コロナワクチンが打てるようになったので
バナナだ!南国だぁ〜。
小川糸さんの「あつあつを召し上がれ」は作中に出てくるお料理の描写が素晴らしくて匂いがしたり湯気が見えるようだ。中でも「こーちゃんのおみそ汁」は泣ける。
本当に美しかった。
「ライオンのおやつ」は
牛タンって本当に美味しい。
ワクチンを打った部分が少し腫れ、
今日、主治医のレターを持参しワクチン接種に行ってきた。
痺れでふらつく私を心配して、だんなさんが付き添ってくれた。
バスを降り、信号待ちをしている時ふと見ると
バナナだ!南国だぁ〜。
「ワクチン」という言葉。
英語では「vaccination」。
初めて聞いたとき、
同じものを意味するとは思えなかったことを思い出した。
ワクチン会場でも
何度か速い英語に挫けそうになりつつ
なんとかドクターのいるブースまでたどりつくことができた。
だんなさんは早々に外に出されてしまった。笑
ドクターは欧米人で
髪の毛を後ろで一つに結んでいた。
メガネが似合うイケメン!
優しくゆっくり話してくれた。
抗がん剤の点滴針を刺す時の痛みに比べたらまるで蚊が刺したよう。
左腕の絆創膏を貼るのも超優しい。
それだけで今日はいい日だなぁ〜と思えた。
2回目は3週後。その頃は一人で来れるぐらい痺れが無くなっていたらいいな。
副反応が出る前に夕飯の下拵えをして
午後は読書。
数年前に読んだ本をもう一度読みたくなり
文庫本を、娘や友人に何冊か送ってもらっている。
小川糸さんの「あつあつを召し上がれ」は作中に出てくるお料理の描写が素晴らしくて匂いがしたり湯気が見えるようだ。中でも「こーちゃんのおみそ汁」は泣ける。
益田ミリさんのエッセイ「永遠のおでかけ」は3年前に単行本で読んだ。
益田ミリさんのお父さんが亡くなって4年経って、今年出た文庫本には単行本にはなかったエッセイが新たに加わっている。
時が経つのは早い。
後悔しないように
思い立ったらできることは行動にうつさなくちゃと思う。
エッセイの中に島根県安来にある「足立美術館」が出てくる。2018年に夫婦で行ったことを思い出した。お庭が絵画のようだった。
本当に美しかった。
日本に帰ったらまた行ってみたいな。
「ライオンのおやつ」は
2年前に読み
今、シンガポールでドラマ化されたものを観ている。
「あれ?原作とちょっと違うなぁ」と気になってまた購入し、送ってもらったものだ。
ガンになる前と後ではちょっと感じ方が変わった気がする。
こんな居心地の良さそうなホスピスが本当にあればいいのにな。
主人公の父が耳掃除上手という部分を読んだ時、そういえば札幌の父に子供の頃耳掃除してもらったことを思い出し、鼻の奥がツンとした。
札幌にLINE。
しょぼくれていた母も元気になり、父と二人で近所にある兼正寺まで散歩がてら私の回復をお祈りしてると言っていた。
父がお寺で撮った母の写真はとても
おしゃれで姿勢が良く、柔和な顔をしていた。
なんだかほっとした。
夕飯は大根、人参、牛蒡、豚肉の煮物。
二人で食べ切れる少ない量で作ってみた。
お野菜諸々、牛タンの塩焼き。
牛タンって本当に美味しい。
ワクチンを打った部分が少し腫れ、
左腕が重くなってきた。
明日は副反応出ちゃうかな。
元気だったらバンを焼こう。
日本は少し夏の暑さが和らいできたようだ。
夏バテせずみんな元気で過ごせますように。
私も母を見習い背筋伸ばして明日も頑張る。