ワイン酒蔵酒田帳場時代箪笥
高級なワインや酒及びウエースキーの収納時代箪笥です。
手頃な大きさで総栗材で作られていた、古い年代物の帳場観音開き戸の、時代箪笥がひと昔に手にはいりました。
箪笥の外寸は正面幅680×高さ600×奥行き460mmの大きさです。
観音開き戸の扉板は、痛み傷がありますし、貧弱な金具が付いてありましたので、前板のみ取り替えました。
この古い帳場箪笥を手直しすべく、左右の観音開き戸板を、一枚ずつ木目がタケノコ模様の、欅材を使用して作り変えました、
観音扉戸板には、L型鉄板を使って額縁にして囲い、強度と扉が狂わないように補強し、ピッタリと合わせて仕上げました。
時代箪笥金具について
観音開き扉の前板には、新しく酒田飾り金具であしらい、雲形金具模様の錠前を取り付け、互いに本錠前と空錠前が組み込まれて、
三っ割鍵を使って解錠しますが、左扉の内裏側には閂止め差し棒が付いており、完全に密閉されて隙間が修正されました、
左右の扉とも縦金具は、如意模様で透かしがあり、〇のなかには壽文字が入っています。
又両扉には豪華で頑丈な、一枚大蝶番を取り付け、本物の酒田帳場時代箪笥へと変貌致しました
観音扉戸を開きますと酒蔵箪笥に❓
四つの間仕切りがある、総桐作りの抽斗が四箱出てきて桐箱には、四本の最高級ワインが収納出来るように、上下2段のワインケースです、
一箱に納められた四本の下位のワインをも、自由に出し入れが出来るように、設計してありますので、合計16本のワインが収蔵できます。
フランスの世界高峰ワイン「ロマネコンティ」をも、総桐箱のこの時代箪笥に、何年も収蔵しても賞味は変わりません❓❓
ワインは常に温度が14℃前後、湿度は70%前後が保存に適していると、現在は四季をエアコンにより設定すれば、日本家屋の場合でも、
広い客間のあるお座敷に置かれても、ワインの保存には快適化と思います。
酒田帳場箪笥の機敏性と、桐箱の気密性から箱内は、外部からの遮断され素晴らしい環境の元に、熟成された美味しいワインが、
何時いつまでもお飲みいただけますでしょう。
和風の広い客間の片隅に 静かに佇む 酒田帳場時代箪笥
お客様をお座敷にお招き頂く時に、酒田帳場時代箪笥の両方の扉を、三ツ割鍵で解錠して、桐の抽斗を引き出して、何年物のワインの
ラベルか紐解き、一本丁寧に取り出されて「飲むより語られよ」 本物のワインの香りと味わいをグラスに注ぎますれば、
時を刻むのを忘れさせる、粋な楽しみもあろうかと思います。
時代箪笥の金具師として、30年位前に製作し直して作り残していた箪笥です、10年前にワインを収蔵出来るように、抽斗を作り変えました。
日本中探し求めてもない自作の逸品です、最高峰の百万円以上もするワインを、16本も収納出来る素晴らしいワイン箪笥です。
ワインケースでワインを収蔵されている人々も、ワイン帳場時代の価値観からして、金具はすべて手仕事にて自信作の一棹です。
お気に召されますならば、お譲り致しますお値段は円です。よろしくお願いいたします。
メールアドレスabtuv9@gmail.com 問い合わせ番号 070-4501-5389
古物商許可証 巻第836号交付平成3年4月30日
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます