國枝伸哉 武蔵野金具屋 時代箪笥金具

燕市 国枝心哉 時代箪笥 金具師

掛け軸収納時代箪笥

2021年10月28日 | 骨董時代箪笥

掛け軸収納時代箪笥(長四角形)

掛け軸収納時代箪笥の概要

古代色黒染鉄 真鍮 洋銀による吉兆飾り金具

箪笥形状 両方の片開き扉を開放すると、通り抜け空洞です

天面には把手2ケ付いていて、何処でも持運び可能です 台座枠に乗せてあり

〇材料 集積桐材 13mm厚さ 長四角形箱 台座枠共 手作業で制作製品

〇箱全体の外寸法 長幅1200mm×横幅200mm×高さ200mm

〇箱内のり寸法  長幅1175mm×横幅175mm×高さ175mm

〇片開戸寸法 右側左側共に 横175mm×高さ175mm

〇台座枠寸法 長幅1240mm×横幅232mm×高さ68mm波形あり

〇塗装 長四角形 台座枠共 ウレタン油性マボガニー色で全面手塗仕上げ

〇箪笥箱内装 ナイロン製紫布 全四方面共のり貼り付

掛け軸収納時代箪笥 錠前及び装飾金具の名称

  写真をご覧になった上にご説明します

〇長四角形の箪笥の三面は、すべて十文字透かし装飾金具です

〇長四角形の箱前面は、扇面金具に 一富士二鷹三茄子の吉兆装飾部品を取り付けました

           縁起物のかぶの図柄金具2ケ両脇に取り付けました

〇長四角形の箱天面には 左側にふくら雀金具に 梅鶯兎 真鍮洋銀部品を取り付け

            右側に正面向兎金具に 竹雀蝶 真鍮洋銀部品を取り付け

〇左右の片開戸金具セットには 如意錠前に鍵2ケと 十文字透かし縦金具に如意蝶番3枚付けた

収納される掛け軸の使用方法

皆さんは掛け軸を、どの様に保管管理されていますか?、特に署名作家の掛け軸は、保存に関して十分に

注意されておられることと思います。掛け軸は和紙にて表具されていますから、取り出して床の間に飾るとしても、

常に息をしていると言われるほど、敏感で有る為取り扱え保管上、高温多湿は避けなければなりません。

大概な人は普段から、掛け軸の保管には、紙箱のタトウに入れた状態で、床の間のある部屋の地袋か天袋に

押し込んで収納保管していると思います。

写真をご覧になった上に、掛け軸収納時代箪笥の取り扱いを説明しますと、標準サイズのタトウ入れの

掛け軸でありますと、左右の片開戸の錠前をパイプ鍵で開けますと、通し空洞になりますので、両方から

3軸~4軸押し込むことが出来ますので、合計7~8軸は入ります。

涅槃図の掛け軸は3尺以内であれば収納可能です。また著名作家の文化的芸術作品の一幅は、作品を巻き上げて

太巻きの状態から桐箱に収め、布袋のタトウに入れましてから、二重の木箱である仕覆の収められた上に、

尚風呂敷に包まれて保管されます。

この掛け軸収納時代箪笥でありますと、高級な軸装でありましても、展示会開催の折には、パイプ鍵で

施錠解錠出来るので、密閉された状況で持運びが可能です。

日本家屋の広い座敷の床の間に、飾り置きましても見劣りしない、立派な掛け軸収納時代箪笥です。

時代箪笥の金具師として、何十年も携わってきた中で、金具はすべて手仕事にて日本中探してもない自作の逸品です。

貴重で大切な美術品の掛け軸を、保持保管されていられるお方は、出展会場へ持ち出される場合は、

把手が付いていますので持ち運びが非常に便利です、お気に召しましたならば30万円でお譲り致します。

メールアドレスabtuv9@gmail.com    tel 070-4501-5389

 

 

 

 



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