和泉社会保障をよくする会（和泉社保協）は２５日（金）、和泉市内で第５回総会を開催し、２０１１年度活動報告、決算報告・監査報告、２０１２年度の活動方針（案）、予算（案）などが採択されました。
運動方針案では、憲法９条と２５条を社会保障を充実させる運動の基調として位置づけ、大阪社保協と連携して全国的・府的課題に連帯してとりくむ、学習と市民要求実現のために力をあわせる、市民のいのちとくらしを守る運動に取り組む、組織の拡大強化、とりわけ個人会員（一口年会費1,000円）を増やすことが呼びかけられました。
総会の質疑討論では、市職労病院支部から市立病院の経営形態見直し問題について、共産党議員団から生活保護相談が増えている実態や介護保険料の滞納による問題などの相談活動の実際や６月議会に向けた課題について、まちかどデイハウス「杉の子」から補助金削減のもとでの運営の困難について、府職労和泉保健所支部から職員基本条例の問題や市立病院の経営形態見直しに関わって母子センターの独立行政法人化が経営方針優先でもたらした実態について、などが報告、討論されました。
また、南池田第一保育園保護者会から民営化計画の見直しを求める請願署名への協力を求める訴えが行われ、参加者はさっそく署名に応じました。
総会第二部では、大阪社保協事務局長の寺内順子さんをむかえて「地域社保協の課題」と題して記念講演をおこないました。
市職労としてもひきつづき団体会員として、また個々の役員が個人会員として和泉社保協の活動がさらに広がり、社会保障の充実につながるように、ともにとりくんでいきます。
