うこともあるだろう。
私は人生は「禍福は糾える縄の如し」と思っている。
また一方で、頑張っている人には絶対良いことが待っていると信じてもいる。
どうか想像力を使って考えて欲しい。
自分の大事な人がもし、毎日病院のコロナ病棟で休む間もなく働いていたら。感染者が多すぎて休めず苦しんでいたら。
もし、自分や大事な家族が感染してものすごく苦しくても病院がいっぱいで入院できなかったら。
実際ガンになる前は
ガンになった人の気持ちは正直わからなかった。それは当然だと思う。
ガンになってみて知ったこと、どんなに苦しいかも、なってみないとわからなかった。
コロナの人が増えることで
ガンの人たちの手術などが先延ばしされてしまったら…..そう考えると震える。
私もシンガポールにいるから順調に治療できているのかもしれない。
想像して考えて行動する。
何かを決める前によく考えてみよう。
私もシンガポールで想像してみる。
今は我慢の時。
日本の大切な人たちの健康が守られますように。
モヤモヤすることもあると思うけれど
みんなで頑張ろう。
私も早くみんなに会えるように
頑張る。