テレビで見ていた。
すごい、すごい、すごい!
闘病してる時は親目線で見守っていた。
きっと苦しい治療の末、さらに苦しいリハビリを経て今日に至っているのだろう。
池江さんも怖くて苦しい日々があったんだろうか。
年齢は全く違うけれど
3年後、私も彼女のように元気になってテニスしていたい。
すごく励まされた。
ガンになってから
頭の片隅に常に「ガン」という言葉がある。
シャンプーしたのに、またシャンプーしたり、おかしなものが冷蔵庫に入っていたり、洗濯物を干し忘れたり。
なんだかぼーっとしているのは仕方ないのかな。
頭を空っぽにする時間が欲しかったので、
パンをこねることにした。
常夏のシンガポールはパンの発酵に最適。
バサついたパン生地に力をこめる。
たたいて、こねて、またたたく。
柔らかくてホワホワの生地は触ってると癒される。
不格好でも、いびつでも焼きたてのパンを味わえるのは特権だ。
心穏やかに、またパンを焼こう。