剛柔流空手道志道館

日本剛柔流空手道連盟横山会、
志道館館長の日々感じた事を
記して行きます。

8月4日 考えさせられる・・・

2010年08月04日 23時44分30秒 | 日記
ブログ友達の、滝沢ロコさん、この方の今日のブログにはしばし考えさせられた。

昨年も聞かせて頂いたのですが、「思い出の貞子」広島の原爆で被爆し12歳で逝ってしまった子の話です。

戦争が有り、いかに戦争で悲惨な事が有ったのか、いかに戦争が愚かな事か、戦う事が愚かな事か、

とても胸にしみるお話でした。

しかし、自分達は空手を教えている。

空手は戦う時には武器に成ります。

要はこの武器をいかように使うのか?ここが問題なのです。

だから空手には空手道と成っているのですが、道が付く事で、何を学ぶのか?

道とは人の生き方、考え方、行動、作法、等々を学ぶのです。

と綺麗事を並べても、いざ身に火の粉が降りかかった時にどうするか?

それを瞬時に判断しなければいけない!?どう対処することがベストなのか?

これは日頃腹が決まって居ないと出来ない事で有ります。

優先する事は第一に、自分が存在出来る事。第二に相手を極力傷つけない事。

空手は自分の身を守る為に使うのだよ、愛する人を守る為に使うのだよ、と言い聞かせてはいるのですが・・・。

自分の思った通りに行かないのが世の常です。

とても難しいです。