剛柔流空手道志道館

日本剛柔流空手道連盟横山会、
志道館館長の日々感じた事を
記して行きます。

12月30日 大事な事

2011年12月30日 02時16分05秒 | 日記
年末にたまには武道の事でも書いてみましょう。

と言っても、力の出し方についての定義です。

手でやる事は肘が大事です。

これは何度も書いて来た事ですが、段中(中丹田)を中心に、又は正中線を対象に肘を同時に動かし、同時に止める。

そして、力を入れたければ、肘を脇に置く事。

力を入れるには、脇を締めれば出ますが、脇を締めるには、丹田を(下丹田)締めれば脇も締まります。

打撃力はスピード×重さです。

なので、スピードを出す為にはリラックスした状態で、肘を突きだす事です。

そして、伸びきる瞬間に丹田を締めて、拳を握る事です。

リラックスする為には、脇に肘を置かない方がいいですよ。

(脇に肘を置くと拳を打とうとする時に力が入ってしまいます)拳の作り方は道場の先生に聞いて下さい。

重さは、腕の重さは大したことは無いので、体重を掛けられる方が良いのですが、体制が崩れては元も子もないので、

体制を崩さない事、つまりバランスを崩すなと言う事です。

そして腕の力を出すには、土台がしっかりとしていなければいけません。

どういう状態がいいかと言うと、足が床をしっかりと踏めてる状態が良いです。

どうすればしっかり踏めるか?股関節を(太極拳で言うクワ)緩める事。

膝をつま先の方向と一緒にする事。

少しお尻を出してみると、緩みます。なので上半身は少~し前傾しますが、この方が足は踏めます。

勿論この時は、膝は曲がっていますよ。

その他にも、足の指は床をつかむ様にするとか、後ろ足は45度に開く方が安定するとか、

蹴る時の軸足の膝は動かすなとか有りますが、基本的な定義はこれ位でしょう。

この様な事を注意しながら、練習して、それが習慣に成れば次に進めるでしょう。

ですから、習慣に成る位練習をして、黒帯を早く締めましょうね~~~。


追伸:内の道場の子達に見せたくて書いてる事も有るのだけど、誰も見てますのコメントが無い!
   寂しい話だね~~。