掛け軸収納時代箪笥(長四角形)
掛け軸収納時代箪笥の概要
古代色黒染鉄 真鍮 洋銀による吉兆飾り金具
箪笥形状 両方の片開き扉を開放すると、通り抜け空洞です
天面には把手2ケ付いていて、何処でも持運び可能です 台座枠に乗せてあり
〇材料 集積桐材 13mm厚さ 長四角形箱 台座枠共 手作業で制作製品
〇箱全体の外寸法 長幅1200mm×横幅200mm×高さ200mm
〇箱内のり寸法 長幅1175mm×横幅175mm×高さ175mm
〇片開戸寸法 右側左側共に 横175mm×高さ175mm
〇台座枠寸法 長幅1240mm×横幅232mm×高さ68mm波形あり
〇塗装 長四角形 台座枠共 ウレタン油性マボガニー色で全面手塗仕上げ
〇箪笥箱内装 ナイロン製紫布 全四方面共のり貼り付
掛け軸収納時代箪笥 錠前及び装飾金具の名称
写真をご覧になった上にご説明します
〇長四角形の箪笥の三面は、すべて十文字透かし装飾金具です
〇長四角形の箱前面は、扇面金具に 一富士二鷹三茄子の吉兆装飾部品を取り付けました
縁起物のかぶの図柄金具2ケ両脇に取り付けました
〇長四角形の箱天面には 左側にふくら雀金具に 梅鶯兎 真鍮洋銀部品を取り付け
右側に正面向兎金具に 竹雀蝶 真鍮洋銀部品を取り付け
〇左右の片開戸金具セットには 如意錠前に鍵2ケと 十文字透かし縦金具に如意蝶番3枚付けた
収納される掛け軸の使用方法
皆さんは掛け軸を、どの様に保管管理されていますか?、特に署名作家の掛け軸は、保存に関して十分に
注意されておられることと思います。掛け軸は和紙にて表具されていますから、取り出して床の間に飾るとしても、
常に息をしていると言われるほど、敏感で有る為取り扱え保管上、高温多湿は避けなければなりません。
大概な人は普段から、掛け軸の保管には、紙箱のタトウに入れた状態で、床の間のある部屋の地袋か天袋に
押し込んで収納保管していると思います。
写真をご覧になった上に、掛け軸収納時代箪笥の取り扱いを説明しますと、標準サイズのタトウ入れの
掛け軸でありますと、左右の片開戸の錠前をパイプ鍵で開けますと、通し空洞になりますので、両方から
3軸~4軸押し込むことが出来ますので、合計7~8軸は入ります。
涅槃図の掛け軸は3尺以内であれば収納可能です。また著名作家の文化的芸術作品の一幅は、作品を巻き上げて
太巻きの状態から桐箱に収め、布袋のタトウに入れましてから、二重の木箱である仕覆の収められた上に、
尚風呂敷に包まれて保管されます。
この掛け軸収納時代箪笥でありますと、高級な軸装でありましても、展示会開催の折には、パイプ鍵で
施錠解錠出来るので、密閉された状況で持運びが可能です。
日本家屋の広い座敷の床の間に、飾り置きましても見劣りしない、立派な掛け軸収納時代箪笥です。
時代箪笥の金具師として、何十年も携わってきた中で、金具はすべて手仕事にて日本中探してもない自作の逸品です。
貴重で大切な美術品の掛け軸を、保持保管されていられるお方は、出展会場へ持ち出される場合は、
把手が付いていますので持ち運びが非常に便利です、お気に召しましたならば30万円でお譲り致します。
メールアドレスabtuv9@gmail.com tel 070-4501-5389
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます