朝釣ってきたばかりの体長12~15センチの「小アジ」35匹。
普段ならリリースするサイズなのだが、レギュラーサイズが釣れなかったので急遽キープした。
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これを一匹一匹丁寧に3枚おろしにする。
大きくても小さくても手間は一緒なのに、35匹全部おろしても小さめのボール一杯分にしかならない。
ちくしょう。ちょっと悲しい。
でも、負けてたまるか。
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そして、アジの身をまな板の上に載せて、包丁でトントン叩くように刻んでいく。
リズムに乗って、♪トントントトントントントトントン・・・と叩いていると、子供たちが「何やってるの?」と覗きにくる。
ある程度細かくなったら、刻みネギと匂い消しのおろし生姜、適量の味噌を加えて、仕上げは手で全体に馴染むようざっくりとこねてやる。
(こね過ぎないように注意!)
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じゃじゃーん!
出来ました。アジの「なめろう」。
大皿にどどーん♪と景気良く盛りつければ、元が小アジだったなんて一体誰が想像するだろうか(笑)。
このままつまんで食べてもいいが、アツアツのご飯に載せて醤油をちょっと垂らしてやれば「ナメロウ丼」、そこに熱い番茶orだし汁をかけてやれば「ナメロウ茶漬」、数ムと海苔を用意して「手巻き寿司」、大葉を乗せてフライパンでこんがり焼いてやれば「さんが焼き」、などなど、そのバリエーションは無限に拡がっていくのである。
ひと仕事終えたお父さんは小鉢にひと盛り失敬して晩酌をちびちびやりつつ、後は女性陣に「お任せ」するというのもなかなか楽しいものだ。
今日は何が出来るかな?